今回は、昨日10月5日に開催した修学旅行生向けの補助犬セミナーの様子をご紹介します。当会では、小学校での講演のほか、地方からの修学旅行生を対象にしたセミナーをご依頼いただき、開催することもあります。

講師は、当会理事の松本江理&聴導犬チャンプ、そして専務理事兼事務局長の橋爪智子。
昨日は関西からの修学旅行中の高校生たち、約30名が一生懸命メモを取りながら、補助犬について学んでくれました。

まずは橋爪から、盲導犬、介助犬、聴導犬についての基本的な情報をお伝えします。そして、、、、満を持して登場したのは…！

松本&聴導犬チャンプ！

松本からは、「聞こえないってどういうこと？」や「聴導犬のお仕事」について伝えます。そして！いつも生徒さんたちに大好評なのは、チャンプのデモンストレーション！
実際にキッチンタイマーとインターホンの音を教える様子を撮影してきましたので、皆さんもぜひご覧ください。



セミナー最後には、「身体障害者補助犬法」、そしてまだまだなくならない「補助犬同伴受け入れ拒否」について伝えます。
補助犬同伴受け入れを断ることは、ユーザーさんへ対しての「人権侵害」であることを伝えると、生徒さんたちも真剣な顔で頷いてくれました。

最後に、セミナーを終えた松本、橋爪よりコメントです。

このように、日本補助犬情報センターでは、小学生、中学生、高校生、大学生、それぞれの年齢に合わせたセミナー（講演会）を実施しています。

人材や予算には限りがあるため、決して全国すべての学校に行けるわけではありませんが、こうしたセミナー（講演会）は私たちにとって、大切な事業のひとつとなっています。

補助犬や障害のある人たちのことを正しく理解できる子どもたちを増やすためにも、皆さんの支援をどうぞよろしくお願いいたします。