【キャンペーン終了までもうすぐ!】ミャンマーの子どもたちに「学ぶ幸せ」を届けたい!皆からの応援を本や文房具にのせて

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【教育エモストーリー#4】子どものための負担は、苦しみではなく喜びだ

2022/11/1 22:18

【教育エモストーリー#4】子どものための負担は、苦しみではなく喜びだ Main Visual

ミンガラーバー。地球市民の会の鈴木です。本日は、大野博之さんからメッセージをいただきました。大野さんは、以前、地球市民の会のプロジェクトマネージャーとしてミャンマーに駐在し、様々な教育支援を実施されていました。そのときのエピソードを書いてくださいました。

「忙しいから長い文章は無理かも」とおっしゃっていたのですが、書いているうちに熱がこもってきたのか、こんなに素晴らしく長い文章を送ってきてくださいました。80分かかったそうです。ぜひお読みください。




建設費の25%は住民が負担

今から18年ほど前、私は地球市民の会のプロジェクトマネジャーとしてミャンマーの南シャン州の山岳少数民族のエリアで学校を建てていました。もちろん我々はサポートをするだけで、建設主体は村のリーダーたちです。学校建設の支援依頼がきたら、先ず村のリーダーたちに学校建設委員会を作ってもらうことになります。そして、建設費の25%は村から出してもらうこととしていました。その取りまとめを学校建設委員会がするのですが、当然、困窮エリアの村にお金を出すことはできません。したがって、村からは資金のほかに労働力や木材の足場、砂利など自分たちで現物確保をして金額相当の負担をしてもらいます。日本なら、学校は行政が作り、住民が資金を出すなどということはほぼありません。しかし、ミャンマーの山岳少数民族は当たり前のように自らが負担をするのです。なぜでしょう?私は、建設のたびにそれぞれの村の学校建設委員会のリーダーたちにその理由を尋ねました。

「この村の子どもたちは、みんなこの村の宝物」

ひとりのリーダーは言いました。「この村の子どもたちは、みんなこの村の宝物だろう?その宝物を磨くためには教育が必要なんだ。そして、教育を与えるのはこの宝物を仏さまから預かっている私たちの義務なのだ。ただ、私たちは貧しい。充分のことはしてあげることができないんだ。だが、日本から支援の手を差し伸べてくれる人々がいる。そのおかげで、私たちは学校を建設し、子どもたちに教育を与えることができる。私たちのできることは何でもしたいんだ。それが私たちの喜びだからだ。」

「仏さまが、子ども達に 教育を与える機会を与えてくださった」

ある村のリーダーはこう言いました。「こうやって日本から地球市民の会がやってきて、この村に学校を立てる支援をしてくれるという。なんとありがたいことだ。これは仏さまが俺たちが子どもたちに教育を与える機会を与えてくれたのだ。俺が小さな子どものときは村には学校がなかった。当時の大人たちは俺たち子どもたちのために、みんなで竹を切り出し、わずかなお金を出し合い、小さな学校を作ってくれた。すぐに傷んでしまうものだから、大人たちは代々みんなで修理しながら守ってきたのだ。そのことを見ていてくれた仏さまが、俺たちに子どもたちにレンガの学校をつくらせてくれるチャンスを与えてくださったのだ。仏さまから日本のみなさんに支援してもらえる村だと思ってもらえたのだろう。だから俺たちは持てるすべての力で、仏さまと日本の皆さんのためによい学校を建てなければならない。そして、これからもずっと子どもたちにいい教育を与え続けていくことが、支援をしてくれた日本の皆さんへの恩返しになるのだ。だから、負担するのは当たり前のことなんだ」

子どものための負担は苦しみではなく喜びだ

建てた学校の数だけ、このような話が出てきます。どれも子どものための負担は苦しみではなく喜びだという。それも、自分の子どものためだけではなく、今生きるミャンマーのすべての子どもたちのためだと。学ぶことを願っていてもかなえられることがないミャンマーの子どもたち。彼らのために私たちのできることは何なのでしょうか。彼らの思いに共感することしかないように思えます。そして、彼らに教育の機会が与えられることを願い祈ることです。それだけでいいような気がします。日本の片隅から彼らの幸せを願い、祈り、今、社会のためにできることを足下のもとで実行すること。

皆さんの応援が皆さんの喜びとなり、ミャンマーの子ども達の幸せにつながる

でも、もう少し、彼らのそばに寄り添いたいと考えるならば、地球市民の会の今回のチャレンジを応援するとよいように思われます。なぜなら。未来の宝物である子どもたちのために負担することは無上の喜びだとミャンマー山岳少数民族のリーダーたちは言っていました。その思いを共に分かち合うことができるまたとないチャンスだからです。今回の皆さんの応援は皆さん自身の喜びとなることでしょう。その喜びが重なり合ってミャンマーの子どもたちの幸せにつながっていくのだと考えると、このワクワクするようなプロジェクトに是非参加されることをお勧めするとともに、強く願うものです。


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Representative:理事長 山口久臣

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