【キャンペーン終了までもうすぐ!】ミャンマーの子どもたちに「学ぶ幸せ」を届けたい!皆からの応援を本や文房具にのせて

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【活動報告 #1】村の人たちが子どもたちのためにクラウドファンディングを実施!

2022/10/9 14:03

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ミンガラーバー(ミャンマー語でこんにちは)。ミャンマー駐在員の鈴木亜香里です。先日、ある村の学校を見に行ったので、そのときの様子をご紹介したいと思います。今回のクラウドファンディングとはまた別の事業ですが、ミャンマーの学校事情がわかるかと思います。

ルエカウン村の学校は、1952年に小学校として開校しました。現在ある校舎は2つです。1970年に当時村人が力を合わせて作ったチェリー棟 (9×30メートル)と、2020年に建設したタピエ棟(9×12メートル)です。現在の校舎は、よく手入れがされて大事に使われている印象でした。

日本では、公立学校の校舎は市や県などが建設してくれますよね。しかし、ミャンマーでは教育省の予算不足のため、建設費用がでないことが多いです。この学校も、二校舎とも政府からの支援はなく、学校委員会や先生が、村人や卒業生、知人などに寄付を呼びかけて建てました。村からは1軒あたり16,000ks(約1,000円)を集めました。余裕がある人はもっと多くの金額を出しました。資金集めに1年くらいかかったそうです。まるで、クラウドファンディングです!クラウドファンディングは、たくさんの人(Crowd)からお金を集める(Funding)ですが、ミャンマーの村の人たちがまさにそれをやっていたのです。

クラウドファンディングで集めたお金で建てた新校舎は、きれいなエメラルドグリーンでした。村の大人たちが「この色にしよう」などと話し合って決める様子を想像すると、ほほえましくなりますね。

村の人たちに、なぜこんなに頑張ることができたのかを聞いてみました。すると「自分もこの学校に通って大きくなりました。今は自分の子ども達がこの学校に通っています。子ども達がのびのびと勉強できるようにしてあげたいので、大変だけど頑張りました」とのこと。

子ども達に学ぶ幸せを届けたい!という気持ちは、日本人でもミャンマー人でも一緒なんだなと改めて感じました。村の人たちは校舎建設で、私たちは文房具を送ることで、学ぶ幸せを届けていきたいと思います。


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Representative:理事長 山口久臣

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