Story
■気づいたら・・・海外ルーツの子どもを支え10年に!
こんにちは!YSCグローバル・スクールの田中宝紀です。
なんと田中は、来る3月21日で40歳(!)の誕生日を迎えます!!
2009年に、私が初めて海外ルーツの子どものための専門支援プロジェクトを立ち上げてから今年で10年。熱意のある職員やサポーターのみなさまに支えられながら、これまでに650名以上の子ども達を日本社会へ送り出すことができました。
改めまして、心から感謝申し上げます。
課題の社会化、一歩前進なれど
さて、2018年に日本政府が「骨太の方針」を公開し、外国人人材の”活用”が打ち出されて以降、日本社会の中で暮らす海外にルーツを持つ人々に関する報道が急増しました。
私たちYSCもその余波を受け、たくさんの方々に海外ルーツの子ども・若者が置かれた現状や課題を伝える機会に恵まれました。今ようやく、こうした子ども達のことに社会が関心を持ってくれるようになり始め、私たちの掲げてきた「海外ルーツの子ども達の課題の社会化」は一歩、前進することができました。
しかし、本当に大変なのはこれから。
日本社会の中で学び、自立し、恋をして新たな家族を築いて行く海外ルーツの子ども達の前には、まだまだ多くの壁が立ちはだかっていることに変わりはありません。
子ども達が直面している言葉(日本語、母語)の壁、文化・制度の壁、心の壁。その一つ一つに対して、丁寧な取り組みが必要です。
40代の田中宝紀は、もっと発信頑張ります!
田中宝紀の40代は、YSCグローバル・スクールが掲げてきた「多様性が豊かさとなる未来」を目指し、日本社会の中に1人でも多くの海外ルーツの子ども応援団が増えるよう、これまで以上に多方面に向けた発信に務めたいと思います。
道のりは長く、果てしないようにも思えますが。日本社会に生きる大人のひとりとして微力を尽くしていけたら。その道のりを、たくさんの方々と共に歩んで行けたら。
40歳となる私の誕生日に、共に海外ルーツの子ども達を支えるために寄付をお願いできませんか?
画面右下の「支援する」ボタンより、500円からご寄付いただけます。
※ 寄付金は決済手数料を除いて全額NPO法人青少年自立援助センターYSCグローバル・スクールに寄付され、海外ルーツの子ども達が専門家による教育支援を受けるための資金となります。
■ 寄付金の使いみち
困窮・ひとり親家庭の海外ルーツの子ども達が、YSCの専門家による日本語教育、学習支援を無償で受けられる内部奨学金として、大切に使わせていただきます。
*2018年度はYSCに通う子どもたちの内、45名が奨学金を受給しました。