Story
クラウドファンディングが終了しました。
2024年8月1日以降のご寄付はこちらからお願いいたします。
https://syncable.biz/associate/confrontworld/donate
こんにちは。NPO法人コンフロントワールドです!
私たちは隙間時間を使って、世界の問題に挑戦しています!
メンバーは皆、副業・兼業の社会人や学生で、情熱あふれるボランティア集団です。
なぜ活動しているのか?それはビジョンである「不条理の無い世界の実現」を本気で目指しているからです。
誰でも国際協力や社会貢献に参加できる社会を作りたいという強い想いを持つメンバーが集まっています!仕事が終わってテレビを見る時間、授業後にスマホで動画を見る時間を、私たちは世界の課題解決のために使っています。
一緒に未来を変えていきましょう!
これまでに小学校へ12,000L貯水タンク7棟と浄水フィルター17個、家庭用トイレ42棟を建設し、20リットル×545個の液体石鹸、3,500個の固形石鹸を生産しました。また、子供たちへの手洗い指導を行い、延べ2万人以上の人達に支援を届けてきました。
コンフロントワールドの特徴は、若いメンバーが多いことです。中心メンバーには学生も多く、平均年齢は20代で、グローバルな挑戦をしております。
コンフロントワールドでは、一人ひとりが主体性を持ち、隙間時間を活用しながら、「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる社会」を本気で目指しています。
このクラウドファンディングを通じて、安全なトイレをアフリカの人々に届けたいと考えています。ぜひ、あなたのご支援をお願いいたします!
◆仕切りが無いためプライバシーが守られず、排泄をしている際に女の子がレイプの被害に合うことも
私たちは、アフリカにあるウガンダの小さな村で、人々の自律を後押しするため、まずは最低限の生活に必要となる、水やトイレを届けることに焦点を当て、
現地ウガンダ人のNGOである”JEDOVC”と協働し、これまで約6年間活動してきました。
新型コロナウイルス感染症が広がった際には、石鹸を生産し、現地の警察などの協力も得ながら住民に石鹸を届けるなども行ってきました。
この村には私たちのほかには企業や他団体等による支援はなく、日本ではありふれたきれいな水や衛生的なトイレがまだまだ足りていません。
現地ウガンダ人のNGOである”JEDOVC”が言っていた言葉が印象的でした。
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「農村部では家に水道やトイレが無い家庭も多いです。トイレがあったとしても、足場がないトイレや、プライバシーが確保されていないトイレ、排泄物と接触しないよう設計されていない、安全性が担保出来ていないトイレなど最低限の基礎的なトイレではないことが多いです。」
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こちらは実際に訪問したトイレです。
住民の言葉を紹介いたします。
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「この家では、屋外で用を足したり、写真のように地面に穴を掘り、その上にただ木の板を乗せてトイレ替わりにしていたりします。」
「人に見られないようにするため長い間待ってから用を足したり、夜は真っ暗な中で、雨天時は雨の中で、屋外排泄をしています。」
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こうした状況下では、屋外のさまざまなところに排せつ物があったり、穴も蓋もなく適切な処理ができないので、周囲にハエが飛び交ったりと衛生状態は最悪です。
すると免疫の弱い子どもたちは下痢をはじめコレラ菌といった感染症にも罹ってしまい、最悪の場合は亡くなってしまうケースもあります。
さらに、仕切りもないため、プライバシーが守られず、排泄をしている際に女性や女の子がレイプの被害にあうこともあるそうです。
他にも不快に思う状況やそれに伴う悪影響や被害などは数多くあり、皆さんも写真からイメージはできるかと思います。
こうした “不条理なあたり前” を変えていきたいと私たちは活動してきました。
建設前のトイレ
コンフロントワールド代表理事による解説
◆トイレを建設することで住んでいるコミュニティに認められるようになった
私たちコンフロントワールドは現地パートナーと協力し、家庭用トイレを建設しています。
特にHIV陽性者や病気の人がいる家庭を中心に、現地の保健所に優先順位を聞きながら、建設しております。
