Story
6月28日で41歳の誕生日を迎えます。
人生も折り返し、誕生日を祝ってもらって嬉しいという年齢では無くなって久しいです。
大人になってからは、普段会う人からもお誕生日おめでとう!と言われることもそんなに無いのに、SNSで数年会ってない人からお祝いメッセージをもらうのも恥ずかしくてFacebookの誕生日登録は非公開にしていたりします。
でも、今年は敢えて自分から、「私のお誕生日を祝って」と投稿してみました。
というのも、自分の誕生日に寄付を集めようというこのバースデードネーションの習慣、サービスは、海外では一般的にやられているそうで、Facebookでも簡単に寄付が集められる機能も実装されているけれど、寄付先の団体が海外の団体ばかりということもあって、日本ではあまり広まっていないようです。
国内では、もう何年も前から弟が働いているSTYZという会社でこのサービスをやっていて、「日本にもバースデードネーションを当たり前に広めよう!」と頑張っています。身内ながら殊勝なことだと思います。
日本フィランソロピー協会でも誕生日寄付のページを作成して広報しています。
https://www.birthday-donation.jp/
サービスインの時には、企業のマーケティング部門やCSR部門、NPOのお知り合いの方にも、ヒアリングのお願いをさせていただいたりして、その節はお世話になりました。
それなのに、自分はまだこのサービスを使ったことが無くて、申し訳ないなあという気持ちもあり、バースデードネーション(誕生日寄付)を少しでも多くの人に知ってもらうために、今年はやってみよう!と思い立ちました。
寄付先は、いつもお世話になっているチャンス・フォー・チルドレン(CFC)にしました。以前にこのSyncableのサービスについて、代表の今井さんにアドバイスしていただいたこともありました。毎年、年末の大掃除の時期に、会社で古本を集めて、VALUE BOOKSさんに販売してもらい、販売金額を少額ですが寄付させてもらっています。もう8年になります。
VALUE BOOKS Books for Japan
CFCは、被災地などで経済的な理由から、塾やピアノなどの習い事に行けない子どもたちに、無料のクーポン券を渡す活動をされています。東日本大震災の時から活動を始められ、今では全国の多くの自治体でその活動モデルが取り入れられ、自治体や民間企業と協働しながら教育格差の課題に取り組んでいます。
コレクティブインパクトという言葉もCFCの活動から学びました。行政や企業、NPOなど様々な立場の人たちが、一つの課題を解決するために集まり、協働して課題を解決していく取り組みのことだと理解していますが、こうした取り組みがそれぞれの地域で当たり前にされていることが、これからの地域社会の姿だと思います。
具体的な寄付のやり方は、画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できるようです。
※ 寄付金は6%の決済手数料を除いて全額団体に寄付されます。
日本での寄付習慣をもっとPOPに、駄菓子屋でお菓子を買うような、ゲームセンターでコインを使うような、もっと手軽な感覚でスマートにできるようになればと思っています。
是非、気軽な感覚でやってみてください。ご自身の誕生日にも!!