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ゆるやかにつながりその人の思う暮らしのそばにある「暮らしの保健室」で、未来をともに作るマンスリーサポーターを募集します。

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General Association プラスケア

ゆるやかにつながりその人の思う暮らしのそばにある「暮らしの保健室」で、未来をともに作るマンスリーサポーターを募集します。 Image

石井麗子

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こんにちは、一般社団法人プラスケアの石井麗子と申します。「暮らしの保健室かわさき」で、「その人らしい暮らしをどう実現できるか」を、医療や健康に近い視点から一緒に考えるお手伝いをしています。

私は、プラスケアが法人設立した2017年からメンバーとして関わっています。変化の波に揉まれ毎年開催場所を変えてながら活動してきましたが、昨年度拠点を構え、週に1回だった保健室は週4日開催になりました。さらに、シェアオフィスや地域のスペースでの出張開催、土曜日や夜の開催など開催日数も増えてきています。

様々な方からいただいたご縁や協力で繋がり、それが原動力となり、今日までやってきました。そのことが本当にありがたく、支えになっています。私たちの活動に関心を寄せてくださった方、支援の手を伸ばしてくださった方、本当にありがとうございます。

これからも多くの方に「さて、ちょっと保健室行こうかな」と思える身近な存在として暮らしのそばにあり続け、その方らしい暮らしや過ごし方を一緒に考えられれば嬉しいなと思っています。

この6年でのべ2000人以上の方にご利用いただいている「暮らしの保健室かわさき」、利用する方それぞれの心地よいつながり方があることもわかってきました。保健室とのつながり方が多様にあることは、その人の暮らしの選択肢が増えることにもつながると思っています。拠点を構え、そうした、発見もありこれからも止まることなく活動を続けていこうとしていく心つもりです。

そのために、プラスケアの寄付キャンペーンの目標達成をサポートする「サポートファンディング」という方法に挑戦します。私は、全体の目標のうち【10人】を目指してこのページを立ち上げました。

これを読む皆様へお願いしたいことがあります。

暮らしの保健室かわさきの未来を一緒に歩む仲間、マンスリーサポーターになりませんか?

皆様のご支援は、「暮らしの保健室かわさき」の運営だけでなく、私たちの活動を通し様々な人に伝わり・巡る「まちの資産」につながっていくものです。

これからの未来を一緒につくっていければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

Story

自己紹介



みなさま、こんにちは。石井麗子と申します。私は「暮らしの保健室かわさき」で、「その人らしい暮らしをどう実現できるか」を主に医療や健康に近い視点から一緒に考えるお手伝いをしています。

文系大学卒業の後看護大へ編入学し、看護師となりました。総合病院や訪問診療・訪問看護の現場、研究補助、大学院進学を経て、2017年からプラスケアにいます。

看護との出会いは、文系大学の社会福祉系の授業でした。訪問看護の現場を見る機会があり、そのとき、「人の人生が詰まった家での暮らし」とそれを支援する看護という職業に衝撃を受け、看護師を目指すことにしました。看護学生時代から、漠然と「専門の場も大事だけども、隔たれない場…まちなかや暮らしの近くにいたいな」と思っていました。学内フリーペーパーを地域の方に配ったり、地域の高齢者の方が集まるデイプログラムのボランティアをしたりする中で、それぞれの方の暮らしや地域ならではのこだわりや楽しみをお聞きすること、話す方のきらりと輝く感じが好きでした。どのように実現できるか、イメージは持てませんでしたが、臨床現場や地域のアクティブシニアと社会参加を研究する研究所、大学院など地域に近い視点を持てる場で経験を積んでいきました。

2011年、新宿の団地で「暮らしの保健室」を立ち上げた秋山正子さんの講演を聞き、「これだ!」と感動しました。とはいえベテランしか踏み込めない領域なのだろう…という気持ちを持ったまま働いていたところに、知人から「川崎で面白いこと始めようとしているドクターがいるよ!」とプラスケアを紹介されました。

代表・西の構想を聞き、とてもワクワクしたこと、自分と似た思いを持っている人に会えて嬉しかったことを覚えています。当時の日記には、「本格的に町の人のお手伝いができるのか。地域の特性を知り深めていくこと自体が仕事になるなんてなんて幸せな。」と書いてありました。ひとまずとびこみ、今年で早6年となりますが、その思いは変わっていません。

(法人出来たてほやほやの2017年。商店街イベントのお手伝いにて)

プラスケアに入職した同じ時期に、「暮らしのそばにいて毎日の嬉しいや楽しいを一緒につくる」コミュニティナースというコンセプトに共感し、研修を受けました。これも活動の軸のひとつとなっています。2021年には、コミュニティナースの本拠地・島根県雲南市へ行き、現地のメンバーと1年間活動を共にしました。「暮らしの中にあるケア」に対する解像度が上がり、暮らしの身近に居ることが、住む人だけでなく、まち全体の元気にもつながることや、仲間と共に新たに作り上げることの嬉しさを体感しました。誰もが集える「拠点」で、仕事をする人、お茶をする高齢のご婦人たち、ハイハイする赤ちゃんとそれを見る親御さんといった様々な人が自然と場を共有している場面を何度も目にしました。「拠点」という場の力を改めて感じ、戻ってきてから、法人メンバー全員一致で「拠点を構えよう!」と決めました。

