補助犬ユーザーがもっと活躍できる社会へ!補助犬法成立から20年、全ての人が共生できる社会づくりのために、アウトリーチ型の発信とサポートを継続するためのクラウドファンディングに挑戦します!

For

NPO 日本補助犬情報センター

日本補助犬情報センター

Total Amount

¥1,540,695

/ ¥1,500,000

154%
150%
100%
  • Total Amount

    ¥1,540,695

  • Total Donors

    198

  • Remains

    Finished

  • Starting on

    Sep. 30, 2022

  • Finished on

    Nov. 9, 2022

This campaign has finished.

【応援メッセージのご紹介~中川智子さん/前宝塚市長~】

2022/10/18 12:11

 本日は、補助犬法成立のために様々なご尽力をいただき、現在も補助犬ユーザーさんや補助犬たちの活動を応援してくださっている「中川智子(なかがわともこ)」さんからのメッセージをご紹介します。

 中川さんから見た、「最強の二人」とは?当時の様子が目に浮かぶ、ステキなメッセージ、ぜひご覧ください。


【中川智子(なかがわともこ)さん/前宝塚市長】


 今から24年前に友人との忘年会で、介助犬ユーザーの木村佳友さんとパートナーのシンシアに出会い、すっかりファンになりました。
シンシアは真っ白なラブラドールレトリバー、大きな黒目がちの瞳が何とも言えず愛らしい犬でした。しかも、ただの犬ではなく介助犬!
しかし、私は当時介助犬については何も知らず、初めて会ったその時に事故で頚髄を損傷し、首から下が動かなくなって車イス生活を余儀なくされた木村さんにしっかり寄り添いサポートするシンシアの姿を見て、深く感動したのです。

 事故以降、在宅でプログラマーの仕事をしていた木村さんは、車イスが転倒しても助けを呼ぶ術もなく、家人が帰ってくるまで転んだまま…。フロッピーを落としたらもうアウト。
それがシンシアが介助犬として木村家に来た日から、皆に笑顔が戻りました。思っていたよりもっと沢山の仕事をこなし、何より木村さんの心に“希望”という灯りをともしてくれました。
お茶目でいたずら好きのシンシアは木村さんのサポートを喜んでこなしてくれました。

“最強の二人”という言葉がぴったり。

 私も木村さんたちと出会う1年前。左足を骨折して2か月ほど車イス生活をしたのですが、人にものを頼むのが辛かった。
「ごめんなさい」「すみません」のくり返し。バリアフリーなんてかけ声だけで、ハード面も人の心もバリアばかりでうんざりしました。
シンシアは違うのです。お仕事楽しい!を全身で表し、木村さんに「グッドガールシンシア!」「サンキュー!」と言われると思いっきり尻尾を振って喜び、「もっと仕事がしたいのですが、何かありませんか?」と黒い瞳で問うのです。
すばらしいコンビでした。(2代目エルモ、3代目のデイジーもすばらしい!)

 しかし当時、盲導犬以外はペット扱いで公共交通機関も店舗もすべて同伴行動には大変な困難が伴いました。
1998年当時、私は衆議院議員でしたので、一人で感動ばかりしていてもラチがあかないと思い、ともかく木村さんとシンシアに国会に来てもらって「介助犬」の存在を知ってもらおうとスタッフとともに準備をし、1999年2月1日に憲政史上初となる介助犬の初登院(?)が実現しました。

 (1999年2月1日_衆議院議長面会/写真提供:木村佳友)

 議長への面会、予算委員会傍聴、勉強会とデモンストレーションを行い、テレビも新聞も社会面のトップニュースになりました。扉は大きく開かれたのです。

 身体障害者補助犬法は2002年に成立。
あれから20年がたちました。
残念なことに法律があるということもなかなか認知されず、頭数も伸び悩んでいます。育成のための資金も苦しい状況です。
補助犬によってどれほど活動が広がり、人生が豊かになるか…。
このことを改めて知っていただき、ぜひともご協力をお願いいたします。


【中川智子さんプロフィール】

1947年9月、和歌山県那智勝浦町生まれ。日本一の名瀑「那智の滝」から“智子”と名付けられる。大阪府貝塚市で中学2年生まで暮らし、横浜へ転居。短大卒業後、海運会社に就職、社内報を担当する。結婚後は、兵庫県に移住。子育てをしながら、3年かけて保育士の国家試験に合格する。

兵庫県宝塚市にて、未就学児の保育施設「キンダールーム」の開設、「宝塚学校給食を考える会」の立ち上げを行う。その後、夫の転勤に伴い熊本へ転居。熊本では、義父の介護を行いながら、「熊本市体罰をなくす会」などを立ち上げ、市民活動にも従事する。

1994年、父の旧友である石井正治さん(インドネシア元残留日本兵)とのご縁で株式会社トレテスを設立。事業をはじめた矢先に阪神・淡路大震災を経験。災害ボランティア団体「1.17その後の会」を結成し、リサイクル家電を仮設住宅の被災者に届ける。震災ボランティアがきっかけとなり、土井たか子さんから声がかかり、1996年に衆議院議員選挙へ出馬し、当選。2003年まで2期7年の任期を全うする。

2009年には、2代続けて現職市長が逮捕された宝塚市の再建を目指し、宝塚市長選へ立候補し、当選。3期12年、市民のための市政を実現するために全力を投じ、2021年4月に退任。現在に至る。


← Back to all activity reports

NPO

日本補助犬情報センター

〒2230057

神奈川県横浜市港北区新羽町1688-1ユームニューウィングB203

0452757770

https://www.jsdrc.jp/

Representative:佐鹿博信

Explore
  • For social challenges
  • For associates
  • For campaigns
About Syncable
  • For associate staffs
  • Fundraising Partner Program
  • Learn about Peer-To-Peer Fundraising
  • Brand assets
  • About us
  • Privacy Policy
  • Terms of Service (For supporters)
Services

© 2021 STYZ Inc.All rights reserved
Privacy PolicyTerms of Service (For supporters)