箸をきちんと持てない子どもが増えてきている今だからこそ、箸を上手に持てるよう、楽しく学んでいってほしい!そんな思いを込めて。
上手に箸を持つために必要な身体のバランスを整えることができるように、踊りと歌に合わせて自然に身に付く「お箸で食べよう!和食deサンバ」なる配信動画をつくりたい。
その「お箸で食べよう!和食deサンバ」動画コンテンツの楽曲制作、振り付け、撮影や編集などの制作費用の一部として、皆さまより300,000円のご支援を賜りたく、本キャンペーンを実施することにいたしました。
【募集概要】
◆主催:みんなのお箸プロジェクト
◆期間:2024年6月1日(土)〜7月7日(日)
◆目標:30万円
◆寄付金使途:子どもたちが楽しくお箸の持ち方を学べる動画の制作費
Story
◆わたしたち「みんなのお箸プロジェクト」について
「みんなのお箸プロジェクト」は、正しい箸遣いの指導をはじめ、お箸の選び方・お箸の歴史や文化・和食の伝統や文化・食のマナー等を次の世代に伝えていくことを目的とし、様々なワークショップやセミナーを開催しています。
併せて、子どもたちが正しく箸を持つために必要な手に合ったサイズのお箸の使用が必要であることの周知を強化して進めていきます。私たちの活動は、創立から今まで沢山の皆さまや法人の方に共感していただき、多くの子どもたちへの「お箸の持ち方」などの講座を運営してまいりました。
過去に作成したお箸の練習動画「おはしは、ずっとお友達」は、再生回数16万回を超え、2023年夏からは、農林水産省マフ塾のサイトからも配信されています。
同時に制作した、お箸の準備体操「ガチャガチャ体操」も保育園・幼稚園等で「毎日体操しています」という声を頂いておりますが、「お箸の持ち方のような歌があったらもっと楽しいのに」という声もあったため今回、上手にお箸が持てるようになるための身体機能を向上させるような動作を盛り込んだ振り付けで動画を制作したいと考えます。
◆課題と現状
今、箸を正しく持てない子どもたちが増えています。箸が上手に持てない原因は、指や手の筋力不足、微細運動能力の未発達、手指の協調性の不足、姿勢や体幹の安定性の不足、感覚処理の問題等、様々な身体機能に関連しています。昭和時代の子どもたちは暮らしの中に自然と身体を動かす機会が多く、体力や運動能力が高かったのに対し、令和の子どもたちはデジタル化や生活環境の変化により、運動機会が減少し体力の低下や姿勢の悪化が目立つようになっています。
これらの問題に対処するためには、適切なトレーニングや環境の整備、専門家のサポートが必要です。家庭や保育園・幼稚園・学校での取り組みが重要であり、子どもの成長に合わせて適切なサポートを行うことが大切です。
◆なぜ今、お箸なのか
平成17年に食育基本法が制定され、食育推進活動は国民的な運動となりましたが、食べ物を身体へ運ぶ「お箸」への関心は低く、小学生の約8割の子どもたちが正しくお箸を使うことが出来ないという調査結果もあります。従来、箸使いは各家庭で躾けるものと考えられていましたが、現代では保護者自身も箸が正しく使えない場合も多く、家庭では十分な指導が出来ていないのが現状です。そのような中、若い世代の保護者からは、教育現場(学校)で箸使いを指導してほしいと求める声も上がっていますが、教育現場もまた、箸の持ち方指導が苦手な教員・保育士が多く、今や箸使いは国民的な問題になっていると言えます。
「箸は、日本が世界に誇れる文化の一つです。」
箸は、食育と大きな関連性があり、和食もユネスコ無形文化遺産に登録されました。箸を使う文化圏は、世界の約3割ですが、箸だけで完食する国は、唯一日本だけです。
グローバル化が加速する今こそ、「箸」を通じて、日本の生活文化や食事作法を理解することで、日本人としての自国の文化に誇りをもち、相手を思いやる心を育むことができます。
未来へ向かいグローバル社会を生きる子どもたちに、日本の素晴らしい箸文化を伝えていきたいと思います。
◆箸への想い
平沼芳彩
私が団体を立ち上げたきっかけは、長女の箸の使い方を上手く教えられなかった経験があったからです。
私自身は、明治生まれの祖父母から厳しく箸の持ち方を躾られ、長女の箸の持ち方も自分が受けたように厳しく躾たところ、箸どころか食事そのものに関心を持たない子になってしまいました。初孫の誕生により、箸を上手に使えない親の子どもは、どうやって箸の持ち方を身につけるのかと悩みました。 ある日、テレビで可愛いタレントさんが握り箸で食レポをしている場面を見て、思わず目を覆いたくなってしまいました。 それから周りの人の箸の持ち方が気になり、意外にも箸が上手に使えない母親たちが多くいることに気づき、また、ネットで「小学生の8割がお箸を正しく使えない」という調査結果も目にしました。そして、遠くに住む孫のために、お箸が上手に使えるようになるには、どのような指導方法があるのか調べ始めたのが箸の活動を始めるきっかけとなりました。
世の中に一人くらい口うるさい箸婆さんがいてもいいのではないかと思い、10年ほど前から、一人で箸婆さんを目指して活動し、子どもには箸を上手に持てるようになって欲しいという思いから、この団体の立ち上げに至りました。
その活動をする中で見えてきたもの
*生活様式の変化
・核家族化が進み、昔から受け継がれてきた親から子へ、そして孫へという伝達システムが崩れてしまっているのではないか。
・核家族化により住宅がコンパクトになり、洋式の住宅環境になっている。それにより、子どもの身体能力が衰えてきているのではないか。
・共稼ぎの家庭が多くなり、子どもと接する時間が少なくなってきている。それにより、本来家庭での躾が、保育園等に委ねられてきているのではないか。
など、生活様式の変化が関わっているのではないかということ。
*箸への関心
・箸が単なる食べるための道具となって、日本の食文化として認識されていないのではないか。
・子どもや親自身も手にあった箸を選んでいないのではないか。
など、箸への関心も高くないこと。
仲間を巻き込み活動を進めている現在でも、上記のようなことを解決できれば、箸は上手に持てるようになるのか?
