シェルター無事に契約できました!
2023/4/3 23:59
ようやくシェルター契約ができました!
報告がだいぶ遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
バースデードネーションを行ったのが12月末なので、1件目の契約まで約3ヶ月もかかってしまいました。
本当に物件探しがうまくいかず、大変でした。
苦戦した物件探し
今回のシェルター契約にあたって、約10件近く申し込みをしたのですが、ことごとく断られてしまい、ようやく契約できました。
借りにくいポイントは、入居者が入れ替わる点です。
対象の若者が若者なので、やはり難色を示す会社が多かったです。
今回は、あちこちの団体でシェルターの仲介をやっている方にお力を貸していただきました。
不動産会社に伝わる用語で、シェルターの意義や必要性を伝える、ある種の翻訳のような作業が必要なんだと感じました。
管理会社や不動産会社に少しでも安心してもらえるように、いろいろなテクニックがあるんだなと学びました。
サポートいただきありがとうございました。
利用者も決まりました!
そして、早速入居者も決まりました。
まだ16歳で、病院からつながってきた若者です。
もちろん一人暮らしは初めてなので、シェアハウスを希望していたのですが、
共同生活もハードルが高いので、最初は居場所の近くでスタッフも目が行き届きやすい場で一人暮らしをやってみようとなりました。
これから入居調整です。
皆さんからいただいた寄付は、物件取得の初期費用、あとは家具などに充てさせていただきます。
せっかくなので、入居予定の若者と一緒に使う家具を選べたらいいなと思っています。
また、お部屋の完成した写真などはあらためて共有します。本当にありがとうございます。
今後の展望
今回、シェルターはサンカクシャの居場所「サンカクキチ」に近いところで物件を契約しました。
居場所を、みんなで過ごすリビングみたいな使い方をしてもらい、1人になりたい時は家に帰る、そんな生活スタイルが作れたらいいなと思っていました。
シェアハウスだと、住人同士の距離も近く、トラブルも多い。
でも、一人暮らしだと、孤独にもなるし、サポートが行き届きにくい。
だからこそ、居場所の近くにシェルターを構え、程よい距離で一緒に暮らす、そんなライフスタイルを作れたらいいなと思っています。
今回、契約できた物件は、キチから徒歩3分程度。
本当に近所です。
ありがたいことに、助成金も採択され、これからシェルターを5軒ほど増やしていきます。
早速、今週も何軒も内見に行く予定で、1つ借りられた実績ができたので、この調子でシェルターを増設したいと思います。
この度は、ご寄付をありがとうございました。
こうして、皆さんと一緒に若者の住まいを支えられていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
この物件で安心できる住まいを確保し、ここから次のステップに進む若者がたくさんいるはずです。
また、タイミングを見て活用状況などもお知らせできたらと思っています。
またお力かしていただくこともあるかと思いますが、今後ともよろしくお願いします。
私たちは若者たちにしっかりと向き合い、本当に難しい住まいの課題にしっかりと取り組んでいきます。
← Back to all activity reports