Center line art festival Tokyo 2024 序盤レポート Part4
2024/10/21 11:16
Center line art festival Tokyo 2024序盤レポート Part4。今回で序盤レポートは最終回になりますが、ここから先も中盤、終盤と今年のフェスティバルの様子はお伝えしてまいります!序盤レポート Part4では武藏小金井エリアで開催された野外・施設内展示「KOGANEI ART FARM」巨大な地下コンクリート空間を舞台に上演された岩渕貞太「リバーズ・エッジ」フェスティバル唯一の市民展示となる「みんなのアート」の様子をお伝えいたします!
農園施設の展示と、広大なサツマイモ畑での野外展示
Center line art festival Tokyo 2024 武蔵小金井エリアでは9月25日(水)から10月6日(日)の12日間に渡って、わくわく都民農園小金井のカフェ「Plum」と、隣接する農地「大久保園」にて「KOGANEI ART FARM」が開催されました。会期前の9月17日から1週間、カフェPlumではアーティストの蠣崎誓さんの公開創作実演が行われ、実演会期中に蠣崎さんの創作を興味深く眺める街の方や、カフェのお客さま、スタッフの方たちとも親睦を深める時間を作ることができました。大久保園の展示では4名(団体)の作家により、広大な農地に大小幾つもの作品が野外展示として並びました。一面緑色に染まったサツマイモ畑に点在する作品の数々は、通りを歩く方達に楽しんでいただくことができ、さらには中央線の車窓からも鑑賞することができるなど、会期中に大久保園での展示をご覧になった方は本当に沢山いらっしゃったのではないかと思います!
カフェPlumの大きな窓に描かれた蠣崎誓さんの作品「天使のいるところ」
蠣崎さんの作品は全て植物由来のものを素材としていて、展示終了後には土に還るものとなっています。日々自然の恵みに感謝して生活や創作をされている蠣崎さんならではの、人にも環境にも優しい作品です。会期中は小さなお子様からご高齢の方達まで、多くの方にご鑑賞いただくことができました。鑑賞中、皆さま笑顔で語らっていたのがとても印象的でした。
大久保園の展示には、石井壽郎さん、土井健史さん、森有未さん、Art unit Works-Mの3名1団体が参加しました。大久保園のシンボルでもある欅の木から風を孕んで泳ぐような森さんの作品、フェスティバルオープニングワークショップで市民の方達が描いた100mにも及ぶ巨大なラクガキを展示した石井さん、農園に隣接する電柱が落とす影を日時計として「時の目」を展示した土井さん、風鈴と風車を使って風と語る作品を展示したWorks-M。4者ともに自然と共存、共生することの大切さを、作品を通して伝えてくれていました。
森さんの作品「行雲流水」
石井さんの作品「Draw a line - ラクガキプロジェクト -」
土井さんの作品「時の目」
Works-Mの作品「Talk to the wind」
「KOGANE ART FARM」
参加作家 石井壽郎 蠣崎誓 土井健史 森有未 Art unit Works-M
会期 9月25日(水)〜10月6日(日)10:00〜 17:00
会場 わくわく都民農園小金井 カフェPlum / 大久保園
料金 無料
巨大な地下コンクリート空間でのパフォーマンス
Center line art festival Tokyo初開催時よりシリーズ化されて毎年上演されている、岩渕貞太「リバーズ・エッジ」が9月29日(日)にシャトー小金井の地下スペースにて開催されました。毎年上演環境を大きく変えながら、踊りを踊ることと空間、音楽、観客との関係性について果敢に挑戦している岩渕貞太さん。今年の上演空間は23m×26mの巨大な地下コンクリート空間。普段滅多に足を踏み入れることができない環境で上演された「リバーズ・エッジ」はオールスタンディング形式で開催され、お客様も空間を自由に回遊しながらの鑑賞となりました。即興で構成されるダンスに時に寄り添い、時に離れながらのSoundを担当したのは、音楽家・美術家の舩橋陽さん。岩渕さんと舩橋さんの即興が生み出す時間と空間に鑑賞者も参加する形となって、無機質とも言えるコンクリート空間に、贅沢にして豊かな時間が流れました。
「リバーズ・エッジ」
2021年から始まった即興シリーズ第四弾。
舩橋陽と岩渕貞太、3度目のパフォーマンス。
音とダンサーのあいだ、音と観客の間、ダンサーと観客の間、空間とそれぞれの間。深淵で向かい合う。
今年は観客も入り交り、会場内で過ごす1時間。まぐわいのセッション。
岩渕貞太
ClafT 2024「リバーズ・エッジ」Photo:MILLA
ClafT 2024 Performance Program
岩渕貞太「リバーズ・エッジ」
Dance 岩渕貞太 / Sound 舩橋陽
会期 9月29日(日)14:00〜 / 18:00〜
会場 シャトー小金井地下スペース
料金 一般前売 3000円 / 当日3500円 学生前売 2500円 / 当日3000円(Center line art festival Tokyo 2024 ClafT PASS付き)
ClafT ワークショップで製作された市民作品の展示「みんなのアート」
Center line art festival Tokyo 2024 唯一の市民展示「みんなのアート」が、10月2日(水)から6日(日)に小金井 宮地楽器ホールにて開催されました。展示された作品は6月に実施されたClafT 子供のためのアートワークショップ「段ボールアートで街を作ろう!」と、8月に実施されたCenter line art festival Tokyo 2024 プレイベント「夏休みこどもアート!」でそれぞれ製作されたものです。どちらのワークショップも無料で開催され、小さなお子さまからご高齢の方まで幅広い世代の方達にご参加いただきました。それら市民の手によって作られた多くの作品が小金井 宮地楽器ホールマルチパーパススペースB・Cに展示されました。9月25日から29日の会期に同会場で開催されたアーティストの展示と市民展示を鑑賞することで、アート(で表現すること)は決してアーティストだけのものではなく、誰にでも等しくあるものなのだということを、ご来場いただいた皆さまと共有することができました。
