認定NPO法人地球市民の会
◆主催:認定NPO法人 地球市民の会
◆期間:2022年10月3日(月)〜11月11日(金)
◆目標:全体目標300万円、個人目標2万円
◆寄付金の使途:ミャンマーの子ども達に「学ぶ幸せ」を届けるために本や文房具など、大切に活用させていただきます。
◆御礼・特典:活動レポート、ミニライブラリーの看板にお名前掲載、幸運のお祈り、 ミャンマー名の命名、インタビューなど
Story
はじめまして。日本語教師をしている小山 有紀子です。
最初に 私とミャンマーとの関わりからお話をさせていただきます。
ヤンゴン国際空港から北へ車で30~40分ほど行った静かな村、そこに私の活動する尼僧院学校が あります。ここで私は、子ども達に日本語を教えていました。およそ80人の尼が共同生活をしているこの僧院に、子ども達は60名ほど。ピンクの袈裟を着た尼の女の子は、とてもかわいいです。 (日本語を学ぶ16人の尼の子ども達)
■私とミャンマーとの出会い
私とミャンマーとの出会いは、2013年。ミャンマーの識字率が高いことは知られていますが、それは僧院や尼寺で貧困層の子ども達に文字の読み書きを無料で教えているからです。そういう背景もあり、私の所属する財団(※)ではミャンマーの6つの僧院に学校建設支援をしてきました。
※所属する財団について https://aberyo.or.jp/
完成した学校の贈呈式での企画を実施したり、その後の学校がきちんと運営されているかを調査したりすることが、私の仕事でした。贈呈式では、日本の文化をミャンマー語で紹介する劇を子供たちに披露したり、ミニサッカー大会をおこなったり、日本人のスタッフが楽器を演奏し、その音楽に合わせて、子ども達が合唱したり・・・どの贈呈式も毎回盛り上がり、参加した人々に笑顔が溢れる日になりました。
(ヤンゴン、モービーにある、ティディミンガラーシュエワー僧院学校。ヤンゴンの日本人バンドに青空のもと、生演奏を披露していただきました。子ども達と一緒に「幸せなら手をたたこう」を歌いました。)
■僧院学校で日本語を教える
ミャンマーとのかかわりが深くなる一方で、僧院学校の継続的な運営の難しさや、そこにいる 子ども達がなぜ僧院学校に預けられているのかなど、背景にある厳しい家庭環境を知るようになると、学校を守り、子ども達の可能性を広げるにはどうしたらいいのか・・・。「もっとコミットしたい」と自然に思うようになりました。まずは、話し合いや協力ができそうな 1校から関わることにしました。それが今の尼僧院学校です。 (ヤンゴン、ミンガラドンにある、チャンミャワディ尼寺学校)
この尼僧院では、少数民族パオ族の女の子を60名ほど引き取って育てていました。全員がシャン州の貧しい農家出身です。中には、お母さんが小さい時になくなり、お父さんが育児放棄をして ここに引き取られた子もいました。村に学校がない子もいました。校長先生は、学位の高い尼の資格をもっていらっしゃいますが、とても気さくで、愛情深く「子ども達が望むなら、尼の道に進まなくてもいいから、いろいろなチャンスを与えたい」とおっしゃっていました。
その校長先生の人柄に惹かれ、毎月1週間~10日ほど、日本から渡航し、学校運営のお手伝いをしながら、日本語を勉強したい子どもたち16名に日本語を教えはじめました。(そのために日本語教師の資格も取得しました!笑)
(ミャンマーは暗記教育が主流ですが、グループワークを多く取り入れ、協力し合う力や他の人の意見を聞く力を養いました。)
■いつも明るい子どもたちに癒されて。
いろんな背景はあるけれど、子ども達はいつも明るく、元気です。歌を披露してくれたり、寄付で頂いた自分の分のお菓子をくれたり、私の似顔絵を描いてプレゼントしてくれたりしました。
彼女たちの笑顔を見るたびに、私の心は癒され、もっと、彼女たちに子ども時代のかけがえのない時間をつくり、たくさんの経験や思い出を残したいと思うようになりました。
ただ日本語を教えるだけでなく、日本の食を一緒に作ったり、マンゴーの植樹会、スタディーツアーで来た日本の大学生との交流会、保健衛生指導、「にほんごはっぴょうかい」で劇「おおきなかぶ」の披露など、たくさんの機会を子ども達に提供しました。
学ぶ幸せを得て、ひとつひとつの経験が、子ども達の自信につながっていくようでした。(日本人の寄付者が訪問した際、「にほんごはっぴょうかい」を開催。学んできた日本語を披露しました。劇「おおきなかぶ」も発表。)
■子ども達の未来や希望をつくる活動を続けたい。それには「教育」
いろいろなことを学び、経験し、成長していく子ども達。その可能性、興味や関心は世界共通だと、自分の経験を通じ感じました。それを教えてくれたのが何より子ども達です。かけがえのない子ども時代に、未来へたくさんの種まきをすることが何より大切です。これからもできる限り、「子ども達の未来や希望」をつくる活動を続けていきたいと思っています。自分の人生を生き抜く意志を育て、見守り、信じ、委ねる。その子がその子らしく、そこで輝いていく・・・。
そのためには「教育」が何より大事だと考えています。
日本語を教えていた生徒の一人は、学ぶ楽しさを知り、その後も日本語の勉強を続け、今では大学進学できる養育施設へ入所することができました。
地球市民の会さんの活動も、「子ども達の未来や希望」をつくる活動です。 地球市民の会は、ミャンマーで活動を続けられる団体が少ない今、現地に根付いて真摯に活動を続けられていらっしゃいます。また「学ぶ幸せの機会を子ども達に届ける」という、地球市民の会の今回のテーマに私も賛同し、立ち上がることにしました。このページをお読みいただいたあなたも一緒に、今、ミャンマーで、教育を十分に継続して受けることができない子ども達のために、「学ぶ幸せ」を届けられるよう、ぜひ、ご寄付をお願いします。一緒に子ども達の未来を広げていきましょう。
The campaign supported by 小山 有紀子
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御礼:活動レポートをメールでお送りします。
¥1,000
例えば1,000円のご寄付で、2人の子どもたちに文房具セットを贈ることができます。一人につき、鉛筆12本、ノート12冊、ボールペン4本、消しゴム4個を予定しています。
または、本を2冊買うことができます。
御礼:活動レポートをメールでお送りします。
¥3,000
例えば3,000円のご寄付で、7人の子どもたちに文房具セットを贈ることができます。一人につき、鉛筆12本、ノート12冊、ボールペン4本、消しゴム4個を予定しています。
御礼:活動レポートをお送りします。
¥5,000
例えば5,000円のご寄付で、ボランティアの先生2名の1か月分の手当になります。
私からのリターンは、日本語を教えていた日々の動画をお送りします。
御礼と特典:活動レポートをお届けします。ミニライブラリーの看板にお名前を掲載いたします。
¥10,000
いつか現地を訪問して、看板の下で子どもたちと一緒に記念撮影をする・・・そんな様子を思い描くと、ワクワクしてきませんか?
※画像はイメージです。実際の看板は室内に設置予定です。
私からのリターンは、日本語を教えていた日々の動画をお送りします。