今日はホームの日々の様子を紹介します。

　あらんの家では8月末に、退居した子どもたちと、京都水族館に行ってきました。あらんの家は、毎年この時期に日帰りの行事を行います。ホームに来た子の中には家族とどこかに遊びに行った思い出もない子たちもいます。夏休みに何も思い出がないのは寂しいと思い、毎年子どもたちの意見を聞きながら、行き先を決めています。

　https://note.com/naranokai/n/ndc1c7ee745d8

　哲学者マルセルの言葉に"人間が人間に贈ることのできる最善の贈り物とはいい思い出です"と言う言葉がありますが、「ミモザの家・あらんの家の人たちとこんなことしたな」と、思い出を作ってもらえたらと思います。そして、何かのきっかけで思い出す度に、心がほっこりと温かくなるような、思い出が、何か人生の課題に直面した時に、自分には味方がいると思い出せるきっかけ、前に進むきっかけになったらいいなと思います。