活動紹介②:イベント企画・開催
2022/12/15 17:17
こんにちは。インターンの野地です。
今回から、また、活動紹介をしていきます。 本日は、ミャンマー民主化支援の活動のうち、これまで開催してきたイベントのご紹介です。
インターバンドでは、クーデター以降、現地のミャンマー人の方や国際機関の専門家の方々をゲストにお迎えしたり、参加者同士でのディスカッションを行うなど、定期的にミャンマーに関するオンラインイベントを開催しています。これらの活動は、主に、ミャンマーの出来事を周知し、興味や問題意識を持っていただくことを目的としています。
ミャンマー&日本学生交流イベント
2021年8月には、以下の2点を目的とした、日本とミャンマーの学生同士の交流イベントをオンラインで行いました。
ミャンマーの現状についてお互いの目線から語り合い、”友達”になること
当事者の声を通じてミャンマーの実情を知ること
日本人学生10名とミャンマーから学生が9人参加し、イベントを盛り上げてくれました。
イベントでは、両国の文化や食べ物、観光地にまつわるクイズ大会を通して、学生同士の交流を深ました。さらに、ミャンマー人学生からクーデターが起きた経緯や、クーデターに関する現地の市民の声をプレゼンしてもらったり、国際協力・政治体制・医療・教育の4つのテーマごとに分かれてグループディスカッションを行うことで、ミャンマーについて考える時間を設け、両国学生にとって貴重な時間となりました。
D-Day発表後のミャンマーの社会変化
2021年10月、以下の二点を目的とした、オンラインイベントを開催しました。
メディアでも取り上げられないD-Day以降のミャンマーの状況を知ることで、現状を理解し、その後の支援のあり方を考えること
参加者に今後もミャンマー問題について関心を持ち、情報発信に参加してもらうこと
イベントでは、まず、D-Dayまでのミャンマー情勢を説明した後、ミャンマーの学生2名から、国民防衛隊を名乗る武装勢力(PDF)の戦闘やクーデター下での生活の実情をプレゼンしてもらい、参加者はミャンマーが置かれている状況を生の声を通して理解しました。さらに、参加者によるディスカッションを行うことで、参加者がミャンマーで起こる紛争下での生活などについて知り、考える、とても重要な時間となりました。
International Student Forum 2022
2022年3月には、多様なバックグラウンドを持つ学生が、ミャンマーの現状を知り、多様な価値観を持って議論することを通して、参加者が「次」のステップを踏み出せるよう意識変容を促すことを目的としたオンラインイベントを開催しました。イベントは2日に分けて行われ、1日目は21名、2日目は12名、8カ国から学生が参加し、イベントを盛り上げてくれました。
イベント初日(DAY1)には、クーデター前までミャンマーで事業を展開し、現在はミャンマー支援を行なう方をゲストにお招きし、経済制裁という観点からミャンマー問題についてお話しいただきました。その後グループに分かれてミャンマー問題で特に関心のあるテーマについて話合い、1週間後のDAY2に向けて、それに関するディスカッションとプレゼンを行う準備をしました。DAY2では、各グループが持ち寄ったディスカッショントピックをもとに、学生間で活発な議論が行われました。
ミャンマーでのクーデター以降、インターバンドが行なってきたイベントをご紹介しました。
私たちは、ミャンマー問題に対してさらに多くの方にその実情について理解してもらい、関心の輪を広めていくことを、活動の大きな目的としています。イベントにおいて、「支援よりも関心が欲しい」と話すミャンマーの学生に対して、私たちが日本からできることを日々考え、多くの方にミャンマー問題に目を向けてもらうため活動を加速させていきたいと考えています。
そんなインターバンドの活動をぜひ、皆様にも参加していただければ、嬉しく思います。ぜひ、応援をよろしくお願いします。
これらのイベントについては、HPにて詳しく記載しておりますので、ぜひご覧ください!
活動内容(イベント開催)リンク:https://www.interband.org/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%86%85%E5%AE%B9/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E9%96%8B%E5%82%AC/
そして、明日も活動紹介が続きます。お楽しみに!
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