こちらがトイレです。
トイレと言っても皆さまが想像するトイレとは違うとは思います。
実は、電気や水道が無い地域だと、これが一番良いトイレだと思われます。
ちなみに、現地の県庁でも同様のトイレが使われています。
ピットラトリンと呼ばれ、地面に穴を掘って便器や通気口を付けた、ウガンダ共和国では一般的なトイレになります。
足場もしっかりしており、穴もかなり深く掘っているので匂いも籠りません。
現地の人にヒアリングすると、
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「生活が大きく変わった」
「子どもたちが下痢を起こすことが減り、健康状態が改善された」
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と嬉しい変化を感じていました。
建設されたトイレは、それぞれの家庭で水や石鹸を使って清掃され、大切に使われ続けています。
コンフロントワールドは現地で石鹸を生産し住民に届ける活動を行っていたり、学校に貯水タンクを作ることで、掃除も含め生活に必要な水を提供しています。
また、こうしたトイレを建てても使用されなかったり、すぐに汚れて使えなくなってしまっては、意味がありません。そこで、トイレを使用される住民のみなさまにも、建設の段階で簡単な作業に参加いただき、トイレを自分の持ち物としてご認識いただいています。
そして、トイレを建設した住民が言っていた言葉が印象的でした。
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「住んでいるコミュニティに認められるようになった。」
「家に人を呼べるようになった。」
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認められる感覚がして家に人を呼べるようになったと言っていた時は笑顔で話していました。
現地の人々にとってトイレはただ用を足すだけのものではなく、家の尊厳に直結します。人々はトイレのある家をリスペクトするため、トイレの存在が家とその家族の価値を高めることにつながります。
トイレは生きるために絶対に必要です。
ただ、それだけでなく、人間の尊厳にも関わります。
この村では、1世帯につき10人くらいの家族が暮らしています。
この地域に住んでいる人々は、日本のように会社に勤め、朝から夕方まで会社で働くのではなく、家にあるコーヒー豆を栽培したり、ヤギや鶏を飼って売ったりして生計を立てています。
もしかしたら皆さまが飲んでいるコーヒーも、ウガンダの方々が栽培した豆を使っているかもしれません。
トイレは生活に欠かせないインフラであり、人間の尊厳を守る大切な存在です。日本とコーヒーなどで繋がるウガンダの農村部の方々に、尊厳を守り、トイレを使うことの当たり前を届けるため、今回のクラウドファンディングへのご支援をお願いします!
トイレを建設予定の家
アフリカのウガンダ共和国農村部の現状
ウガンダ共和国の中でも都市部は、家に水道やトイレがある家庭が多いです。
しかし、農村部では家に水道やトイレが無い家庭も多いです。私たちの活動地であるブタンバラ県も同様で、公立の学校において、トイレは45%、水のインフラは65%しか設置されていません。各家庭では、約50%が安全な水やトイレへのアクセスが無いと言われています。
トイレがあったとしても、足場がないトイレや、プライバシーが確保されていないトイレ、排泄物と接触しないよう設計されていない、安全性が担保出来ていないトイレなど最低限の基礎的なトイレではないことが多いです。NPO法人コンフロントワールドは小規模な団体です。だからこそ見過ごされている地域でも支援することが出来ます。
農村部の、さらに町から離れた家や地域への支援は、ビジネス的な考え方だと効率が悪いと正直考えられます。
だからこそ、私たちがやる必要があります。
◆新たに8棟の家庭用トイレを建設することを目指しています!
私たちの住んでいる日本では当たり前のように快適にトイレを使えることは、すごく有難いことですよね。
ただ、自分たちがよければそれだけでいいのでしょうか。
ウガンダのトイレで困っている人々も、私たちの親や子ども、友達と同じような年齢や背格好だったり、好きな食べ物が似ていたり、お腹をこわせばトイレに行く必要もあります。
こうした人々がいるなか、私たちはこうした支援の手が届きづらい場所の”生活”と”権利”を保障するため、まずは、”水と衛生”の支援を行います。
現地では健康、安全、快適な暮らしを営むために必要なトイレがまだまだ足りていません。そこで、今年の7月と8月に、新たに家庭用トイレ(合計8棟)を建てたいと考えています!
