7月豪雨で被災した秋田市を中心に、【写真洗浄】の活動や【傾聴サロン活動】を皆さんと一緒に行なうために寄付キャンペーンを行います。
悲しみにくれている被災者に寄り添いたい。
大切な思い出を1枚でも多く救いたい。
どうぞよろしくお願いします。
Story
令和5年7月14日からの大雨による秋田県の豪雨災害で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。また、一刻も早い復興・復旧を心よりお祈り申し上げます。
■ 被災者の思い出を守るために。(活動のきっかけ)
私たち「おたがいさまプロジェクト」は被災地での【子ども支援・傾聴サロン活動】、そして神戸で【写真洗浄】を行っているボランティア団体です。
現在、秋田市災害ボランティアセンター、NPO法人あきたパートナーシップと連携し、現地で写真洗浄の広報活動を行っていただいています。
写真洗浄とは、水害により泥で汚れてしまった写真やアルバムをお預かりし、ボランティアが1枚1枚丁寧に洗浄し、持ち主の方へお返しするという活動です。汚れてしまった写真はバクテリアが浸食して白くなり、やがて写っているものが見えなくなってしまうため、水とエタノール水溶液を使って洗浄します。小学生でもできる簡単な作業でありながら、大切な思い出を守ることができます。
詳しくは下記の動画をご覧ください。
【秋田県の被害】
住宅被害は6,613棟、そのうち半分は秋田市であり、床上浸水が3,000棟以上の被害があり今もボランティアが活動を続けています。
先日、秋田市で被災された方から写真洗浄のお問い合わせをいただきました。
その方は電話越しに、涙ながらに「大切なものなので捨てられない」と仰っていました。しばしお話した後、写真アルバムを乾かした後に当団体まで送っていただくことになりました。時間はかかってしまいますが、必ず丁寧に洗浄してお返しいたします。
この方のように、秋田県内で支援が必要となるケースが少なくとも200件以上あると想定されています。
私たちは現地活動と写真洗浄の経験を活かし、被災された皆さまに寄り添った活動をしたいと考えています。私たちは決して“助けてあげる”側になってしまうのではなく、相手に寄り添い心を通わせるかかわりを大切にしたいと思います。
そんな「おたがいさま」の気持ちをもって秋田市の集会所や避難所で写真洗浄の相談会を開くとともに、同場所で傾聴活動や子ども支援など“心の復興支援”を行っていきます。また、汚れた写真があれば洗浄ができるということを一人でも多くの方に伝えるために、私たち自身も広報活動を行いたいと思っています。
私たちの秋田での活動には、あなたのご寄付が必要です。
私たちは、みなさまからのご寄付を大切に使わせていただき、被災された皆さまの心に寄り添った活動をしていきます。「おたがいさま」の思いを私たちと一緒につなげるために、寄付を通じて仲間になっていただきたいです。
■ 【心の復興支援~心からの愛情を。~】
被災地支援は泥かきや瓦礫撤去などの緊急復興支援活動が終わった後の、心の復興支援が重要です。過去には、被災者の方から不安でたまらないとお電話をいただいたこともあります。また、子どもたちは大雨が降るたびに不安そうに空を見上げたり、夜泣き出したりするような PTSDと似たような症状も起きていることが分かっています。
悲しみをなかったことにはできませんが乗り越えることはできます。そのためには心からの愛情が必要です。被災された方や子供たちが私たちを望む限り、最後まで寄り添い続けたいと思います。
■ 寄付金の使いみち
現地への旅費(神戸から秋田市まで1日35,000円/一人)
傾聴活動に用いる消耗品費(5,000円/1回)
神戸での写真洗浄活動(会場費、消耗品費など5,000円/1回)
現地での会場使用費 等(20,000円/1回)
今回のご支援満額で秋田での1泊2日の活動をスタッフ3名で行なうことができます。
具体的な活用方法については、随時、活動報告で皆様にお知らせしていきます。
皆さまの温かいお気持ちにも思いをはせながら、大切に、大切に使わせていただきます。
※金額に達しなかった場合は人数を縮小して、なんらかのかたちで活動を行います。
⬛最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。秋田への支援はもちろん、各地域での支援活動や定期的に開催している写真洗浄会の様子など、おたがいさまプロジェクトのSNSでも報告していますので、引き続きご覧いただけると嬉しいです。また、ご寄付はもちろん、SNSのシェアやコメント等での応援、写真洗浄の情報拡散なども大変力になりますし、それも素晴らしいボランティアだと思います。
ぜひ、仲間になっていただけませんか。
どうぞ、よろしくお願いします。