はちろうプロジェクト設立15周年―未来の八郎湖再生を担う次世代育成にご支援を!【バースデードネーション】

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鎌田洋平(かまへー)

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Story

こんにちは!

NPO法人はちろうプロジェクト(はちプロ)事務局の鎌田です。

はちプロは2009年12月に設立され、15周年を迎えました!

次の15年も八郎湖再生の活動が継続し、その担い手となる若者たちを育て続けるため、皆さまのご寄付をぜひともお願いいたします!!

画面右下の「支援する」ボタンで1,000円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです!

※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。

■ 小・中・高・大そして社会人へ―八郎湖再生の次世代を育てる仕組み作り

NPO法人はちろうプロジェクトは、秋田県の八郎湖流域をフィールドに、環境学習、八郎湖と住民をつなぐ流域ネットワーク構築、社会起業家の育成などの事業を通じて、未来の八郎湖再生を担う人材を育てる活動をしています。

2009年の設立以来、独自の「環八郎湖環境学習プログラム」を開発し、主に八郎湖流域小学校4・5年生を対象とした出前授業を実施してきました。

https://hachiro865.net/envedu.html

近年は中学生以上向けのプログラムも開発して高校・大学での実践も増やしている他、「八郎潟モグリウム」「はちプロ学生部」といった事業により、主体的な学びを深め次世代育成につなげる取り組みも実践しています。

  • 八郎潟モグリウム:八郎潟干拓前の水草(モグ)を復活させ、育てている水槽。八郎湖周辺の小学校・高校・大学・公園・企業など、15か所に設置している。最終目標は、モグリウムで育てた水草を八郎湖に植え戻し、環境再生につなげること。
  • はちプロ学生部:八郎湖に関心を持つ大学生を集めたグループ。2024年度は秋田県立大学・秋田公立美術大学・国際教養大学・秋田大学の学生計40名程度が参加。八郎湖での生きもの調査、モグリウムの定期調査、定例会などを通して、八郎湖の体験・交流の機会を作っている。

https://hachiro865.net/mogurium.html

おかげさまでコロナ禍を越えて実施回数が大幅に増え、2023年度は年間で68回、受講延べ人数は1,949人を数えました。

通算でも、14年間で延べ15,901人にプログラムを受講していただきました。


こうした実績が評価され、

  • 2023年:秋田県環境大賞(団体部門)
  • 2024年:環境省・地域環境保全功労者表彰

をいただくことができました。

■ 自然と人間の共生を学ぶ場としての八郎潟・八郎湖

八郎湖はかつて八郎潟と呼ばれ、全国第2位の面積と豊かな漁場を誇り、子どもたちの遊び場ともなる、自然と人間が共生する場でした。

しかし、戦後の食糧難という時代背景の下、国内最大規模の干拓工事が行われて大潟村が生まれ、湖の面積は約5分の1となりました。

干拓地では大規模で先進的な農業が行われるようになった反面、残された八郎湖は水質悪化によるアオコの発生、ブラックバスに代表される外来種の増加、そして地域住民が寄り付かなくなったことによる関心低下といった問題が起こっています。

詳細は当法人の代表理事・谷口吉光が著書「八郎潟はなぜ干拓されたのか」にまとめていますが、八郎潟・八郎湖が辿ってきた歴史は、日本の環境問題について考える上でも重要な示唆に富んでいます。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784870204218


私たちはこのことを「環八郎湖環境学習プログラム」「八郎潟モグリウム」「はちプロ学生部」を通して子ども・若者に伝え、将来八郎湖や環境に貢献できる次世代として育ってもらいたいと考えています。


■ 次の15年に向けて―世代交代の必要性

こちらは、2022年に行ったはちろうプロジェクト役員会での集合写真です。

はちプロはこれまで15年間、主要役員はほとんど変わらずに運営してきました。

その結果、設立当時に50代・60代だった皆さんは、60代後半~70代に差し掛かっています。


鎌田は2014年に職員となり、10年に渡って役員の皆さんと一緒に活動してきました。

元々八郎湖には縁もゆかりも無く、完全にゼロからのスタートでした。

ですが、熱心に話を聴き、参加してくれる子どもたちに支えられ、ここまでこの仕事を続けてくることができました。

これまでの活動を通して、八郎湖は「干拓により、人間の手で大幅に改変された環境を、人間の手でどう再生させられるのか」(ある学生部メンバーの言葉)を考える場として、子ども・若者が関心を持つ場所だということを感じてきました。

