Story
児童養護施設を卒園する子どもたちの夢を叶えて下さい
児童養護施設「平和園」園長の星里佳です。
平和園には、2歳から18歳までの30名の子どもたちが暮らしています。彼らの多くは、家庭環境や社会的な理由で心に傷を負っており、私たちはその心を癒し、未来への希望を育む場となるよう努めています。
中でも今年の春、18歳になる高校3年生の3名の卒園生たちは、長い年月をこの施設で過ごしてきました。彼らは、幼少期から平和園で育ち、人生の大きな節目を迎えるこの春、ついに巣立っていきます。
そして、彼らにとって大きな思い出となるはずの卒園旅行が、急遽、危機に瀕しています。
卒園旅行がキャンセルの危機に
実は、ある方から「卒園生に沖縄旅行をプレゼントしたい」と言っていただいたことがありました。10月に施設を訪れていただき、沖縄で行きたい場所ややりたいことを一緒に考えて、日程まで調整してくださったのです。
卒園生たちはその知らせを聞いて、大喜びしました。「本当に沖縄に行けるんだ!」と、顔を輝かせながら期待を膨らませていました。
しかし、旅行の日程が近づく中、その方からの連絡が途絶えてしまいました。何度もこちらから連絡を取りましたが、音信不通に…。最終的に、「事業の都合で卒園旅行の支援が難しくなった」というご連絡をいただきました。
卒園生たちの夢を諦めたくない
私たちは、勇気を持ってご連絡いただいたこと、支援をしようと思って下さったことに心から感謝の気持ちを伝えましたが、一方で子どもたちに伝えるべき現実がとても辛いものであることを痛感しました。沖縄旅行は、彼らにとっての夢でした。
今、私たちはその夢を絶対に諦めたくありません。卒園生が、この平和園で過ごした最後の思い出として、沖縄の青い空と海を心に刻んで巣立っていけるよう、何とかして実現させたいのです。
ですが、施設の予算では到底実現することはできません。そこで、皆さんの力を貸していただきたいと思っています。
交通費、宿泊費、食費等合計で 30万円 の支援が必要です。
卒園生たちの夢を、皆さんの温かいご支援で叶えてください
私たちは、この旅行が子どもたちの人生にとって忘れられない経験となり、希望に満ちた未来への第一歩となると信じています。
卒園生たちにとって、平和園での生活は決して楽なものではありませんでした。それでも、彼らは前を向き、今この瞬間に一歩ずつ踏み出しています。その最後の大きな一歩を、私たち全員の力で支えていただければと思います。
どうか、温かいご支援をお願い申し上げます。
15年間、共に笑い、泣き、成長してきた子どもたち。新しい人生への一歩を踏み出す前に、最高の思い出を作らせてあげたい。どうかお力を貸して下さい。
▼支援方法
下に表示されているボタン「寄付して支援する」から支援することが可能です。
少額でも大歓迎です。皆様のお気持ちが、卒園生たちにとってかけがえのない力となります。
卒園生たちの夢を叶えるため、どうかご協力をお願い申し上げます。
※寄付時に「団体からのお知らせを受け取る」にチェックマークを入れて頂きますと、活動報告をアップした時にお知らせが届きます。
定期的に活動報告をアップしていきたいと思いますので、ぜひお知らせを受け取って頂けると嬉しいです。