まちをつなぎめぐらせるローカルメディア『森ノオト』を続けたい!記事づくりを支える55日間のクラウドファンディング!

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森ノオト編集部

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【イベントレポート】トークイベント「寄付メディアのサステナビリティ〜続けるために取り組んでいること〜」

2024/12/20 16:19

【イベントレポート】トークイベント「寄付メディアのサステナビリティ〜続けるために取り組んでいること〜」 Main Visual

認定NPO法人森ノオトは、2024年11月1日から12月25日まで、メディアを続けるためのクラウドファンディングに挑戦しています。


12月14日(土)、クラウドファンディングの企画として、トークイベント「寄付メディアのサステナビリティ〜続けるために取り組んでいること〜」を開催しました。


イベントは、寄付月間の公式認定企画「寄付月間@日本大通実行委員会」のイベント会場内で行い、会場に足を運ばれた皆さまを中心にご聴講いただきました。


当日のトークイベントの様子をお伝えします。

イベント概要

(当日の登壇者。左から佐藤沙織、松園智美、梅原昭子、北原まどか、佐藤美加)


日時:2024年12月14日(土)

会場:神奈川県住宅供給公社ビル1F(横浜市中区日本大通33番地)

登壇者:北原まどか(認定NPO法人森ノオト理事長)、梅原昭子、佐藤沙織、佐藤美加、松園智美(森ノオト編集部スタッフ)

内容:メディア『森ノオト』について、寄付で運営するメディアについて、『森ノオト』のこれまで、記事の紹介や編集の様子、NPO法人の土台づくりについて


トークイベント「寄付メディアのサステナビリティ〜続けるために取り組んでいること〜」

当日は、メディア『森ノオト』の紹介から始まり、市民ライターの伝えたい思いを発信していくために、森ノオトの記事づくりに共感してくださる方からの寄付を原資にメディアを運営していることを語りました。


創刊15周年!一人の編集者とママさんライターから始まった森ノオト


北原:2009年11月に、「青葉台発・地元のエコ発見メディア」と銘打ち、青葉台から半径15分の範囲の地域情報の発信からスタートした森ノオト。

初代編集長の私・北原が一人で記事を書いたり、寄稿を集めたりして運営していたところから、徐々に読者のママさんをリポーターとして募り、記事を書いてもらうようになっていきました。


そこから毎月の編集会議といった、記事を通じたコミュニティが育っていきます。2017年から編集者が二人体制になり、二代目の編集長梶田亜由美を経て、2024年から編集者が4人体制に。


メディアも、組織も、誰か一人がやり続けるのでは「持続可能」ではない。人や形を変え、バトンタッチしながら続けていけることが大切だと感じています。


市民ライターと4人の編集者でつくる今の『森ノオト』とは?

2024年から、編集長を置かずに4人のチームリーダーが編集部を担う形に移行した森ノオト。どのように活動してきたか、掲載した記事を軸に語りました。

取り上げた記事は以下の6記事です。


「おはよう」からはじまる1日をかさねて15年。嶮山小学校学援隊 大原義男さん

ALL DOGS AND HUMANS WELCOME!人と犬と自然が若草台のカフェでつながる。DOG GOODS& CAFE「SHEi」

子どもたちのサードプレイスに! たまプラーザの私設図書館「ぷらに」ってどんなとこ?

今なら笑える?日常の隣にある子育てのドキドキノオト

もったいないから見えてきた「等身大の“浜なし”農家」えのき園

森ノオト編集部「毎日がロケハン♪」チームがゆく!大学学食めぐり 日本体育大学編


佐藤(沙):DOG GOODS& CAFE「SHEi」の記事をきっかけに、森ノオトのライター活動をスタートしたライターさんは、その後「SHEi」で働き、ご自身が取材した方がその場に足を運んでくださったそうです。一つの記事から誰かが一歩を踏み出し、人と人がつながっていく様子を見ることができました。メディアを続けていくことで、そんな輪がじわじわと広がっていくのではないかと思っています。


