Story
11月24日に私は54歳の誕生日を迎えます。核兵器禁止条約が国連で採択されICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞してから5年となります。この5年間、突っ走ってまいりました。その中で、核兵器禁止条約が発効し、第1回締約国会議が開催され行動計画が採択されるなど、世界的に大きな前進がありました。日本国内では、2019年4月に議員ウォッチを立ち上げ、日本の議員らの核兵器禁止条約への姿勢を問いただしてきました。
明確な賛同を表明する議員は、最初は1割を少し超える程度でしたが、今ではようやく3割を超えるようになりました。これを5割、6割、7割へと増やし、日本が核兵器禁止条約に署名・批准するところまでもっていきたいと思っています。
その中で、とても重要な役割を果たすのが、大学生の皆さんです。議員ウォッチの活動にはたくさんの大学生が熱心に関わってくれています。ウィーンで開かれた核兵器禁止条約の第1回締約国会議に参加した大学生もたくさんいます。(写真は、その時のものです。)彼らと一緒に「議員ウォッチ47」という取り組みを始めました。来年4月に行われる統一地方選挙を視野に、今から大学生らが全国47都道府県に出かけていき、核兵器禁止条約の話をして、地元の議員や候補者らに「核兵器禁止条約に賛同してください」と働きかけていくのです。知事訪問もしていきます。すでに、徳島、高知、愛媛、三重、和歌山、奈良、京都を回りました。これからどんどんと続けていきます。
来春に向けて、この「議員ウォッチ47」の取り組みを続けていくために、大学生らが全国を回る交通費や宿泊費そしてイベント開催経費の支援をお願いいたします。この取り組みを通じて、核兵器廃絶の声が全国に広がること、そして、この問題に取り組む大学生らがさらにパワーアップすることを期待しています。皆さまのあたたかいご支援を心よりお願い申し上げます。