カンボジアに「安心して暮らせる家」を届けたい!大学生が挑む住宅建築ボランティア

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派遣を終えて🇰🇭なつみ

2025/3/31 13:07

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GV派遣を終えて


皆さんこんにちは、なつみです。

この度は、クラウドファンディングへのご協力誠にありがとうございます。

このGV(Global village)派遣を無事に終えることができたのも皆様のご支援、ご声援のおかげです。改めて感謝申し上げます。


私自身、今回のGV派遣のような「国際協力」の分野は元々興味があり、自分の将来に置き換えて考えた時期がありました。しかし高校や大学で学びを深めていくにつれ、国際協力はとても果てしないものだと感じ、なんの専門知識もない自分が現地に赴き、力になろうと行動を起こそうとしたところで、何も意味は無いのではないだろうか、ただ無力なだけなのではないか、自己満に過ぎないのではないか、と感じていました。

今回、「なんでも経験だ!」と思い少々軽い気持ちで挑んだGV派遣ですが、現地に足を運んで初めて感じるもの、得られるものがたくさんあり、それを自分自身で吸収できたこと、この機会を逃すことなく活動に携われたことに心から感謝の気持ちでいっぱいです。


今回のワークでは、ホームオーナーさんの協力のみにとどまらず付近の住民の方々も足を運び、活動を手伝ってくださる様子が見られました。その際、言葉が通じなくても、その場のノリや表情で彼らと心を通わせる瞬間がたくさんあったことが思い出されます。私はクメール語は全く分かりませんが、クメール語で「テイッテイッ」は日本語では「少し」という意味で、これはワーク中に何度も聞いたので勝手に覚えることが出来ました(笑)私たちが作業の重労働に疲れきって「もうOK?」「これでどう?」などと状態を逐一確認する度に「テイッテイッ」と言われ、その度に「こんなに頑張ってもまだなのか、、」と思いながらも、みんなで声をかけあって気合いを高めながら作業をしていました。


ホームオーナーさんや近隣の住民の方々と関われたことはとても嬉しかったのですが、ワークで汚れることを知りながらも綺麗なお洋服を着たままだったり、履物は毎日ビーチサンダルだったり、、気温が38℃で日本でいう夏の暑さにもかかわらず、長袖を重ね着していたりボアのハットを被っていたり、、汗水垂らしてワークを手伝ってくれる彼らの服装に疑問に思うばかりでした。「もっと汚れてもいい服装や、気温に見合った格好をすればいいのに」と思いましたが、それと同時に、私たちの感覚ではそう思うことはごく自然なことだけど、彼らにとってはそれは当たり前ではないのでは?と感じました。実際に毎日同じ服を着ている人を子供から大人まで何人も見かけ、私たちの当たり前と彼らの当たり前が大きく違うということに気付かされました。

また、彼らの住んでいる家をまじまじと見ては咄嗟に、「壁がなくてかわいそうだな」「電気が通ってなくてかわいそうだな」と思う自分がいました。しかし、「かわいそう」と思えるのは私たちが、壁があって電気がついてエアコンがあって、、というように何一つ不自由ない住環境があるからだと感じ、自身の感覚で彼らを「かわいそうな人」と見てしまうのは間違っているとも感じました。彼らの当たり前と私たちの当たり前であったり、彼らの幸せと私たちの幸せを一緒に考えてはいけないと感じました。


私は日本に生まれ、ずっと日本で暮らしているため、衣食住が整った環境に身を置き、その上に私の人生があります。そのため、毎日違う服を着て美味しいものをお腹いっぱい食べることができて、安心安全な心も体も穏やかに休まる住まいがあります。

しかし今回のGV派遣で、人間が生きる上で必要な「衣食住」が整っていない発展途上国でその「住」の部分、「家を建てる」という、彼らの生活の基盤を整える活動ができたことが、今でも信じられないぐらい本当にすごいことだと思いました。

「なんの専門知識もない一端の人間になにができる!」と思っていましたが、ホームオーナーさんの人生をより良くするお手伝いができたこと、それを喜んでもらえたこと、彼らの笑顔が見られたことが心から嬉しく、GV派遣で得られた全てが自分にとってかけがえのない財産となりました。


クラウドファンディングは今日が最終日です。残り短い時間ですが、少しでもこの輪が広がっていくことを願っています。

皆様よろしくお願いします。


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〒4300929

静岡県浜松市中央区中央2丁目1-1

Representative:西山優希菜

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