【寄付者インタビュー】「青少年の視野を広げる機会を創る!」ことをテーマとしてきた私がサポーターになった理由とは?」
2022/12/18 17:49
こんにちは。インターンの野地です。
先日、今回のキャンペーンでマンスリーサポーターとなっていただいた方にインタビューを実施しました!そこで本日は、インタビューでお伺いした内容をご紹介します!
今回インタビューを引き受けていただいた辻田歩さんは、大阪大学と立教大学で合計11年間一緒に代表である小峯と仕事をしており、大学生の海外派遣プログラムの事務スタッフでした。
インターバンドとの関わり方や、活動に期待すること、サポーターとなった理由についてなど、沢山お話を伺いました!
Q、まずは自己紹介からお願いいたします!
広島出身で、小さい頃から平和教育が身近でした。親戚の中には原爆で亡くなっている方もいて、お墓参りにいくと、墓誌に原爆の日に近い日付と名前が刻まれていたりして、普段深く意識することはなくても、なんとなく平和や戦争を感じながら育ちました。
国際協力に興味を持つきっかけは中学生時代にあり、大学に入って国際協力等を学びながらフィールドとして出会ったのがカンボジアでした。内戦後のカンボジアで、小中高の子どもたちに向けたスポーツ振興活動をしていました。そして、大学4年生の時には、カンボジアの平和教育について研究し、卒業論文にまとめました。
大学卒業後は、国際協力や平和構築に携わる道を模索した時期もありましたが、紆余曲折あり、結果的には、自身が直接これらに仕事として携わることは叶いませんでした。今思えば、そこへたどり着くための具体的なステップが思い描けておらず、一歩踏み出す勇気も足りていなかったです。
しかし、大阪大学で海外体験学習のサポートをする仕事に就いた際に、今まで自分が経験してきたことがすべて繋がりました。自分自身、現場で学ぶことの意義を学生時代に感じていましたし、自分は行きつけなかった国際協力や平和構築に携わりたいと願う学生をサポートすることに対してやりがいを感じました。
Q、インターバンドとの出会いはどのような形だったのですか?
大阪大学で海外体験学習のサポートをする仕事についた際、代表の小峯さんと出会いました。その後、約11年間、小峯さんとお仕事をすることになったのですが、その関りの中で、小峯さんが活動されているのが、インターバンドであることを認識していました。
Q、今回サポーターとなってくださった理由についてお伺いできますでしょうか?
大学時代のボランティア活動や大学での仕事を通して、「青少年の視野を広げる機会を創る」というテーマを自分の中に持つようになりました。
今回は、かつては自分も目指していた平和構築の分野に携わりたい、貢献していきたいと思っている学生さんを寄付という形でサポートできるのであればという想いでサポーターになりました。
Q、継続寄付に対する抵抗も少なからずあったかと思いますがそれでもご寄付いただいた理由はどんなところにありますか?
私自身、NPO/NGOで活動した経験があります。単発でも寄付を頂けることはとてもありがたいものの、事業を続けていくには継続的に資金が必要と感じていました。そんな経験もあり、個人として月々に出せる額は少額にはなってしまいますが、自身で納得できる範囲であれば良いかなと思い、支援を決めました。
そして何より、かつての自分と今頑張っている学生さんとがリンクする部分もあり、ぜひ今の想いを大切に色々な経験をし、より良い社会になるよう行動につなげていってほしいなと思いました。この度の取り組みは、そのためのよいステップになるのではないかと思った部分が支援を決めるにあたって大きかったと思います。
Q、インターバンドという団体の魅力はどのような所にありますか?
学生が主体性を持って取り組むチャンスを与えていることです。これは、小峯さんが大学で海外体験学習を提供される際にも大切にされていることだと思いますし、それがインターバンドでのインターンシップでもすごく活かされているのではないかと思います。そのような主体性を活かす指導があるからこそ、プログラムやインターンシップを通して学生が大きく成長するのだなと感じます。
私は現在は大学を離れてより若い世代、中高生向けにキャリア教育関連のプログラムを行っています。今関わっている子どもたちが将来自分の道を選んでいく時、平和構築に関心を持つ人がいるとしたら、その目標を実現する一つのステップとして、インターバンドでの活動の場があってくれるとよいなと思っています。
Q、これから活動していく学生に向けたメッセージはありますか?
今活動をする中でいろんなことを感じ、考え、時には熱意と共に不安や迷いも感じることがあると思います。ぜひ社会の課題とともに自分自身にも向き合いながら、いろいろな想いを仲間と共有し、助け合い、高め合いながら、それぞれの想いをかたちにしていってほしいと思います。インターンというある一定の期間の関りであったとしても、その時々精一杯活動を積み上げていくことで、何かしら社会の変化につながり、また志を同じくする後輩の活動にも繋がっていくと思いますのでぜひ頑張ってください。
そして、私は以前、カンボジアでしばらく活動していましたが、やはり、実際に現場に触れること、現地の方々の声を聞くことを大切にして活動を進めていってもらいたいと思います。
Q、最後に、インターバンドに応援コメントをお願いいたします!
今回のキャンペーンは、学生の活動・活躍の場づくりがテーマの一つになっていると思います。日々、紛争についてのニュースが絶えない状況の中で、キャンペーンサイトにも書かれていましたとおり、学生だからこそ果たせる役割もたくさんあると感じています。そして、このような学生時代の経験が将来の仕事にも繋がるきっかけになると思います。
それによって少しでも平和な世界に近づいていってくれればという願いを込めて、自分では直接これらの問題に対してアクションを起こすことは今は出来ないけれど、寄付というかたちで応援させていただければと思っています!
インタビューを引き受けてくださった辻田様には、スタッフ一同、大変感謝しております。学生時代は、誰もが進路について悩む時期です。国際協力を仕事にしたいと考える学生は、それが不安定であることを不安に思う方も少なくないのではないでしょうか。周囲の人に反対されたり、理解されないこともあるかと思いますが、このように背中を押してくれる大人は、学生にとってとても心強い存在です。これからも私たちが活動を続けいくためには、皆様からの協力が必要です。
引き続きマンスリーサポーターとして、紛争地域の支援活動と情報発信のために行動する若者たちの「令和の松下村塾」を作る活動を応援してくださる方を募集しています!
キャンペーン終了まで残り10日となりました!ぜひサポーターへのお申込み、よろしくお願いいたします。
← Back to all activity reports