佐藤(美):森ノオトの記事は、全ての人に100点満点ではなく、誰かにとっての1000点、みたいなものがたくさんあります。私自身も、子どもの不登校で悩んだ時期に地域の居場所の記事を見つけて「これは私たち親子のための記事だ!」って感動した経験が。そういう記事づくりが許されるのがローカルメディアではないでしょうか。これからもたった一人にでもとびきり刺さるような記事が増えていったらいいな。


松園:私が応援したいと思っている、まちの一つの側面が農。あるライターさんが、私も注目していた農家さんの取材に意欲的に取り組んでくれたことがあり、記事づくりを通して、一緒に農家さんを応援してくれる仲間を増やせることに気づきました。森ノオトは書くコミュニティ。ともに記事をつくることは難しい作業でもありますが、編集会議で関係性を築き、思いを同じくする仲間ができるのが『森ノオト』だと、今年1年の編集業務を通じて感じました。


梅原:市民参加型でやっていくのが、私たちNPOの目指すところです。地域に関わる手段としての、ライター活動を活用してほしいと思っています。市民ライターは、市民社会をつくる、強くする入り口の一つだと思っています。


北原:森ノオトが始まって15年。運営している人が変わっても森ノオトは続き、さまざまな人が関わることで、より豊かになっています。

編集部では4人のリーダーが毎週定期的に、現在進行している記事について情報共有を行なっています。記事のテーマや、書き手の思い、編集としてまとめたいことなどを、チームとして考えることで、運営を続けるためのうまい循環が生まれているのではないかと感じています。


松園:記事づくりを行なうには、ライターさんとの丁寧なコミュニケーションが大切で、それを続けていくには、複数の編集者で編集にあたる体制が重要だと実感しています。

市民ライターメディアの編集とは、ライターコミュニティも運営する新しい仕事なのかもしれません。


これまで土台づくりをしてきたからこそ、編集体制を変化できた

梅原:メディア『森ノオト』の編集体制を変えられたのは、私たちNPO法人の運営体制を安定させられたことが土台としてあります。

法人を運営する事務局メンバーの9割は子育て世代、同じ保育園に通うママ同士で助け合ったりと、家族ぐるみの付き合いをしていく中で、信頼感が育まれてきました。子育てに限らず、地域にある資源や支援を知って活用し、そこで互いの生活をサポートしあえるつながりが生まれたことで、NPO法人の運営の土台をつくったのではないかと思っています。地域に守られているから、活動に注力できるし、変化を重ねて今の形に至っているのではないかなと思っています。


北原:横浜のNPO仲間と一緒に子育て当事者の声を政策に届ける活動をしているのですが、子育て環境について「こんなサービスがほしい」という声が多く挙げられる一方で、実はすでにサービスや支援は充実しているのに、それに気づいていないというケースも多いです。私たちローカルメディアは、そんな差し伸べられた手をひろって、必要としている方に届ける役割を果たしていると言えます。

この会場にお集まりの皆さまの活動が、まさにそんな支援活動の一つです。寄付という新しい循環を生み、互いの活動を応援しあえるような輪を広げていければいいなと思っています。


▼当日は、寄付月間@日本大通のイベント会場にて、神奈川県でさまざまな社会課題に取り組む活動をしている個人や団体の皆さまとご一緒させていただきました。

https://kifu-kosha33.jimdofree.com/2024%E5%8F%82%E5%8A%A0%E5%9B%A3%E4%BD%93-%E5%80%8B%E4%BA%BA/


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当日ご聴講いただいた皆さま、ありがとうございました!


認定NPO法人森ノオトでは、11月1日から12月25日の期間に、メディアを続けるためのクラウドファンディングに挑戦しています。


目標金額は100万円。ご寄付は原稿料や記事編集費、サイトサーバー代等に大切に使わせていただきます。寄付・情報のシェアによる応援をどうぞよろしくお願いします!


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〒2270033

神奈川県横浜市青葉区鴨志田町818-3

0455326941

https://morinooto.jp/

Representative:北原まどか

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