いえいえ、解決できないことも多々あることに気づきます。
なら、どうすれば良いのか・・・今も模索中ですが、私にできることを一つずつやってみる。
でも、一人では限界があると思い、箸婆さん、箸爺さん、増殖計画から始め、2018年に「みんなのお箸プロジェクト」を立ち上げたのです。そして地域の子どもたちへ箸の指導をはじめ、子どもたちの手にあったサイズの箸を自分で作るワークショップも取り入れながら、楽しく箸が学べる、をモットーにした活動を続けています。
コロナ禍では、子どもたちへの講習をしてほしいという声に応え、家庭でも親子で楽しく学べるよう、動画の配信をはじめました。小さなN P Oですので、補助金を受けて動画制作をいたしました。楽しく親子で学べるよう、歌を作ろう、音源は、日本の音を子どもたちに届けたい、そして、デジタル音源ではなく、生演奏で、そして私たちが重要と思っている身体機能も「お箸の準備体操」として動画でと予算とは関係なく、想いは果てしなく広がりました。それぞれの担当のプロの方にお一人おひとりに、私たちの想いを伝え、共感を頂き、プロボノ活動として協力いただいています。
◆寄付金の使い道
「お箸で食べよう!和食deサンバ」なる配信動画をつくります。
今回のキャンペーンを通じてご支援していただいた寄付金は、より多くの子どもたちに「お箸の持ち方」「お箸の文化」「日本人の心」を学んでもらえるよう、学びの動画音楽コンテンツの制作と配信に関わる資金の一部として使わせていただきます。
上手にお箸を持つために必要な身体のバランスを整えることができるように、踊りと歌に合わせて身体機能を向上させるような動作が自然に身に付く「お箸で食べよう!和食deサンバ」なる配信動画をつくります。
その「お箸で食べよう!和食deサンバ」動画コンテンツの楽曲制作、振り付け、撮影や編集などの制作費用の一部として、皆さまより300,000円のご支援を賜りたく、本キャンペーンを実施することにいたしました。
ご寄付いただいた方は、コンテンツ紹介のWEBページに、お名前を掲載させていただきます。
私たちだけでは、実現できない新しい取り組みに、ぜひご賛同ください。
和食がユネスコに登録され10年以上、和食の素晴らしさも知ってもらうとともに
ご一緒に、子どもたちへ、箸文化を継承し、豊かな未来へとつなげていきませんか。
◆「お箸で食べよう!和食deサンバ」動画の作成に当たり、制作にかかわっていただける方にコメントをいただきました。
踊りながら自然に身体のバランスを整える配信動画コンテンツ制作に、ご支援ください。
¥1,000
「お箸で食べよう!和食deサンバ」動画コンテンツの楽曲制作、振り付け、撮影や編集などの制作費用の一部として、大切に使わせていただきます。
踊りながら自然に身体のバランスを整える配信動画コンテンツ制作に、ご支援ください。
¥3,000
「お箸で食べよう!和食deサンバ」動画コンテンツの楽曲制作、振り付け、撮影や編集などの制作費用の一部として、大切に使わせていただきます。
踊りながら自然に身体のバランスを整える配信動画コンテンツ制作に、ご支援ください。
¥5,000
「お箸で食べよう!和食deサンバ」動画コンテンツの楽曲制作、振り付け、撮影や編集などの制作費用の一部として、たいせつに使わせていただきます。
踊りながら自然に身体のバランスを整える配信動画コンテンツ制作に、ご支援ください。
¥10,000
「お箸で食べよう!和食deサンバ」動画コンテンツの楽曲制作、振り付け、撮影や編集などの制作費用の一部として、たいせつに使わせていただきます。