11月24日は、川崎哲の56才の誕生日です。ピースボートと核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)で長く活動してきた川崎哲が現在力を入れているのは、来年2月8~9日の東京での「被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム」の開催です。7年前には、核兵器禁止条約が国連で採択され、ICANがノーベル平和賞を受賞しました。今年は、世界的に核の脅威が高まる中、日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。こんな今だからこそ、核兵器の禁止と廃絶への流れを確かなものにしたい。被爆80年の幕開けに、東京で大きな国際市民フォーラムを成功させて、国内外に強いメッセージを発信したい。川崎をはじめ、キャンペーンのスタッフやボランティアが日夜準備している国際市民フォーラムの開催を、「バースデー・ドネーション」という形でぜひ応援をしてください!
Story
川崎哲の56才の誕生日に、プレゼントの代わりに、「被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム」開催のためのご寄付をお願いできませんか。
画面右下の「支援する」ボタンで、簡単に寄付できます。
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が一般社団法人核兵器をなくす日本キャンペーンへ寄付されます。
■ 今こそ核兵器にNO!
ピースボート共同代表で核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の国際運営委員兼会長をつとめる川崎哲(あきら)は、今年4月の一般社団法人核兵器をなくす日本キャンペーン立ち上げにも尽力し、現在、同法人の専務理事をつとめています。日本が一日も早く核兵器禁止条約に署名・批准することをめざして、事務局スタッフや多くのボランティアと共に、日々活動しています。
川崎はこれまで、被爆者の皆さんと共に、核兵器の非人道性を世界に発信する活動に力を入れてきました。世界中の人びとの声が大きなうねりとなって、2017年、国連で核兵器禁止条約が採択されました。この年、ICANはノーベル平和賞を受賞し、川崎はその一員としてノルウェー・オスロでの授賞式に参加しました。今年のノーベル平和賞は、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)に授与されることが発表されました。被爆者の皆さんが続けてこられた証言活動が、核兵器は決して使ってはならないという「核のタブー」を形成するのに貢献したと評価されたからです。ノーベル委員会がそのような決定をした背景には、世界各地で戦争が拡大し、このままでは核兵器がまた使われかねないという危機感があったからでしょう。今年12月10日にオスロで行われる日本被団協への授賞式には、川崎も、日本被団協の代表団の一員として参加します。
■ 被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム
核兵器をなくす日本キャンペーンは、来年2月8~9日、東京・広尾の聖心女子大学で「被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム」を開催します。
各国からゲストを招き、核兵器の非人道性を改めて明らかにし、核兵器をなくすために私たちにできることを考えます。専門家もそうでない人たちも、世代や国境をこえて、幅広く集まれる場を作ります。会場に数百人が集まり、オンラインで全世界とつなぎます。
3月には、ニューヨーク国連本部で核兵器禁止条約の第3回締約国会議が開かれます。その一カ月前に国際市民フォーラムを開催することで、被爆国・日本から国際社会に向けて、核兵器廃絶への明確な提言を発信していきたいと思います。そして、被爆者と若い世代が手を取り合って、戦争も核兵器もない世界をめざす大きな運動を始めていきます。
■ 寄付金の使いみち
「被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム」は、2日間の国際会議で、約1000万円の予算を見込んでいます。海外ゲスト1人を日本にお呼びした場合、渡航費、宿泊費、食費、薄謝などを込みで約50万円かかります。東京から広島や長崎へと足を運んでいただく場合には、さらに費用がかかります。国際会議としては、通訳・翻訳の費用が全体として約100万円かかります。オンラインで配信し、世界中から視聴できるものにするためには、やはりそのための設備や技術の費用として約100万円かかります。当日は多くのボランティアの皆さんに手伝っていただくとはいえ、ボランティアの皆さんにも当然、交通費やお弁当などを支給しなければなりません。核兵器をなくす日本キャンペーンでは、これらの大部分を皆さまからの寄付金に頼って集めております。参加のためのチケットも販売しますが、チケットはなるべく安価に抑えて、多くの人びとが参加しやすいものにしたいと思います。
このバースデー・ドネーションでは、1,000円からのご寄付を受け付けますが、できれば10,000円単位のご寄付を頂戴したいです。「被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム」では「協賛金」(個人・団体)を1口10,000円に設定しており、1口につき「2日通しチケット」を1枚贈呈します(最大5枚まで)。今回のバースデー・ドネーションで10,000円以上ご寄付くださった方は「協賛」扱いとして、上記の通りチケットを贈呈します(詳しくは後日個別にご連絡します)。
リンク
核兵器をなくす日本キャンペーン
https://nuclearabolitionjpn.com/
被爆80年 核兵器をなくす国際市民フォーラム