活動紹介④:カンボジア平和教育活動
2022/12/17 02:00
こんにちは。インターンの野地です。
本日は、昨日に引き続き、カンボジアバンドの平和教育活動についてご紹介します。ぜひ、昨日の活動報告記事も合わせてご覧ください。
平和教育教材開発
カンボジアの子供たちは、自分たちの国がどのようにして今の状態に至ったのか、カンボジアの平和がどのようにして作られ、維持されてきたのかをよく知りません。アツスクールの生徒たちにはどのような経緯でこの学校ができたのか、あまり知られていませんでした。
そこで、インターバンド理事・阪口直人は、「中田厚仁物語ー夢は世界を平和にすることー」という絵本を制作し、カンボジアの子どもたちに配ったり、日本国内では「絵本を読む会」で販売するなどしてアツスクールとカンボジアの平和の歴史について、さらに平和の象徴としてアツスクールを守っていくため活動を続けていました。この絵本は、中田厚仁さんの一生を描いたもので、日本・カンボジア両言語で、中田さんが世界を平和にしたいと行動し、アツスクールができるまでを、中田さんの想いとともに学べる内容となっております。絵本を手にした子どもたちは、自分たちが描かれている絵本に興味深々だったようです。
そして、今年春に行ったクラウドファンディングでいただいたご支援の一部を利用し、新たな平和教育教材を制作しました。今年8月、インターン生含む3名がアツスクールを訪問し、新たな絵本を子どもたちに手渡すことができました。子どもたちからは、言葉は通じませんが「早く読みたい!早く勉強したい!」という声が聞こえてくるようでした。
平和教育授業の実施
さらに、新たな平和教育教材を制作するだけでなく、この絵本を使ってカンボジアでの平和教育授業の実施を考えています。日本とカンボジアの双方の子どもたちが交流し平和意識を育み、平和貢献の礎を築くことを目的として、両国を繋いだオンライン授業を実施する予定です。
インターバンドのカンボジアでの活動は、まだ始まったばかりです。アツスクールで補習授業を担当するソフィア先生は、いつかアツスクールから日本に留学する子が出るといいなと話してくれたことがあります。日本とカンボジアを繋ぐ懸け橋として、これからこのような子どもたちの夢を支えていきたいと考えています。平和教育授業の実施などの更なる活動に、サポーターとして、参加してみませんか。
明日は、サポーター様にインタビューした内容をご紹介します!お楽しみに!
← Back to all activity reports