☆富士見公園の猫たち、公園に戻さず全頭保護の決断。 公園ユニットハウスシェルター移動で数頭を他の団体様へお世話と管理を委託。白血病リンパ腫の猫・FIPの猫たちは、TNR日本動物福祉病院で入院治療継続中
開園を待つ、富士見公園です。
富士見公園再編工事のために、公園内にいた地域猫たちは、公園にユニットハウスのシェルターを設け、一時保護されボランティアさんのお世話で暮らしてきました。
富士見公園猫をお世話してきたボランティアさんたちに毎日お世話をしてもらいながら、里親募集も行いました。
白血病、リンパ腫、FIP猫腹膜炎と病気も生命にかかわる重い病気の猫が多く、治療続きで今もまだ大変です。
が、公園は工事が終了し開園となりますため、期日までに、猫シェルターのユニットハウスを撤去しなければなりません。
ずっと思っていたことですが、一度保護した猫たちを、公園に戻すことはしたくありません。
まして思っていた以上に病気の子が多く、川崎市行政側との話し合いの中でも、出来れば公園に戻さない方法を取れたら一番良いという考えで一致し、検討してまいりました。
結論として、ユニットハウスごとどこかに移動して、それから残る数頭の猫たちも最終的にボランティアさんたちで引き取っていくことになりました。
しかし、そうは簡単ではなく、引き受けていただく団体見つかりますか?
あったとしても、ユニットハウス設置するスペース、場所、ありますか。
搬送業者の大きな車がそこまで入れますか?
時間は迫る中、素人の私達にはわからないことだらけでした。
問題をひとつひとつ解決して、やっと当日を迎えました。
猫は、ボランティアさん宅に事前に速やかに移動が済んでいます。
このような作業を初めて、間近で最初から最後まで見たので掲載してみました。
プロってすごいですね。
川崎市の富士見公園猫捕獲からユニットハウスシェルターでの一時保護、維持、里親探し、医療関係、そして今回の公園シェルター撤去、移動まで大変なこともいろいろありました。
無事に、全頭が保護され、富士見公園は、現在猫はゼロです。
関係者様、お世話になりました全ての皆様に深くお礼を申し上げます。
ボランティアさんたちの毎日は、変わらずこれからも毎日猫たちのお世話に明け暮れますが、
富士見公園から保護された猫たちが、余生を幸せに過ごせますように守ってまいります。
皆様、ありがとうございました。
富士見公園保護猫 さかいくん
痩せて、リンパ腫と解り、TNR日本動物福祉病院入院で抗癌剤治療中です。
私に出来ることは、毎日、さかいくんが食べてくれる美味しいごはんを買ってきてあげること。
乗り越えて欲しいです。
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