10月8日に「若者たちの生きづらさについて考える意見交換会」を開催しました!!
2022/11/24 17:50
日 時 : 10/8(土)13:00~16:00
場 所 : トイーゴ 長野市生涯学習センター学習室1・2
参加人数 : 56人(会場27人/オンライン29人)
内 容 :
学校に行きづらい学生・特性をもつ若者・ひきこもりの若者など、10~20代の若者が抱える「生きづらさ」に焦点をあてた意見交換会。 ゲストに、精神科医の小泉典章先生を迎え、現在の若者を取り巻く環境や課題・取組みなどについてお話いただきました。
【小泉典章先生による若者をとりまく現状についてのお話】■全国、長野県の自殺率の推移
■長野県の自殺対策のアプローチ/こどもの自殺を0にするが目標
■こどもがまんなか円卓会議
■ひきこもりと居場所づくり
■居場所について
■生きづらさは自己責任ではない
【学びの拠点にきている学生の声 15分ほどの動画視聴】
学びの拠点に来ている学生にお願いして、5つの質問によるインタビューをしました。学生自身の生の声を届けることで、参加された皆さんには響くものが多くあったようです。
【意見交換会 ワーク1からワーク3まで実施】
オンライン5チーム、会場6チームに分かれていただき、各テーブルでフセンを使いながら約一時間半、意見交換会を行いました。各ワークの最後には、代表チームにどのような意見がでたのかを発表してもらい、オンライン、会場双方で共有しました。
ワーク1:小泉先生と学生たちの声を聴いての感想
・自殺者の数が多いということを意識したことが無かった
・生きづらさは背負わなくてもいい、自己責任ではない、ということばが印象的
・肯定しながら聞いてもらえたら嬉しい、という若者の言葉が刺さりました
ワーク2:若者たちの生きづらさの原因は何だと思いますか?
続いて、もう少し踏み込んだ話し合いをしていただきました。各チームで似たような意見がでたり、それぞれの立場で話をする中で思ってもみなかった発見があったようです。一番多くの意見が出たのもこの問いでした。
ワーク3:大人として、まずは第一歩で何をしたら良いでしょうか?
最後に、これまで話し合ってきたことをふまえ、自分に、大人として立ち返り、できることは何かを話し合いました。この辺りまで来ると、子どもだけでなく「自分自身も」というお話をされる方が多いのが印象的でした。
【小泉先生からの総括】
今回の学びの拠点に来ている学生の声のビデオは大変参考になった。このように生の声、率直な声を聴ける場所や雰囲気がないと自殺対策にはつながらない。今の学校教育の体制に問題がある、というのは感じている。
そして、居場所は非常に必要だと思う。探すととても増えている。それぞれの場所で様々な要素があることが良いと思う。今日は触れなかったが生活困窮の課題も増えている。居場所で、その課題に対応していくことも大事なこと。
【まとめ】
長時間にわたる意見交換会でしたが、会場もオンライン上も熱いディスカッションが交わされ、若者の生きづらさに対して一丸となって考えていこう、という想いが強く感じられました。印象的だったのは、若者のことを考えているうちに、大人の生きづらさを考えるようになっている、という点。若者も大人も根本的に抱えている課題は似ているのかもしれません。
また、これだけの熱い想いを、この場だけで発散するのはもったいなくもあり、参加された皆さんが、ご家庭や職場、地域などに持ち帰り、周りの方と対話する場を広めていただければ嬉しいな、と思います。
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お気持ち応援コース
¥2,000
リターン:サンクスレター
2000円のご寄付で、学生サポーターの謝金1日あたりの半分を支払うことができます。
年齢の近い学生サポーターが居ることで、相談しやすい雰囲気になり、子どもたちは自分のことを少しずつ話し始めています。
学生サポーター応援コース
¥4,000
リターン:サンクスレター
学生サポーターのFくんは月に4回程度学びの拠点にいてみんなと話をしたり、遊んだり、企画を考えたりしてくれます。
Fくんがいる日は人が多いような・・・?
4000円で開放日1日分の学生サポーターの謝金がまかなえます。
コーディネーター応援コース
¥7,000
リターン:サンクスレターと活動報告をお送りします
学びの拠点には利用する子たちを見守り、時には相談を聴き、必要な支援につないだり、企画をサポートするコーディネーターがいます。
7000円でコーディネーターを配置するための1日分の人件費がまかなえます。
干渉しすぎず気にかけてくれるスタッフM。年齢も近い身近な存在です。なかなか言いたいことを言えない子もノートにならかけるかな?と交換ノートも作っています。
学びの拠点サポーターコース
¥10,000
リターン:サンクスレターと活動報告をお送りします。また、学びの拠点に子どもたちが手作りするメッセージボードにみなさんのメッセージを掲載します。
(寄付する際にはメッセージとお名前を記入してください)
10,000円で、子どもたちが企画するイベント費用や、外部からの講師、支援者への謝金がまかなえます。
写真はメンバー企画のイベント。クリスマスシーズンにぴったりなクラフトに夢中。
家賃応援コース
¥35,000
リターン:サンクスレターと活動報告をお送りします。また、学びの拠点に子どもたちが手作りするメッセージボードにみなさんのメッセージを掲載します。
(寄付する際にはメッセージとお名前を記入してください)
居場所には気軽に立ち寄れる「場」が必要です。35000円の寄付で、一か月分の家賃を払うことができます。
12人の方の寄付で年間の家賃がまかなえます!!
のんびり過ごすことができるゆったりとしたスペースがある学びの拠点。ぜひ、一度遊びに来てくださいね。
学びの拠点1週間まるっと応援隊コース
¥50,000
リターン:利用する子どもたちからのサンクスレターと活動報告をお送りします。また、学びの拠点に子どもたちが手作りするメッセージボードに応援メッセージを掲載します。
(寄付する際にはメッセージとお名前を記入してください)
50,000円で、学びの拠点1週間分の運営費がまかなえます。
16人で12月から3月までの運営費になります。
応援してくださった方には、応援隊副隊長となっていただき、一緒にイベント企画に携わっていただくことができます。
学びの拠点応援隊長コース
¥100,000
リターン:利用する子どもたちからのサンクスレターと活動報告をお送りします。
(寄付する際にはメッセージとお名前を記入してください)
応援してくださった方には、応援隊長に就任していただきます。その際には子どもたちからのサプライズプレゼントがあります。なにが繰り出されるかお楽しみ。ワクワクしながらその日を待っていてください!!
写真は彼らが作った学びの拠点を紹介するポスター。素晴らしい出来です(手前みそ笑)
みんなでつくる学びの拠点コース
¥1,000
リターン:子どもたちの成長
通っている子たちのような体験を持っている先輩たち、家族、お友達など近い存在の皆さんに、学びの拠点を一緒につくってもらいたいと考えています。
多くのみなさんとともに学びの拠点を作っていきたいと思います。ぜひ、一緒に活動する仲間になってください!!