〜生徒の選択肢が広がる学校を〜inタンザニア
2023/6/6 23:26

コンフロントワールドでは、タンザニアのマサシ県というところで、
現地NGOと協力をして私立小学校の学校建設を行っております。
今回は、タンザニア学校建設事業の概要をご紹介させていただきます!
具体的な活動内容 〜生徒の選択肢が広がる学校を〜
タンザニア南部のマサシ県にて私立小学校の設立を目指す現地NGOと協力しながら、学校建設を行っています。
この国では私立学校の数が少なく、ほとんどの子供たちが政府の管理下にある公立学校に通っています。
公立学校では教育の質が低いことが大きな問題となっていて、例えば
・生徒数に対して教員、机、椅子、教室、教科書等が不足している
・教師が時間になっても教室にこない
・教師が十分に教科を理解していない
・教師が教室に来ても教科書を黒板に丸写しだけしかしない
・モチベーションのある教師が少ない
・家族の教育の重要性に対する理解が少ない など
その結果、公立学校の生徒の学力レベルは極めて低く、中学校レベル終了時に進級に必要な国家試験合格率はたったの3%程度に留まっています。
つまり、殆どの生徒が高校レベルの教育を受ける前に落第してしまうということです。
また国家試験や教科を英語で受けなくては行けないことも、大きなハードルになっております。
そこで私立学校を建設することによって、「生徒の選択肢が広がる質の高い教育」を提供することが出来ると考えております。
小学校のうちから英語を学び、落第せず国家試験合格を目指すことができれば
その生徒の仕事ややりたいことの選択肢を広げられると思っております。
現地の現状
▲実際に建設されている教室の様子
正式に政府に認められて、実際に運用を可能にするために必要な建築物は以下になります。
・教室 6棟 (現在5棟建設完了)
・図書館 未完
・トイレ 8つ 未完
2023年6月段階で、教室は残り1棟、図書館1棟、トイレ8つを建設する必要がある状況です。
2024年に生徒を受け入れ、運用を開始することを目標としておりますので
あともう少しでスタートを切ることが出来ます!
タンザニアの子供達の未来の選択肢を一緒に広げていただける方は
未完了になっているトイレや図書館を一緒に作り上げていけると嬉しいです!
是非ご支援の方も宜しくお願い致します!!
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