「環八郎湖環境学習プログラム」「八郎潟モグリウム」「はちプロ学生部」の活動が徐々に定着し、次世代の芽は着実に育ってきています。

  • 環境学習で八郎湖に関心を深めた親子兄弟姉妹が、はちプロ会員となる。
  • 約10年前に環境学習を受けた小学生が大学生になって、学生部メンバーになる。
  • 高校の科学部でモグリウムの研究をした学生が、研究継続のために秋田県立大学に入って学生部メンバーになる。
  • 元学生部メンバーで八郎湖の研究をしてきた学生が、八郎湖の佃煮屋で働き始める。

このような事例が少しずつ増えてきたことは、私たちの活動成果として誇れるものです。


しかし、彼らが八郎湖再生を担う次世代として活躍するまでにはもう少し時間が必要ですし、ましてや八郎湖の環境再生には何十年という継続的な取り組みが必要になるでしょう。

つまり、はちプロのこれまで15年間の取り組みをつなげ、次の15年間に向かっていくためには、彼らのような若者たちへの世代交代が必要不可欠だということです。

■寄付金の使い道:次世代につなぐための運営体制作り

寄付金は、圧倒的に不足している職員の人件費に充当させていただきます。

当法人では出前授業・講座1回あたりの基本料金(事前打合せ・準備代含む)を2万円としているので、2万円×(2023年度無償実施分)25回=50万円を目標に設定しました。

おかげさまで環境学習プログラムの実施回数は、コロナ禍も越えて年々増え続けています。

2024年度は80回を超える見込みで、現在の鎌田1人の事務局体制では人手不足が深刻です。

私たちの作り上げてきたプログラムが認められ、依頼回数が増えること自体は喜ばしいことなのですが、これ以上増えると団体の運営が厳しくなるというジレンマがあります。

上記表にまとめた通り、当法人の環境学習プログラムの実施方法としては、主催学校(団体)から料金をいただいての有償実施、秋田県の委託事業の一環としての実施、そして無償ボランティアでの実施、の3種類に分かれます。

県委託事業での実施は上限回数が決まっており、それを超えた分の回数は無償でお引き受けしているのが実情です。

私たちは未来の八郎湖再生を担う人材を育てることを目的としているので、依頼はなるべく引き受けたいと考えています。

これまでは運営資金の不足分を助成金事業などを活用して埋めてきましたが、ここ2年のように無償実施回数が20回前後ともなってしまうと大幅な赤字となり、団体の存続自体が困難となっています。

これまで述べてきた理想はありつつも、資金的にもマンパワー的にも限界が近いのが現状です。


私たちはこの問題に対し、次のような対策を考えています。

  1. 八郎湖再生次世代を育てる仕組みを作り、その中から若い世代の会員を増やす。
  2. 事務局2人以上の体制を敷き、次世代の担い手を雇用できるようにする。
  3. はちプロの現状と目標を皆さんに共有し、賛同していただける皆さんからの寄付によって支えていただく運営に変えていく。

今回の寄付キャンペーンは、次の15年に向けた私たちからのメッセージでもあります。

ここまでメッセージを読んでご賛同いただけた方には、ぜひとも寄付だけでなく会員になっていただき、はちプロを支える仲間になって下さると、大変うれしいです(もちろん、寄付だけでも大変ありがたいですが)。

https://hachiro865.net/joinus.html

■ 最後に:谷口代表理事からのメッセージ

はちプロはこのたび設立15周年を迎えました。

私は2023年に石川紀行前代表のあとを継いで代表理事になり、2024年3月には24年間勤めた秋田県立大学を定年退職して、はちプロの運営に本腰を入れ始めました。

とはいえ、はちプロを切り盛りしてくれているのはたった1人の専従職員・鎌田洋平君です。

はちプロの活動を次の世代につなげていくためには、組織改革が必要ですが、そのための資金やマンパワーがまだまだ足りない状況です。

皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。

〒0181618

秋田県南秋田郡八郎潟町川口531-1

0188748686

https://hachiro865.net/

Representative:谷口吉光

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