児童虐待家庭から逃げ出し、安全な居場所を手に入れた19歳の女の子。
地元には帰ることができず、振袖を着るお金もなく、成人式に参加できません。
過酷な状況でも「人生で1度しかない二十歳の誕生日」をお祝いしたい!
この子に振袖を着た記念写真を残してあげたい。
寄付を通じて、「生まれてきてくれて、ここまで生き抜いてくれてありがとう」という気持ちと、多くの味方がいることを伝えたいです。
Story
一般社団法人enGrabは、困難を抱えるこども・若者が社会で孤立しないためのお手伝いをしています。
児童虐待や不登校、予期しない妊娠などの困難を抱えるこども・若者が、いまを生き抜くためのサポートです。
活動を通じて出会ったひとりの女の子が、2023年1月に二十歳の誕生日を迎えます。
彼女は、19歳の時に虐待家庭から逃げ、私たちのもとへやってきました。
成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、これまで未成年にもかかわらず法律で守られていなかった18歳、19歳の虐待家庭で耐え抜いてきたこどもたちが、家出をして虐待から逃げることができるようになりました。私たちはこれまで、複数のそういうこどもたちに出会ってきました。
彼女はそのひとりです。身分証明書を持っておらず、所持金は片道の交通費程度、住む家も仕事もなく、持ち物はキャリーバックひとつで家出してきました。知らない土地で、頼れる人もいない。
私たちは、彼女に衣食住を提供することでまずは安心できる場所を提供し、会話を重ねて信頼関係を築き、これからどう生きていくかを一緒に考え、ひとつひとつの手続きを一緒に行います。
過酷な状況にある彼女は、今月、二十歳の誕生日を迎えます。
生まれ育ったまちの成人式に出ることができません。成人式で友人たちに会うことができません。
生活に余裕がなく振袖を着て記念写真を撮ることすらできません。
そんな彼女にせめて、日本の多くの二十歳の子たちが成人を祝っているように、
振袖姿での写真撮影をプレゼントしたいと考えています。
彼女の成人を祝福するために寄付をお願いできませんか?
たくさんの方からのご寄付をいただくことで、彼女へ記念写真をプレゼントするだけでなく、多くの人があなたが生まれてきたことを祝福していることを、ここまで過酷な日々を生き抜いてくれたことを称賛していることを彼女に伝えて、これから先の人生を希望をもって生きてほしいと願っています。
画面右下の「支援する」ボタンで500円から寄付できるので、是非気軽な気持ちで寄付をお願いできると嬉しいです!
※ 寄付金は決済にかかる手数料と利用料を除いた全額が団体へ寄付されます。