【応援メッセージ】蓮明寺 住職・渡邊伸さまよりいただきました!
2022/10/6 11:55
今回のクラウドファンディングのために寄せてくださった応援メッセージを順次発信しております!
メッセージを寄せてくださった溝邊さん、ありがとうございます!
普段されている活動を含めて、自己紹介をお願いします。
溝邊伸と申します。未来学舎まで車で6分、電車で一駅の地にある蓮明寺の住職です。スクールの子どもたちからは「しんさん」「しんちゃん」「お坊さん」と呼ばれています。
未来学舎との出会いや関わり方について教えてください!
寺のお泊まり体験以来、寺で行なっているマルシェやライブ、子供会などのイベントに参加してくれます。少しスクールのお手伝いをしたら、お礼にと、手作りのご飯や音楽で温かくもてなしてくれます。今では、親戚みたいな仲間、という感じのお付き合いをしています。
未来学舎の魅力とその理由を教えてください!
ある保護者の方が「我が子が不登校になった時は、不安と自責の思いで苦しかった」「でも、未来学舎があってよかった」とお話されました。
そうなんです。
不登校の子が未来学舎に通い始めると、親がびっくりするほど子どもたちが変わります。
その秘密は、共同生活ではないかとにらんでいます。
未来学舎の日常は、料理、配膳、後片付け、掃除、機械を使わない遊び、まちの探検などを自分たちで企画します。そして、みんなで話し合うこと、チームになること、いろいろな大人と知り合うこと、お年寄りと話すこと、などを日々経験しています。(学習も彼らなりに進めています)
昔はすべて、家庭や地域社会で経験してきたことですが、「サービス」「コンビニ」「ネット」「ゲーム」が解決する社会の中で、失われてきた人間の手触りが、未来学舎にはあります。
こうした日常を通して、子どもたちは生きている実感を得て、少しずつ人を信頼できるようになり、個性を伸ばしていると感じます。関わると、大人がはっと気付かされます。
今回のキャンペーンや、未来学舎の活動そのものに対する期待・応援コメントをお願いいたします。
現状の日本社会は、小中学校の選択肢が限られています。校区内の学校か、勉強ができる子の受験校。でも子どもたちには、もっと多様な個性があります。
未来学舎は、個性を尊重し、生活を通して人間が育つ場です。集団生活に挫折したり、いじめられたり、どうしても合わない時は、逃げ場を用意するのが大人の役割。そんな学校がある地域社会は、豊かです。今回のクラファンを通して、そんな豊かな社会の一助が広がることを願っています。
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みなさまからの温かいご支援をお待ちしております!
引き続き達成まで情報発信など尽力して参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
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