自己紹介

はじめまして。大阪市内の法律事務所で勤務弁護士として働いています、金星玉と申します。

　私は、兵庫朝鮮学園が運営する、尼崎東朝鮮初級学校、尼崎朝鮮初中級学校、神戸朝鮮高級学校に通いました。

兵庫朝鮮学園との関係性

　私は、兵庫県下の朝鮮学校を卒業しました。また、私の兄や姉も同じく兵庫県下の朝鮮学校で教育を受けました。私の母は、尼崎朝鮮初中級学校と神戸朝鮮高級学校で、体育や日本語のソンセンニン（教員）、バレーボール部の監督をしていました。教員の子どもあるあるかもしれませんが、初級部に入学する前から、母に連れられて教員室に行き、母の同僚の先生方に遊び相手になってもらったりしていました。休みの日には、バレーボール部の練習や試合に帯同し、家では決して見られない母の姿を目撃したことが印象深く残っています。

このように私は、物心がつく前から兵庫朝鮮学園にかかわっていました。

兵庫朝鮮学園の魅力

　兵庫朝鮮学園や朝鮮学校の魅力は、たくさんあります。

　私が最も大事に思っていることを一つ上げるとすれば、自らのルーツについて考える時間が、常に与えられることです。民族の言葉や歴史などを知る機会は、今思えば非常に重要なものでした。社会に出れば、自分で積極的に動かない限り、求める情報は得られません。また、今日、社会に流れている情報は、私達在日朝鮮人に対して友好的なものばかりではありません。

そのような環境で、朝鮮学校の卒業生が、揺るがない自らのルーツ（根本）を持っているというのは、とても貴重なことだと思います。

兵庫朝鮮学園への期待

　兵庫朝鮮学園は、今後も引き続き、民族教育の伝統を引き継いで発展させていくでしょうし、たくさんの支援がその原動力になると思います。共に頑張りましょう。

兵庫朝鮮学園とは？