認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会
バングラデシュでは8月に政変が起き、国の基盤が非常に不安定な中、
30~40年ぶりともいわれる大洪水が発生し、被災者は約580万人に及んでいます。
わたしたちは50年以上バングラデシュで活動を続けてきた団体として、
政府や大きな団体の支援から取り残されている人たちへの支援活動の資金を募っています。
※ シャプラニールへの寄付は、確定申告による税の優遇措置(寄付金控除)の対象となります。
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。
Story
シャプラニールとの出会い
こんにちは、シャプラニールの藤井です。
シャプラニールに入職したのは去年の冬、フリーランスとしての仕事を終え「これから何をしようかな?」と考えていた頃でした。
図書館でたまたま手に取った『ボーダー 移民と難民(著者:佐々涼子)』で、日本に逃れてきた外国人を取り巻く問題の深刻さに衝撃を受け「これからは今日一日を生きていくことが困難な人たちのために働きたい」と思ったのがきっかけです。
難民が暮らすシェルターを訪問したり、色々な団体の活動をフォローするうちにその想いが強くなっていきましたが、ずっと企業で働いてきた私にとってNPOや国際協力はどこか敷居が高いもののように感じられ、少し気が引けていました。
そんな中出会ったシャプラニールは団体名にもある通り、私のような一市民が気軽に国際協力に携われるきっかけを与えてくれる団体でした。
今年から支援いただく方々の窓口を担当するようになり、シャプラニールが会員やマンスリーサポーターの皆さん、ボランティアさん、そして全国から寄付をしてくださる方々など、私と同じたくさんの「市民」一人一人によって支えられていることを日々実感しています。
同じアジアに位置するバングラデシュという国
シャプラニールに入るまでは正直あまり接点がないなぁと思っていたバングラデシュですが、実は歴史的にも経済的にも日本と深い結びつきがあるんです。
誰もが一度は身に着けたことがあるであろうアパレルブランドの生産国も、よーく見ると「メイド・イン・バングラデシュ」だったりします。
市内を走る電車(ダッカメトロ)は日本のODAによって支援されたプロジェクトの一つで、運転手はJRで研修を受けていたり。
まだ訪問は叶いませんが、エネルギーにあふれるバングラデシュへの想いを馳せています...
女性や子どもを取り残さない防災活動
シャプラニールは50年以上の歴史を持つ団体なのですが、一貫して「現場主義」です。
現地の人々と関わる中で沢山の失敗をしながら「今どんな支援が必要なのか」ということを考えながら活動をブラッシュアップしてきました。
バングラデシュは独立以来60回以上(!)サイクロンに襲われている水災の多い国ですが、サイクロンが起きると、家畜や家財を守ろうとして避難が遅れたり、トイレも利用できなくなります。そして日々必要な生活水を遠くまでくみに行くのは、女性たちです。
シャプラニールはこれまでも、災害時に弱い立場に置かれやすい女性や子どもの目線に立った防災に取り組んでいます。
大洪水被災地での救援活動を開始しました
2024年9月25日、シャプラニールは政府や大きな団体の支援から取り残された脆弱な世帯への緊急救援(物資や食品など)を開始しました。
東京事務所からも応援が必要とのことで、先週から東京事務所のスタッフも現地入りをしています。
今回洪水が夜中に起きたことで、沢山の人が怖い思いをし、大切なものを失いました。生活に必要な農地も被害を受け、この影響は長期に及ぶと予想されています。
今回のクラウドファンディングを通して、今日を生きるのが困難な人たちに少しでも希望を届けられたらと願っています。
支援活動へのご協力を、どうかよろしくお願いします。
The campaign supported by SHAPLANEER
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