スタンダード・プードルのセラピードッグ、エースが6月26日で14歳を迎えます。体重30kgの大型犬です。一般に小型犬よりも大型犬の方が早く歳を取るとされています。大型犬の年齢を人間の年齢に換算すると14歳=103歳という記事もあります。
10年余勤めたセラピードッグを引退して、残りの犬生を穏やかに過ごしてもらうためのセラピードッグ エースへの誕生日プレゼントにご協力をお願いします。
Story
おかげさまで目標金額を達成できました
【5/21 追記】ご支援ありがとうございました。おかげさまでエースのために購入予定の体重計と移動用のカートの購入費用を集めることができました。
バースデードネーションの終了日はエースの誕生日の6月26日です。終了まで1ヶ月以上の期間が残っていますのでストレッチゴールを設定させていただきました。
エースは動物病院で薦められた関節、皮膚・被毛、心血管、腎臓、神経・認知機能の健康を守るサプリメントを服用してます。1日2錠、食事のときに服用しますが1年間で約8万円が必要です。
目標金額を超えてご支援いただいた金額はこちらのサプリメントの購入費用に当てさせていただきます。引き続きご支援よろしくお願いします。
▲写真は今年6月に14歳を迎えるエースとその後継ぎの生後7ヶ月のシンシア
NPO法人とちぎアニマルセラピー協会理事長の平澤です。当会の設立当初からセラピードッグとして、私の愛犬として、たくさんの人に「癒し」と「笑顔」を届けてきたスタンダードプードルのエースが14歳の誕生日を迎えます。
私達の活動開始は2012年まで遡ります。セラピードッグたちと活動を始めて10年以上が経ちました。犬の寿命は長くて15年くらいです。私達が活動を始めた時に一緒に活動してくれたセラピードッグたちも既に何頭かを見送りました。
活動を始めた頃は「アニマルセラピー」という言葉すら一般的ではなく、地方の小さな町ではアニマルセラピー活動をすることよりも活動の内容、犬たちが人に与えるすばらしい能力を多くの人に知ってもらうことから始める必要がありました。
当時は活動の認知度が低いために啓発活動の場所も少なく、一部の道の駅などで場所を提供してもらってもキッチンカーなどの食品を扱う業者から邪魔にされたりすることも多くありました。しかし「まず、知ってもらうこと」が普及につながっていくことと信じて、当時のセラピードッグたちと毎日のように啓発活動を続けた時期がありました。
▲既に虹の橋を渡ったイッシュと...2012年
▲福島県二本松市にあった東日本大震災の被災者住宅での活動
当時のセラピードッグたちは今年14歳を迎えるエースを始め、イッシュ(F1)、かなで(ボルゾイ)、メリー(Mix)の4頭で暑い日も寒い日も…時には夜のイベントにも参加しました。既にエース以外の3頭は“虹の橋”を渡り、設立当初から頑張ってきたのはエースだけになってしまいました。
現在、NPO法人とちぎアニマルセラピー協会は会員数 約70名になり、活動も少しづつ認知されるようになりました。まだ大きな組織ではありませんが高齢者/障がい者施設や医療機関、教育機関、図書館など様々な場所やシーンで活動をさせていただき、時には新聞などのメディアにも活動を紹介してもらえるようになりました。これもエースや“虹の橋”を渡った初代のセラピードッグたちの活躍のおかげです。
▲4月29日に開催されたリーディングドッグの活動(下野新聞 2023/5/4掲載)
昨年、エースも首に出来た腫瘍の摘出手術をしましたが転移もなく、血液検査も良好でした。高齢のために腰の骨が少し歪んで歩き辛そうにしていますが、食欲もあり、時々は若い子たちを遊ぶこともあります。
いつ逝ってもおかしくない年齢になりましたが10年以上セラピードッグとして働き、とちぎアニマルセラピー協会の礎をつくったエースにゆっくりと余生を送ってもらいたいと思っています。クリクリのかわいい目とモフモフのエースが「癒やし」を届けた人は数知れず...。エースが私達に届けてくれた「癒やし」を返して、残った時間を穏やかにゆったり過ごして欲しいと思います。
バースデードネーションでのご支援で大型犬も計れる体重計と脚が弱ってきたエースの移動に使うカートを購入をしたいと思います。
大型犬の体重は動物病院でないと計ることができません。健康維持のために日々の体重を管理をするための体重計が必要です。他に楽に移動できる大型犬も乗れるカートも必要になってきました。
本来ならば自費で用意すべきものですが、いまだ協会の経済状態はコロナ禍の影響から抜け出すことができないため、捻出できる費用が不足しています。
皆さんのご協力で、頑張ってきたセラピードッグ エースにバースデープレゼントを贈らせてください。
どうぞ、よろしくお願いします。