段ボールアートで街を作ろう!市民作品
夏休みこどもアート!市民作品
ClafT2024 市民展示「みんなのアート」
会期 10月2日(水)〜10月6日(日)10:00〜21:00
会場 小金井 宮地楽器ホール マルチパーパススペースB・C
料金 無料
フェスティバルレポートは、序盤から中盤へと続いて行きます!
ここまで序盤レポートではオープニングイベントから始まり、国立エリアで開催された2つの個展、武蔵小金井エリアでの6つの展示・パフォーマンスの様子をお伝えして参りました。この後フェスティバルは中野・高円寺・吉祥寺・国分寺エリアで場所を移動しながら順次開催されて行きます。中盤レポートでは中野・高円寺・吉祥寺・国分寺エリアのプログラム、最終レポートでは中野で行われるパフォーマンスプログラムとクロージングイベントの様子をお伝えしてゆく予定です!
今年4年目を迎えたCenter line art festival Tokyoでは今回初の試みとして海外アーティストのエントリーを始め、活動の幅が大きく広がってきたと感じています。フェスティバルの参加アーティストも総勢45名となり、表現する場、交流する場を作り続ける責任も強く感じているところです。またここまで開催してくることができたのも、運営から現場の対応までを担ってくれている市民ボランティアスタッフの皆や、多方面から支えていただいている協力各所のお力添えがあってこそと思っています。
ここまで培ってきた繋がりを絶やさぬよう、これからもより多くの皆様が集える場所を作ってゆくために尽力して参りたいと思っています。
ぜひ、活動へのご理解とご支援を、何卒よろしくお願いします!
ClafT 事務局スタッフ一同
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シンプルドネーション 1000
¥1,000
返礼はございません。
シンプルにご寄付いただけます。
いただいたご寄付はCenter line art festival Tokyo の運営費に充てさせていただきます。
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¥3,000
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フェスティバル図録にお名前掲載
¥3,000
Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録にお名前を掲載します。
・ClafT事務局からのお礼のメール
シンプルドネーション 5000
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ClafT オリジナルトートバッグ
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・Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録お名前掲載
ClafT2024 フェスティバル図録進呈
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ClafT2024 フェスティバル図録を一冊進呈(お届けは2025年2月)
・ClafT事務局からのお礼のメール
・Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録お名前掲載
(イメージ画像は2021年〜2023年の図録です)
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ディレクターエッセイをお届け
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ClafT アートディレクター 三浦宏之によるエッセイをお届け(お届け時期:フェスティバル会期終了後)
・ClafT事務局からのお礼のメール
・Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録お名前掲載
・ClafT オリジナルロゴトートバッグ進呈
・ClafT2024 フェスティバル図録を一冊進呈(お届けは2025年2月)
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ClafT2024終了後のトークイベントへご参加
¥50,000
アーティストとディレクターによるクローズドのトークイベントにご招待(開催時期:フェスティバル終了後)
・ClafT事務局からのお礼のメール
・Center line art festival Tokyo 2024フェスティバル図録お名前掲載
・ClafT オリジナルロゴトートバッグ進呈
・ClafT2024 フェスティバル図録を一冊進呈(お届けは2025年2月)
・フェスティバルディレクター 三浦宏之によるエッセイをお届け(お届け時期:フェスティバル会期終了後)
10年継続実現に向けて!シンプルドネーション 100000
¥100,000
返礼はございません。
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10年継続の実現に向けて、さらにその先の継続開催へ!
いただいたご寄付はCenter line art festival Tokyo の運営費に充てさせていただきます。
ご支援よろしくお願い致します!