あやぐ食堂　実績報告

2024/7/17 21:36

一般社団法人かりゆしゃは、宮古島市の行う「子ども食堂支援事業・朝のｍｇｍｇ支援事業」を活用し、地域の子どもたちに「あやぐ食堂」として、子どもの居場所と食事の提供を行いました。

実績は以下の通りです。

実施期間：令和５年９月３０日～令和６年３月２８日

🌟こども達の声で追加実施！春休み中の特別活動

計画では15回の予定だったが、こども達から「もっと行きたい！！」との声が聴かれ、春休み中に追加して事業を実施する事が出来ました。

📢広報活動と参加者の増加

広報活動としては、結の橋学園の「スクリレ」というアプリに毎回掲載して頂き、保護者からこども達に伝えてもらう方法と、こども達自身が情報を取得できるよう学校や保育園・児童館等にポスターを張り周知活動をしました。InstagramやFacebook等でも呼びかけたことで、伊良部島以外から家族で遊びに来てくれ、色んなこども同士・親同士の交流の場をもつ事ができたのも成果の一つです。

最初は人数が集まりませんでしたが、こども同士の口コミで友達を呼んできてくれ、4回目以降から人数が安定してきました。

🍽️食材とメニューの工夫

佐良浜の食材を取り入れつつ、まずはこの場所と大人を知ってもらう事を大切にし、こども達の好みそうなメニューを中心に提供する事が出来ました。普段孤食であったり、コンビニやスーパーのお弁当やお菓子等を食べているこども達もいて、温かいご飯を安全な場所で食べる事の経験を積むことが出来ました。

🏠家庭環境と居場所作り

こども達の話を聞いていると、中には家庭環境が複雑な子どももいました。この場所では、周りの状況をみて、お互いの同意を得られれば好きな事をしてもよい事とし、switchでゲームをしたり、大型スクリーンでYouTubeや映画鑑賞をみんなで楽しんだり、屋上でのんびりしたり、外でバスケをしたりと、時間いっぱい遊ぶ姿がみられました。

🎵三線教室の開始

三線を弾いていると「やってみたい!!」との声が聴かれ、その場で三線教室が始まりました。弾けた楽しさから次も挑戦してみたいという意欲が湧いてきたようで、根気強く三線を練習する姿がみられました。

🌈自信を育む体験の提供

こども達は才能がいっぱいなので、自信につながるきっかけ作りを大人が仕掛けながら、様々な体験を積んでいく必要があると感じました。どんな環境にいても、周囲の大人が見守り、適切にかかわることができれば、こども達の心は育ち、夢や目標を持つことができる様になるのではないかとこの事業を実施し感じる事が出来ました。

その第一歩として、心配する事なく、ご飯をお腹いっぱい安全な環境で食べる事が大切だと思われます。