ひとり暮らしなどの高齢者に調理ボランティアによる手作りの昼食を提供し、みんなで会食することで、見守り及び健康増進と孤独感の緩和を図ります。会食サービスの開催が難しい場合は、電話による安否確認を実施します。
Story
こんにちは!
調布市社会福祉協議会は、広く市民や地域関係者の参加によって地域福祉活動を推進している社会福祉法人です。
社会福祉協議会は略して「社協」と呼ばれ、お住まいのどの地方自治体にも設置されており、みなさんの生活に寄り添って活動をしています。
我々調布社協は、東京都のほぼ真ん中にある調布市にあり、市民や関係機関・団体とともに、地域福祉活動の推進に取り組んでいます。
我が国の65歳以上の人口は、昭和25年には総人口の5%にもなりませんでしたが、昭和45年に7%を超え、その後も上昇を続け令和5年には29.1%に達しました。
調布市でも年々高齢者人口が増え、令和6年には高齢化率が21%を超えています。
突然ですが、ご親族やご近所などみなさんの周りに、ひとり暮らしの高齢者や高齢者だけで暮らしている世帯はいらっしゃいますか?
近年、高齢者の社会的孤立や孤独が問題になっていますが、誰とも会話をしない、近所づきあいをしない、困った時に頼る人がいないといった状況が長く続くと、生きがいをなくしたり、生活に不安を感じたりすることにもつながるといった調査結果もあります。
調布社協ではひとり暮らしや日中独居、高齢者世帯の方を対象に、「高齢者会食サービス」を行っています。
市内の地域福祉センターを拠点として、ボランティアの手作りによる昼食を提供し、みんなで一緒に食事をすることで見守り及び健康増進と孤独感の緩和を図ります。会食の開催が難しい場合は、電話による安否確認を実施します。
会食を通じて地域の方とつながりができ、会食仲間に誘われて地域のサロンやシニアクラブに参加するようになった方もいらっしゃいました。
「高齢者会食サービス」は、地域の身近な相談役である民生児童委員に利用申し込みをします。そのためサービスを利用している高齢者の見守りや安否確認に自然とつながり、関係各所との連携を図ることができます。
認知症などによってサービスの利用を続けることができなくなった高齢者に対して、訪問やケアカンファレンスを行い、サービスの利用終了後の生活を見据えて適切なサービスにつなげたこともありました。
★キャンペーン目標額
みなさまからお寄せいただいた募金は、ひとり暮らしなどの高齢者に提供する食事の材料費等に充てさせていただきます。
本キャンペーンの目標は60万円とします。
今まで歳末たすけあい運動を知らなかった方、名前を聞いたことはあってもどんな運動なのか知らなかった方にも知っていただき、より多くの方々にご賛同いただければと思います。ぜひSNS等でこのキャンペーンを拡散していただくなど運動にご協力ください。
コロナ禍において、改めて人との繋がりの大切さを実感した方も多かったのではないでしょうか。高齢者が安心して住み慣れた地域で暮らしていくためにも、この見守り活動を続けていけるように、ぜひご協力ください。
※本募金は、2,001円以上の協力で、税制上の優遇措置を受けられます。
★歳末たすけあい運動とは
歳末たすけあい運動は、共同募金活動の一環として、社会福祉協議会が中心となって全国で実施されています。この運動は、戦後生活に困窮する人々に温かいお正月を過ごしてほしいといった市民のたすけあい精神から始まりました。
その後、時代や福祉課題の変化に応じながら、地域での安心・安全な暮らしを支えるための貴重な募金として、各地域の様々な福祉活動推進に使われるようになりました。
赤い羽根共同募金が全国的な活動(災害対応等)+地域への配分に使用されるのに対し、歳末たすけあい運動は地域に根ざした福祉活動を進めるために、お寄せいただいた全額がその地域で活用されます。
皆さんからお寄せいただいた募金は、⑴~⑶の活動に活用されます。このキャンペーンは⑶の活動で、高齢者の見守りや交流を目的とした高齢者会食サービスを中心に展開します。
⑴地域の幅広い人々が参加する地域福祉活動
⑵地域の福祉ニーズをもつ方(世帯)への支援
⑶たすけあいによるセーフティーネットの仕組みづくり
地域に住む方々を今より少し笑顔にする活動に協力してみませんか?
★領収書・税制上の優遇について
本募金は税制上の優遇措置があります。2,001円以上が対象となり、行政等の他の所得控除および税額控除の対象の寄付金を合算した金額により、確定申告時において所得控除および税額控除が受けられます。
詳細については税務署にご確認ください。
募金を受け付けた際にメールをお送りしますが、その後別途領収書をメールでお送りしますので、ご確認ください。領収書は確定申告時に必要となりますので、保管をしてください。