SCCは、2021年より都筑区子育て支援拠点ポポラと協働し、外国人の子育て情報支援の一つとして、英語とやさしい日本語で「多文化子育ておしゃべり会」を開催しています。日本語が苦手な外国人家族が知りたい子育て情報について、9月27日は、ベトナム、ラトビア、インド、マレーシア出身の親子と日本人親子がペアになってドラッグストアーへ行き、自宅の救急セットに何を入れたらいいのかを伝える薬局ツアーを開催しました。外国人のお母さんが探している薬を日本人のお母さんが一緒に探したり、薬の箱に書かれた日本語の意味がわかるように説明したりしました。会の最後に参加者同士でLINE交換する姿も見られ、ツアーがきっかけで子育て中の親子がつながったことに企画に携わったファラと三坂ほか、子育て支援拠点のスタッフは喜んでいます。また、日本人ばかりではなく、外国人家族にも子育て支援拠点を利用してもらえるよう、拠点の多文化環境を整えるお手伝いとして、SCCの外国人メンバーが母国の文化を伝える「チルコロギャラリー」の展示協力もしています。民族衣装や玩具、絵本などの展示説明文と併せて、メンバーが母語と日本語で自己紹介文を書き、地域で子育てをする同じ外国人の家族として応援メッセージを寄せています。ギャラリーの展示期間中に展示協力をしたメンバーが母国の文化について話をする「チルコロギャラリートーク」も好評で、文化や子育ての違いを地域で共有する場をつくっています。