そして、たくさんのご縁をいただき、武蔵新城の拠点を構えることができました。

       (2023年5月10日からオープンした念願の拠点)


ゆるやかにつながれる場



私は、「暮らしの保健室かわさき」での相談対応や対外コミュニケーションの一部、活動の企画運営などをしています。はじめは代表の西と私でほぼ担う形でしが、今は頼れるスタッフが増え、分担できるようになりました。

「暮らしの保健室かわさき」は、拠点と、月1~2回程、出張保健室もいくつか開催しています。シェアオフィスやカフェの一角、寺子屋などもやっているコミュニティスペース、といったすでにまちなかにある場所をお借りします。イベント出展や他団体からの依頼で相談を担当することもあります。

(シェアオフィスのスペースで暮らしの保健室。ここだと大きめのテーブルを囲める)

さまざまな場に出向くのは、その場で大事にされている習慣や空気を知ることができるからです。それは「暮らしに合わせたケア」の視点に欠かせません。たとえば、シェアオフィスは、自分で自身の健康管理を考えることが重要になるフリーランスや個人事業主の方、駅から少し離れたコミュニティスペースにはより身近でサポートし合う近所の方、カフェには勉強に来る学生さんや息抜きや交流のために訪れた親子連れ、といった感じで、場所が変わると出会える方も変わります。

「保健室」というと、「治療」や「困りごとがある人が行くところ」と思われるかもしれませんが、ふらっと立ち寄ってくださる方も多く居ます。私たちの活動は、対象を限定しません。これまで10代〜90代まで ( お子さんの相談もふくめれば0歳から!)、様々な方とお会いしてきました。根っことなるのは「その人がどう感じ、どうしていきたいか」。人や話したいことが違っても、基本の姿勢は同じです。その人が本来持っている強みや過ごしてきたこれまでのことを意識し話をお聞きしてきました。

(お茶を飲みながら、話しても話さなくてもいい)

プラスケアのコンセプトは「枠を超えてゆるくつながる」。つながるタイミングも、つながり方もその人にとって心地よい形であればよいと思っています。そして、暮らしの保健室かわさきは、だれでも利用できる。今はまだ、スタッフの体制や資金面の課題により開催日に制限がありますが、いつでも話に行ける場として開いていきたいと思っています。おしゃべりだけでも良い、話さずにコーヒーを飲むだけでもいい。自分のしたいことが明確に決まっていない時も、ふと行ける場です。


本来できていることも、状況や自分の心身のバランス等により、うまくいかない時があります。保健室はそうした波をチューニングできる場です。波に合わせて、真剣に話す日もあれば、お茶でひと息つく日もある。時には、自身の経験を共有できる出会いがある日も。

ここ数年は、人やまちをつなぐ実践をしている方の実践支援である「コンサルテーション」の依頼も増えてきています。実践者の仲間として自分の経験の中から共有できること・応援できることがあるのは嬉しいことです。「なりたい姿」「実現したい風景」に向かっていく人の姿は、いつも懸命で尊いもので、同じものはひとつもない。一緒に大事にできたら嬉しいなと思っています。

(暮らしの保健室かわさき」は、自分のペースで繋がりを持てる)


これからも止まらずに進みたい



実は、活動の初めのうち、暮らしの保健室はいつかは必要なくなるものなのではないかな、と感じることがありました。さまざまな支援機関とのディスコミュニケーションの話が解消されれば、保健室の必要もなくなるのかな、と。

今は、「その考えは違っていた」と、はっきり言えます。保健室を利用する方から相談に限らない、それぞれの人に合った保健室とのつながり方を言葉や行動で教えていただいたからです。

オープンすぎず、でも、まちや暮らしとゆるやかにつながっていて、安心して相談もできる場。自分をチューニングできる場。誰にも似ないその人だけの生き方を体現するための根幹を話せる場。ここに来ると、新しく誰かに出会える場。来る人によって、いろいろな捉え方やつながり方があってよい場です。

暮らしの保健室とのつながり方の選択が増えることは、その人の暮らしの選択肢を増やすことにもつながっている。そのことに気づいてから、この活動は、「どんな人でも気軽に来れる場」としてあり続ける必要があると改めて感じました。このまちで出来ること、やりたいこと、するべきことがまだまだあります、止まっている暇はなさそうです。


そこで皆様へお願いです。

「暮らしの保健室かわさき」の「これから」を一緒に歩む仲間、マンスリーサポーターになりませんか?

皆様のご支援は、「暮らしの保健室かわさき」の運営だけでなく、私たちの活動を通し様々な人に伝わり・巡る「私たちのまちの資産」につながっていくものです。

マンスリーサポーターが1000人集まると、「暮らしの保健室かわさき」に訪れる方が安心して利用し続けられる環境が確保され、スタッフや開催日数の増加など、まだ出会っていない方のところへも私たちの活動を届ける体制を、さらに整えることができます。地域ですでに活動している方々ともゆるやかなチームを組むことにも注力し、「ゆるくてつながれて、安心して暮せるまち」の実現を、より具体的に目指していけます。

また、各々のまちで活動する実践者やコミュニティナースに対する実践支援を充実させ、社会的処方を文化として暮らしの中に普及させていく活動も充実させていくことができます。


皆さまと、これからの未来を一緒につくっていければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

(引越しシーズン。手続きに来る転入者向けに区役所前で情報発信)


The campaign supported by 石井麗子

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