能登の貴重な森を持続可能な森として残したい!!
震災に遭われた能登の森で働く林業従事者の方に支援するプログラムです!!
能登の林業従事者は、自らも被災者でありながら、避難所から伐採の依頼のある現場へ向かっています。
山崩れが起きそうな箇所や道路が塞がってしまいそうな箇所に特に向かっています。
一方で、着の身着のままで避難したので、安全装備も道具も十分ではありません。
そこで、彼らが少しでも林業を続けられる環境を整えるお手伝いをしたいと思います。
支援金は、「もりラバー林業女子会@石川」を通じて、安全装備やチェーンソーなど、必要とされる機材を能登の林業従事者に直接お届けします!!
能登地方の生活を支えてきた森に感謝し、そこで働く方々に一日も早い活動支援が届きますように。
【開催期間】2/2〜2/18
【寄付方法】緑の(寄付する)ボタンからお願いします
Story
🟩能登の震災支援について
元旦に能登地方を襲った震災、私たち「森を守るクリスマスリース協会」の仲間の一人の安否が気になりみんなで連絡をとり、無事県庁内に避難していることがわかりホッとしたのが1ヶ月前でした。
今も被災の様子が大きく報道され、死者はもちろん、孤立集落の発生や家屋が全半壊したり水道、電力などの不通になったりしたため避難を続ける人も多いこと、また大規模な海岸隆起によって漁港が使えなくなったことも報道されています。さらに輪島塗などの伝統産業、輪島の朝市など観光産業も大きな被害を受けています。
しかし、林業関係の被害の状況や森で働く方々の被害や状況は中々伝わって来ず、
私たちにできる支援は何か?
何ができるのか? と 考えていました。
🟩能登半島で活動していた木こりさんや能登の貴重な森はどのような状況なのか。
石川県にいる仲間を通じ林業従事者で石川の森の応援団の「もりラバー林業女子会@石川」代表の砂山亜紀子さんより情報をいただき、悲惨な被災現場の様子がわかってきました。
🟩能登の林業従事者は、自らも被災者でありながら、避難所から伐採の依頼のある現場へ向かっています。一方で、着の身着のままで避難したので、安全装備も道具も十分ではありません。〜「もりラバー林業女子会@石川」代表の砂山亜紀子さんより〜
今日、会社にお休みをもらって輪島へボランティアへ行っていました。材木関係者十数名と被災した製材所の片づけを手伝ってきましたが、輪島への道のり、輪島市街地、特に報道に合ったような朝市通り周辺は、私の知っている輪島の景観はなく、全く別の町のようでした。
能登の林業従事者、彼らは自らも被災者でありながら、避難所から伐採の依頼のある現場へ出勤しています。着の身着のままで逃げてきたので、安全装備も道具も十分ではありません。ただでさえ危険な現場がそれ以上になっていています。県や赤十字への寄付も考えましたが、直接彼らに必要な支援が届くわけではなく、時間もかかります。また、本来そのようなことは雇い主である森林組合や事業体が行うことなのかもしれませんが、所属する職員や従業員に限定されてしまい、キコリ全員を支援するには林業女子会として支援することが最善と考えました。
🟩彼らが少しでも林業を続けられる環境を整えるお手伝いをしたい
キコリは震災前で200人弱でした。森林や里山里海の恵みはその人たちに守り育まれています。一人もケガや装備・道具がないという理由で辞めてほしくないと思っています。彼らが少しでも林業を続けられる環境を整えるお手伝いになればと思っています。
私たち「もりラバー林業女子会@石川」はこれまでも様々な活動を通して「当たり前に暮らせるのは山が健全であるから」ということを伝えてきました。山のことを知ってほしい、山で働くひとへの感謝を忘れないで欲しいと思っています。
長文になりましたが、どうぞご支援をよろしくお願いします。
■ 協会と「もりラバー林業女子会@石川」や能登林業との繋がり
森を守るクリスマスリースプロジェクトの活動をする中で能登の林業関係者にも繋がり、「もりラバー林業女子会@石川」との交流を持たせていただくこととなり、毎年のクリスマスリースプロジェクトでは、地元の木々の提供などプロジェクトを応援していただいていました。
このような関係から能登地方の林業を学び始め、「アテ林業」能登ヒバのことを知りました。「石川県の木」でもあり、能登を象徴する樹種、建築材として優れた性質を持ち、能登の家づくりの要となっている能登ヒバ。輪島塗の漆器の木地にもなり、石川県内にはアテ人工林が面積1万2389ヘクタールも広がっています。アテ林業の特徴は、1つの林の中で年齢の異なったアテを同時に育て、さらに、それにアカマツやスギなど他樹種を織り交ぜながら、継続して収穫できる「複層林」経営です。
今の日本では珍しい複層林・混交林の貴重な林業地帯の能登地方。
砂山さんが、「当たり前に暮らせるのは山が健全であるから」ということを伝えられているように、能登地方の産業や生活は能登の森に支えられてきた事、私たち「森を守るクリスマスリース協会」の森を守ることは命を守ることに共通します。
50年後100年後の子供たちに豊かな森を残すため、森で働く人に感謝の気持ちを忘れないようにしたい。能登の森を守ることは能登地方の人々の生活を復興させることにもつながると思います。
地震が林業の継続を諦めさせることにならないように切に願っています。
皆様のご支援、拡散よろしくお願いいたします!!