”孤”育てをなくそう！より多くのお母さんたちに、オンラインで安心して話せる場とつながりを無料で届けたい！

■ NPO法人リスニングママ・プロジェクトとは

こんにちは。NPO法人リスニングママ・プロジェクト(略してリスママ）です。
【「聴く」「聴いてもらう」という相互作用によって力を取り戻すエンパワメント体験を社会に！】という理念で、「子育て中の母たち」に安心して話せる場（受容と共感と尊重をもった傾聴）を提供しています。
具体的には、子育て中に感じる不安やモヤモヤなど、どんな話でも話せる場「おはなしDAY」を1回20分、オンラインで無料で提供しています。
さまざまな育児支援がある中でリスママの特長は「当事者主体」であるところ。 聴き手は、専門的な「聴く」トレーニングを受けた、同じく育児中の母たちのボランティアです。

１対１で話せる場以外に、複数で子育て周辺のテーマについて一定のグランドルールのもと安心して話せるおはなし会の開催や「聴く技術」を広めるための講座・研修事業も行っています。
講座には、おはなしDAYリスナーの養成も兼ねた連続講座のほか、子育てに関わる人向けのコミュニケーションや聴くコツに関する講座や、企業・組織でのチームビルディング研修などがあります。

■社会課題とその現状

抗えない心身や環境の大変化。待ったなしの子育て。
正解のない地道な積み重ねの中には、喜びだけでなく、予想以上の辛さや迷い・葛藤もたくさん。
情報があふれ、価値観が多様化している現代だからこその選択の難しさや、同調圧力を感じやすい日本社会のプレッシャーもあります。
近年、産後うつや児童虐待の数は増え続けており、また子育て中に不安や孤独を感じる母の割合は7割を超えるという調査結果もあります。
5月は「孤独孤立対策強化月間」とわざわざうたわれるように、孤独孤立は社会課題であり、子育て中の母にも切実な課題です。

産後すぐ、外出もままならず、話せる人がいない孤独。
話せる相手はいてもわかってもらえない、身近で親しい人とも完全にはわかりあえない孤独。
自分自身、何を感じているのか、どうしたいのかわからなくなる混乱。
子育て中には、誰もが本人が自覚すらしていないかもしれない心の葛藤、孤独や混乱を日常的に抱えています。 それにも関わらず、子どものケアやサポートを優先し、複数の役割をこなし、疲弊してしまうことも。

そんなとき、どんなに些細に思われることでも気楽に、しがらみのない相手に話すことができる場があること、そこにわかってくれようとする人、一緒に感じようとしてくれる人がいることは大きな力になります。 私たちは専門家の支援が必要になる手前の、育児中の母たちの日常的なメンタルケア、セルフケアを担当しています。

■これまでの活動実績

10年間で延べ3600件を超えるお話を聴いてきました。

■今回の寄付で実現したいこと

おはなしDAYは、年々利用回数は増えていますが、新規で利用される方の割合が下がっています。既に利用されている方は、何度もリピートされ、日常的に不安やイライラ、孤独感などをケアされていますが、世の中には孤独や不安を抱えている母たちがまだまだたくさんいて、必要なところに届いていないのが現状です。

●「聴いてもらう」ことの啓発

傾聴の経験がないお母さんたちは、その重要性を知らずに自らサポートを求めることが少ないため、団体側からその必要性を積極的に伝えることが特に重要です。受容、共感、尊重に基づく傾聴が提供する心の安全な空間は、感情の理解と自己認識の向上に役立ち、育児のストレスを軽減します。そのため、私たちは積極的にアウトリーチを行い、傾聴の価値を伝え、多くのお母さんたちがこのサポートを利用できるようにしていく必要があると考えています。

