■2023年夏のブックフェアは大成功！

昨年夏、JASH学生ボランティアが手作りしたブックフェアを船橋市西図書館のご協力のもと開催しました。ミーティングを重ね、学生ボランティアが選んだLGBTQやジェンダーの本を1か月展示しました。また、学生ボランティア企画運営のAll Sexuality交流会を9月に開催しました。貸出回数も、普段よりかなり多くなったとのことで、学生ボランティアの想いをたくさんの方々に届けることができました！千葉県内の別の図書館からの視察やメディア取材もあり、反響が大きかったこの取り組み。

■2024年夏もチャレンジします！！

今年は8月に船橋市西図書館、10月に東図書館でのブックフェアを予定しています。

昨年の千葉県船橋市内の学生ボランティア交流会では300人近くいた小中高生のほとんどがLGBTQという言葉を知っていると回答してくれました。このように今、柔軟な思考をもつ学生たちと共に、性の話を安全安心にできる人、そしてともに話す機会を経験し、情報や知識を得ていくことは、JASHの考える「性について話せる人×場所（機会）×知識（情報）＝性のwell-beingの基礎」であり、学生との協働で生まれる発信はダイバーシティ教育の推進にとっても大きな波になると感じています。

「ブックフェア」は学生の思いや思考を社会に届け、概念のアップデートをする大きな機会であり、彼らにとってもまた性について考え表現する経験でもあります。そこで、ぜひ皆様の温かい思いやお言葉と共に、このブックフェアの活動を通じて思いを届けてくれる学生たちの応援をしていただけないでしょうか。いただいたご寄付は「ブックフェア」の図書コーナーの資材の購入や学生たちの本の購入費に充てさせていただきます。性のwell-beingは自分を守る力、相手を守る力を育む基礎となります。どうか皆さまの温かい応援をよろしくお願いいたします。

■ 目標額

2024年度の活動実施のために、５万円のご寄付が必要です。本事業は助成金の申請等はしておらず、市からの補助等もないため100％寄付で運営しております。

■ 寄付金の使いみち

・文房具資材
　図書コーナーづくりに必要なカラフルな画用紙やペンなど資材を購入します。
・本の購入代
　学生には本を購入してプレゼントしています。学生は本を買うお金を捻出するのも大変です。
・会議室利用料やスタッフ交通費
　作業をする場所の確保や千葉県で移動するスタッフの交通費がかかります。

■ JASHは認定NPOになりました！

2023年2月、千葉県船橋市では第一号の認定NPO法人になりました。寄付者の皆さまは確定申告をすることにより寄付金控除を受けることができます。学生たちの未来のために、あなたの寄付が力になります！

■ あみちえプロフィール

高校時代の性被害の経験から、心や体のことを気軽に相談できる場所の重要性を感じ、2012年性被害・摂食障害ピアサポートメゾン・ド・アミティエ開始。日々様々な相談を受ける中で、小さな頃からの大人や地域との関わりの大切さを痛感し、保育士資格を取得したり、PTAや自治会、主任児童員などの活動に参加しがら、関わりやすく身近な地域を目指しゆるやかに変革中です。2019年楽しいPTAとして「全国優良PTA文部科学大臣賞」を受賞し、無理なく楽しくやりがいのあるチームビルドが注目されました。「いのちの授業」「思春期の心と体と性」「性被害サバイバーとして」の講演を中心に、様々なイベントを開催してきた経験を基に、仲間と共に「ひとりひとりが自分らしく生きることができる社会」を目指してリアルボイスを届けてきたいと思います。2021年11月にJASH代表に就任しました。