2020年8月より高津区との市民協働型事業としてスタートした「高津せせらぎプレーパーク」は、2023年4月から高津区との協働事業を終え、「高津せせらぎプレーパークやレンジャー(以下、やレンジャー)」という市民ボランティア団体による自主運営となります。
私達やレンジャーは、「この地域に遊び場や居場所がほしい」という子どもたちの長年にわたる切実な声をうけ、地域のお母さん、お父さんがつくった団体です。
2019年の台風18号による公園の被害、2020年からのコロナ禍など、様々な困難もありましたが、子どもたちの居場所や遊びを支えたい想いでこの3年間、活動しつづけてきました。
第一回の開催から3年間を経て、今では月1回の開催を安定して実現できるようになり、これまで延べ2,040人の子どもたち、親御さん、地域の大人の方々に参加いただきました。
「プレーパークにいくのが楽しみ」「ここはボールあそびに鬼ごっこ、水遊び、木登り、いつもできない遊びがおもいっきりできる」「これからもずっと続けてほしい」と言ってくれる子どもたちの声が私たちの励みになっています。
乳幼児のお母さんからは「車もこないし、環境もよくて、スタッフさんも優しくて親子でひさしぶりにのんびり過ごせました」という声もいただけるなど、地域の子ども、親御さんに必要とされ、根づいてきているのを実感してとても嬉しく思っています。
そこで皆様におねがいです。
子どもが誰でも無料で自由に遊べるプレーパークをこれからもつくりつづけるため、ぜひ、大人のみなさんのお力を貸していただけませんか?
1年間毎月プレーパークを開催できる予算として30万円を目標額としています。
寄付いただいたお金は、釘やボンド、文房具などの物品、遊び道具、公園使用料などに使わせていただくほか、寄付がたくさん集まればプレーリーダーを呼んだり、イベントを開いたりすることができます。
是非、自主事業として継続開催していく高津せせらぎプレーパークの応援をお願いいたします。
Story
実施団体:高津せせらぎプレーパークやレンジャー(以下、やレンジャー)
「こどもが思い切り遊べる場所がない。」
川崎市高津区の子供達の切実な訴えに問題意識をもった大人達が、
こどもがのびのび遊べる場を作るための活動を2019年にスタートさせました。
私達は、こどもがのびのび遊ぶために十分な広さをもっている多摩川河川敷「高津せせらぎ公園(せせらぎと親子広場)」を高津せせらぎプレーパークの開催場所としています。
「プレーパークづくりには10年はかかる」
団体設立当初、そんな懸念を示す周囲の声もありました。
「それでもプレーパークつくってみよう! やってみよう。あーやって、こーやって・・・あれ? やってみたら、やれんじゃん!」
やレンジャーは、そんな「やれんじゃん」の精神で、プレーパークづくりに取り組むメンバーによって構成されています。
やレンジャーは、以下の4つの事業目的をもちプレーパークを運営する団体です
私たちの取組
沿革
■2019年度
10月 高津せせらぎプレーパークやレンジャー 団体発足
11月 台風18号による河川敷浸水被害後の高津せせらぎ公園清掃活動実施
2020年3月上旬 「高津区市民提案型協働事業」へ応募
2020年3月末 「高津区市民提案型協働事業(トライアル)」での採択決定
■2020年度
8月2日 第一回プレーパーク開催
8月30日 水辺で自然観察の開催
・2020年度は、8~12月まで計5回のプレーパークと水辺で自然観察を実施、延べ989名が参加
■2021年度
「高津区市民提案型協働事業(アドバンスト)」へ応募・採択
・2021年度は、8月の水辺で自然観察と10月~3月まで計6回のプレーパークの実施、3月のプレーパークでは「バザー&こどものおみせ」を開催、広報誌(6月、10月、2月)を発行、延べ431名が参加
高津区予算ではなく、自主運営事業としてもプレーパークを開催(1月、2月、3月)
■2022年度
「高津区市民提案型協働事業(アドバンスト)」へ応募・採択
・2022年度は、8月の水辺で自然観察と毎月のプレーパーク開催(計10回、うち9回のプレーパークは自主事業として開催)、12月のたき火イベントを実施、広報誌(6月、10月、2月)を発行、延べ620名が参加
これまで、3年間のプレーパーク活動で延べ2,000名を越える方々に参加いただきました!
活動場所の特徴
・高津区は住宅密集地であり、公園はあるものの1つ1つの公園面積はとても小さく、ボール遊びや全力疾走が満足にできる十分な広さをもっていないという地域課題を抱えていました。一方で、多摩川河川敷の「高津せせらぎ公園(せせらぎと親子広場)」は、近隣の公園よりはるかに広大な面積があり、また自然豊かであることもあり、私達はこの場所をプレーパークの開催場所とすることとしました。(近隣の公園が全て2,000m2以下の小面積な一方、高津せせらぎ公園は25,000m2と広大です)
・通常子どもだけで遊びに行かないように注意喚起されている多摩川河川敷ですが、高津せせらぎプレーパークの開催日には、河川敷でも見守りの大人がいる事から「高学年(4年生以上)の子どもがいれば子どもだけで遊びに行ってもいい」ということを周囲の小学校にも説明をするなどして、遊び場づくりへの理解を得てきました。
活動の意義と成果
・高津せせらぎプレーパークやレンジャーの実施する活動は、こどもの遊び場を作り出すのみならず、こどもの遊び場づくりを支える大人達の交流の場ともなることで、子どもも、親世代も、地域の大人達も、多世代が交流する「市民創発による都市型コミュニティ」となることを目指しています。
・私達の活動は、過去3年間の活動で以下のロジックモデルで示すような短期成果を実現しており、今後も継続してプレーパークを開催することで、地域に根付き、子ども達の健やかな成長と豊かな地域社会づくりに貢献していきたいと考えています。
■ご寄付の使い道
・今回のクラウドファンディングで寄付いただいたお金は、プレーパークの継続開催に必要となる下記の資金に活用させていただきます。
① 子ども達の遊びのための物品購入資金
例:木材資材、工作用品(釘、ボンド)、文房具、遊び道具等
② 高津せせらぎプレーパークサポーターのボランティア謝礼
子ども達の遊びを見守るボランティアの方々に謝礼をお支払いして見守り活動を行っています
③ 広報誌の発行費用
年に数回、広報誌を発行します。原稿執筆料、印刷・発送費用など
④ プレーリーダーの派遣費用
プレーパークの開催に協力してくれる川崎市子ども夢パークから、プレーリーダーとしてスタッフを派遣していただく際にお支払いする費用
⑤ 水辺で自然観察の講師派遣費用、必要物資購入費用
⑥ その他、活動を継続するにあたって必要となる経費(公園使用料等)
■寄付者特典
・寄付者の方々には、登録いただいたメールアドレス宛に広報誌(電子版PDF)を継続配信差し上げます
・1万円以上の高額寄付をしてくださった寄付者の方へは、御礼として広報誌へお名前を掲載させていただきます。(事前にお名前の掲載に同意をいただける場合に掲載とさせていただきます)
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