副代表よりメッセージ(NPO法人コンフロントワールド堂川)
2023/12/8 12:47
こんにちは!コンフロントワールドの堂川と申します。
今回は私の「コンフロントワールドに関わることになったきっかけ」についてお話しします。
きっかけは、私の就職活動の頃の話に遡ります。
私は新卒でベンチャー企業に飛び込みました。
ベンチャー企業に飛び込んだ理由は、「構造的・根本的な課題解決ができる価値を生む力を早くつけるため」です。
国際協力に漠然と興味があった大学4年の夏に、
「とりあえず途上国に行ってみよう」と思い、
手を震わせながら3日後の航空券を取って訪れたのがフィリピンのスラム街でした。
(当時「フィリピンは日本人殺害率1位」のような記事もあり、航空券を取った直後から不安で吐きそうになっていました笑)
初めて貧困の様子を目の当たりにした私は、
スラム街を後にして、すぐに海沿いの観光スポットに逃げ込みました。笑
フィリピンの綺麗な夕陽を見ながら私は考えていました。
「力になりたい」という想いが強まった一方で、
「スキルも何もない今の自分では荷物運びしか価値を出せない」と”無力感”を痛感しました。
もちろん荷物を運ぶことも大事な価値になりますが、
当時ソーシャルビジネスについても学んでいた自分は、
構造的・根本的な課題解決ができる価値を生む力が必要だと考えました。
そこで、私が決めたのは「厳しいビジネスの世界に飛び込んで力をつける」でした。
そして大学4年の秋に、大手企業に内定が決まっていた就活をやり直し、
ベンチャー企業へ入社することが決まりました。
ベンチャー企業では早朝から夜遅くまで働いていたので、
国際協力に自分の時間を使うことはなかなかできなかったのですが、
時間を使えないなりにできることを考えて、寄付のみ行っていました。
ただ、社会人になって4年ほど経ち、ある程度仕事に慣れてきた頃、
「もっと仕事をして力をつけたい」という想いと同時に
「寄付だけではなく、違う形でも国際協力に関わってみたい」と思うようになりました。
そこで頭に浮かんだのが、大学時代にイベントに参加したことがあったコンフロントワールドでした。
参加したイベントで、代表の荒井さんが
「社会人だけど、週末に国際協力している」
といった内容をお話されていたのを覚えていたので、
「とりあえずイベントに参加してみよう」くらいの気持ちで参加しました。
コンフロントワールドがイベントを開催予定とのことですぐに申込、
そのイベントの中でも、やはり社会人の方々が本業がありつつも、
空いた時間を使って国際協力に携わっているということ、関わり方などを聞きました。
その後、メンバーの方々との面談を経て、詳しい活動の様子を知ることができ、
コンフロントワールドで活動することを決めました。
当時は勤務先以外での副業など様々な選択肢があった中でコンフロントワールドでの活動を決めたのですが、決め手は会社ではできない経験ができることと、フィリピンのスラム街で感じた「力になりたい」という想いと”無力感”が大きかったのではと思います。
あなたの今のお仕事はいかがでしょうか。
自分が思い描いていた社会人生活は送れていますか?
日々新しい学びや気づきはありますか?
自分の想いを持って仕事ができていますか?
もちろんコンフロントワールドのメンバーとして一緒に活動できれば何よりですが、
社会人になりたての頃の私のように「急に時間を取るのは難しい」という方もいらっしゃると思います。
そんな方はまずはパートナーという形で、少しだけお力をお借りできると幸いです。
あなたのできる関わり方で、一緒に社会を良くしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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コンフロントワールドは月額500円よりマンスリーパートナーを募集しています。
12月末までに100人を目指しています。
ぜひご寄付をお願いいたします!
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