●顔の見える関係からその先へ

現在「おはなしDAY」の利用者は、主に代表やスタッフの個人的なつながりを通じて活動を知った人々が主です。このように既存のネットワーク内での利用が多い一方で、わたしたちとしてはつながりのある人だけではなく、もっと広く悩みを抱えた多くの人々にサービスを届けたいと考えています。
特に、育児の不安や孤独を感じているが、わたしたちの存在を知らない母親たちや、さまざまな背景を持つ家族にもアクセスできるようしていきたいです。

●オンラインである強みを活かして

「おはなしDAY」はオンライン会議ツールのZOOMを使用しているため、地理的な制約なく日本全国（さらには世界各国）のどこにいる人にもサービスを提供できる点が大きな利点です。この利点を活かし、全国の様々な場所に住む、「安心して話せる場」を必要とする人々にサービスを広げていきたいと考えています。特にこれまでサポートの機会に恵まれなかった地域や、情報にアクセスしにくい環境にいる人々にも積極的に届けていきたいと思っています。

●今後の広報活動の計画

今後、Facebook、Instagram、X（旧twitter）などのSNSを通じて、新しいホームページの情報の共有・拡散に力を入れていきます。また、地域コミュニティと連携してパンフレット等を配布し、地域に密着した広報活動を行います。さらに、オンライン広告を利用して、関心の高い層に直接リーチしていく計画です。

■代表メッセージ

NPO法人リスニングママ・プロジェクト代表理事の豊平さとみです。

私たちの活動は、話を共感的に聴くことで、お母さん自身の力を取り戻す子育て支援です。家事支援や子どもの預かりのような、直接的に力を貸すものではありません。

パートナーや家族や友人がいる人は大丈夫、そんな風に思われるかもしれません。

実は、身近な人だからこそ、話せないこともあるのです。初めての子育てで全員がいっぱいいっぱいになっていたら、心がすれ違ったり、助け合う関係性をうまく築けずにいることもあります。

よかれとやってくれたことが、自分のやりたいこととズレている時。受け取れなかった時は罪悪感を、無理やり受け入れた時には残念感を、迷っている時に何かを決めつけられたら悲しさを感じます。こんな小さなことも積み重なると、周りを頼れなくなる。これはどんな人にも起こりうる「孤独」です。

私自身この10年間、心がちくりと痛むたびに聴いてもらい、助けられてきました。日常の小さな嘆きを受け止めてもらうと、本来あった「選択する力」や、「周りの人に協力してもらう力」も引き出されてきます。しがらみのない場でいったん話せることで、抱え込まずに済むのです。

家族や友人がいても、内側に起こりえる「孤独」。ここに寄り添う私たちの活動は、子どもの健やかな成長を、社会で支える一つの方法だと思っています。

この活動に、ぜひご参加ください。

■応援者の声

■寄付金の使いみち

■ リターン一覧

①一口応援　1,000円
②二口応援　2,000円
③読書会付き　3,000円
（予定本：おうち性教育はじめます/子どもの傷つきやすいこころの守り方　どちらかお一人1回）
　日程リクエスト歓迎・権利譲渡可　
④リスママ単発講座付き　5,000円
（生きる力を育む☆子どもの話を聴くコツ講座/誰も教えてくれなかった怒りのヒミツ講座/頑張り屋さんのためのお願い上手になるコツ講座/どんと来い！思春期♪心の準備講座　どれかお一人1回）
　日程リクエスト歓迎・権利譲渡可　
⑤リスママオリジナル日めくりカレンダー　6,000円
　リスママの想いを込めた言葉による31枚
　8月頃、発送予定
⑥本気応援　10,000円
⑦本気応援　30,000円
⑧団体研修付き　50,000円
⑨熱烈応援　100,000円

※③④の内容の詳細や決まっている日程のご確認、定価でのお申し込みはコチラ↓からできます。
コチラ
リターンに関するリクエストや特典不要の場合の連絡等は、寄付後に返信されるメールに、連絡先が記載されていますので、お手数ですが、そちらまでご連絡いただければありがたいです。