8棟というと少なく感じられるかもしれませんが、約80人もの人々が安全に、安心して用をたせるようになります。
それにより、子どもたちをトイレが原因となる怪我や病気から守ることで、元気に遊んだり勉強したりできます。また、女の子は安心してプライバシーが保たれ、襲われる心配もありません。
大人はこれまで薬や治療に使っていたお金を節約し、美味しいものを食べたり、子どもの教育に回すことができます。
今回の支援では、トイレ8棟の建設に必要な経費の90万円のうち、50万円をクラウドファンディングでご支援を募り、残りの40万円を私たちの自己資金から使います。
クラウドファンディングの目標金額:50万円(家庭用トイレ4棟の設置)
50万円のうちの40万円はトイレに使用されるレンガやモルタルなどの材料費、10万円は現地のスタッフや労働者の人件費となります。
目標以上に集まった金額は、5棟以上のトイレの建設や、現地での石鹸生産費用、貯水タンク・浄水フィルターなどの水インフラの建設など、活動資金として使わせていただきます。
3,000円のご支援で、壁に使うレンガとセメントをトイレ1棟分確保できます。
5,000円のご支援で、屋根に使う鉄材や木材をトイレ1棟分確保できます。
7,000円のご支援で、トイレに一つドアをつけることが出来ます。
1万円のご支援で、トイレの天井を作り、壁の一部を作ることが出来ます。
2万円のご支援で、トイレの穴を1棟分掘ることが出来ます(穴を作るためのワイヤーやセメントを含む)
2万5千円のご支援で、トイレ1棟分の壁を作ることが出来ます。
3万円のご支援で、トイレ建設の1/4を実施することが出来ます。
12万5千円のご支援でトイレ1棟を作ることが出来ます。
◆私たちの想い
NPO法人コンフロントワールド代表理事 荒井の想い
まずはこのページをご覧いただきありがとうございます!
このクラウドファンディングを実施した一つの目的が、「皆さまに現地の状況を知ってほしい!」ということです。
昔ほど気軽に海外に行けなくなっていると思います。ましてアフリカなんて遠いですし、行く機会はなかなか無いと思います。仮にアフリカの国々に行ったとしても都市部や観光地に行くことが多いのではないでしょうか?
アフリカのウガンダ共和国の農村部に行くと、全く違う景色が広がっています。
同じ地球上に、こんな地域があるのかと。
私たちの目指している「不条理の無い世界の実現」はとてつもなく長い道のりです。
その道の途中で出会った、アフリカ農村部の人々、そして皆さまのお力をお借りし、多くの人々にトイレを使えるという「当たり前の日常」を届けたいと思っています。
ぜひ、ご寄付や、SNSでのシェアなどをお願いいたします!これからも頑張ります!!!
現地NGO JEDOVC 代表者 Dicksonの想い
コンフロントワールドと日本の人々の支援にとても感謝しています。
コンフロントワールドの支援を通じてトイレを持っていなかったこの家庭にトイレを建設しました。このトイレによって家族は簡単にトイレを利用することができるだけでなく、下痢やコレラ菌の治療にかかる費用を削減することができます。
ブタンバラ地区のトイレ普及率を少なくとも45%から80%まで引き上げることが来年の私たちの目標です。
住民にとってトイレを建設することはとても難しいので、私たちJEDOVCは衛生状況を高め、病気をなくすために彼らを支援する必要があります。ブタンバラ地区から病気を根絶するためにより多くの支援をお願いします。
おわりに
このような取り組みについて、皆様はどうお感じでしょうか。
たった少しの支援では、砂漠に水をまくようなことで、あまり意味はないと思われるかもしれません。あるいは、このような人々のために、何か少しできることはないかと思われる方もいるかもしれません。
私たちは今回のクラウドファンディングでは、トイレを建てるだけでなく、そうした思いを現地に届けたり、逆に現地の声を皆様に届けることも大切だと考えています。
また、私たちの身の回りに当たり前にあるトイレがなくて、毎日困っている人々がいること、トイレを作ろうとする現地の人々、それを支援する私たちの思い等、もっとお伝えしたいことがたくさんあります!
今後はイベントやSNS、メール等でのご報告を通して、今年の5月にウガンダ渡航したメンバーから現地のリアルな体験談をお知らせしたり、担当者から直接お話をさせていただいたり等、現地の課題や思いをお伝えしたいと考えております。
そして、多くの家庭にトイレを届け、衛生環境や生活の質を向上させるために、皆さんのご協力が必要です。どうか温かいご支援をお願いします!
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◆税制上の優遇措置について
コンフロントワールドは特例認定NPO法人として東京都より認定されています。
https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/certification/list/013#prov
このキャンペーンへのご寄付は、所得税・法人税の税制上の優遇措置があります。詳しくは、以下のページをご覧ください。
https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-yuuguu/kojin-kifu
https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-yuuguu/houjin-kifu
◆領収書の発行について
寄付をされた方には、寄付金受領後、「寄附金受領書」を発行します。(毎年1月までに送付します。2025年1月に寄付金受領書をお送りいたします)
領収書名義:ご寄附のお手続き時にご入力いただいた「寄付者情報」の氏名を宛名として作成します。領収書発送先:ご寄附時にご入力いただいた「寄付者情報」のご住所にお送りします。
名義や発送先はお間違えないようにお願いいたします。
変更する場合は、こちらまでご連絡下さい。confrontworld@gmail.com