【応援メッセージ】子どもたちが自分で悩み考え大いに楽しめるように
2024/1/16 20:26
自己紹介
こんにちは。ほしかぜクラファンチーム記事担当のまっきーです。娘の「Latte」と「リラ」が、ほしかぜキッズとして、第4回本公演の舞台に向かって活動しています。
これから9月の本公演に向けて、起こるであろうほしかぜでの出来事や、課題、制作の様子などを発信していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
我が家のほしかぜ入会のきっかけ
本日は我が家の姉妹Latte、リラと家族についてお話していきたいと思います。
ほしかぜに入会のきっかけは当時3年生のLatteの希望でした。
これは珍しいな、と思いました。
Latteとリラは世間的には良い子。
私にとってもあまり手がかからない子たちでした。
というのもLatteとリラの間にはもう一人白血病で亡くなった女の子、”ゆっちゃん”がいました。
ゆっちゃんが3歳で発病し5歳で亡くなるまでLatteとリラは祖父母の家に預けられていました。
2人とも預け先ではニコニコ愛嬌が良く我儘も言わず幼稚園でも保育園でもお友達に優しくお勉強や運動も熱心に取り組んでいて担任の先生から困ったことを聞かされたこともありません。
私はゆっちゃんが発病してから2人のおゆうぎ会にも運動会にも行きませんでしたが、病院へ向かう私へ「ゆっちゃんによろしくね。」と送り出してくれます。
ゆっちゃんが亡くなってからはもしかしたら闘病中よりも苦しい時間だったかもしれません。
私は元々看護師として働いていたのに娘の病気をもっと早期に発見し適切な治療が出来たのかもしれない、Latteやリラの母親として2年間何もしてこなかった。
看護師としても母親としても自信が持てず子供たちが何か失敗をする度に自分のせいだと思っていました。
子供たちが失敗しないよう良いとされることをやらせダメそうなことは禁止しました。
すると何か新しいことをさせる度にLatteが「失敗しそうだからやめとく」と言うようになりました。
自分から何かしたいということもあまり無かったです。
そんな中ほしかぜ本公演の異世界ア・ラ・モードのチラシを見て「私と同い年位の子がこんな風にお芝居してるんだって!良いなぁ。やりたいな。」と言ってきたのです。
Latteが入会しリラもおまけのような形で入会しました。
すると家とも学校とも違う2人に出会えました。
Latteは真面目で素直だと思っていたのに意外とふざけるのが好きでこうしたいという演技は曲げません。
リラはいつでも愛嬌があって人見知りしない大胆なタイプだと思ってたらほしかぜの中では恥ずかしがりやでモジモジしていてあの時こう演技したかった!もっと私を見て欲しいのに!と帰ってきてから悔しがっています。
ほしかぜキッズは個性派揃いでそれぞれが自分の表現をしています。
でもそれはほしかぜという場が子供たちの本来持っているものを引き出しているのです。
親として子供に出来るのは子供が自分を表現が出来る場所を作ることなのではないかと思いました。
世間ではクイズ王がもてはやされています。
知識や教養は大きな武器ですが人生は、世界は、正解のあるクイズではありません。
子供たちが自分で悩み考え大いに楽しめるようほしかぜがその一助になればと思います。
まっきー
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