Story
教育格差の渦中にある子どもたちを対象に、英語の絵本や児童書を一冊プレゼントし、読み聞かせを行います。
週に一度の学習指導では埋め難い、子どもたちの英語力向上に向けたキャンペーンです。
アメリカの大手出版社スカラスティック社(『ハリーポッター』シリーズや『シャーロックホームズ』シリーズなどの一般書籍等を扱っています)による協力で本企画は実現しました。
お一人様3,000円の寄付に対し、一冊の洋書をプレゼントすることができます。
■ 中2の塾生が書いた答えは、"You is ・・・"
私たちは2014年以来、教育格差に苦しむ子どもたちを対象とした食事つき個別指導型無料塾ステップアップ塾を運営し、都内の子どもたちを中心に学習支援を行ってきました。https://stepup-unesco.com
その中で見えてきたことは、英語塾などに通うことができない子どもは、英語が著しく苦手な傾向にあるということです。
ある日のこと。塾で私たちが驚いたのは、中2の塾生が自分のワークブックに書き込んだ「You is ~.」の解答でした。その塾生は毎日学校に通い、他教科に関しては平均的な成績を修めていた生徒でしたので、勉強が苦手な子どもでは決してありません。学校の授業をさぼっていた様子もないのに、英語についての理解度だけがかなり低かったのです。以来、他の塾生の英語の理解度を意識的に確認してみましたが、毎年平均を下回る中学生が何人もいることに気づきました。
ご存知の通り一般的な基礎教育における日本の英語教育は、他言語の習得と言う高い目標があるにも関わらず、一人一人に充分な時間を割くことのない、教室を基準とした一斉授業で実施されています。学校外での英語学習の場を持つ子どもとは、習得度に大きな差がつきやすい結果が出ているにも関わらず、看過され続けて来た「哀しい」科目といえます。
そこで私たちは、アメリカの大手出版企業・スカラスティック社の協力のもと、洋書の絵本や児童書を子どもたちにプレゼントすることで英語に親しんでもらおうと、今回の企画を思い立ちました。洋書を受け取る子どもたちには単に洋書をプレゼントするだけでなく、ステップアップ塾のボランティア講師から「読み聞かせ」の機会を提供します。
教育格差にあえぐ日本の子どもたちが世界に羽ばたくきっかけを、あなたのご寄付でご支援くださりますよう、お願いします。
ご寄付をして下さった方には、後日、サンクスカードをお送りします。
■ 寄付金の使いみち
みなさまからいただいたご寄付は、
・洋書の運搬費
・ボランティア講師の交通費
・印刷費(キャンペーンチラシ、サンクスカード等)
・サンクスカードの発送費
・消耗品費
・教室会場費
を中心に使用し、余剰金はステップアップ塾およびSTUDY CAMPの運営費として使用させていただきます。
キャンペーン主催者・協力者
• 主催:NPO法人維新隊ユネスコクラブ
• 協力:スカラスティック社
• 洋書プレゼント対象:ステップアップ塾生及びSTUDY CAMP利用者
• キャンペーン期間:12/6~25(水)
• 寄付決済方法:クレジットカード(Synvable)または銀行振込