子育て家庭の孤独孤立を防ぎ、健全な子どもたちの成長を ~つなげる6周年とこれからの歩み~

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日本の社会を育児に優しい社会に。

2024/7/11 12:00

日本の社会を育児に優しい社会に。 Main Visual

神戸大学の内田です。専門は金融、経済学者、という私ですが、縁あってNPO法人つなげるの理事をさせていただいています。

つなげるとつながったきっかけは、経営学部のゼミ生のフィールドワーク協力先として、尼崎市役所さんから中原さん大野さんをご紹介いただいたことです。

リアルな社会課題に触れ、当事者の立場に立って学生が課題解決を考える、デザイン思考のプロジェクトのためのフィールドを探していたのですが、紹介していただいたつなげるは、中原さんご自身の経験と共感力を土台に多胎育児の大変さを熟知されており、結果的に最適なフィールドでした。こうして、ホンモノの社会起業家である中原さんと、それを補ってサポートする大野さんとご一緒させていただくうち、自分でもつなげるに貢献できることはないかと考えるようになり、理事となりました。

ふたごや三つ子の親でない私がつなげるの活動に共感するのは、つなげるの活動を通じて目にする多胎育児の問題の解決が、日本の育児に関する一般的な問題の解決につながるものだからです。

ママが眠れない、家族が協力的でない、外出が難しい、といった育児一般の問題は、一度に2人以上の面倒を見る多胎育児では何倍にも増幅され、子どもたちの面倒を見るママ(あるいはパパなど)にのしかかります。

こうしたママの負担を減らすことができれば、日本の育児問題の多くは解決するのではないでしょうか。

そのためには、つなげるの活動を広く知ってもらい、支援の輪に加わって、日本の社会を育児に優しい社会にしていく必要があります。

少子化問題に心を痛めつつ、何をして良いかわからない私たちでも、つなげるの活動に関わることで、実際に問題を解決するための具体的な貢献ができます。

皆様からのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

神戸大学大学院経営学研究科・V.School教授 内田浩史


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https://tsunagerunpo.com/

Representative:中原美智子

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