続)学習支援事業の様子
2022/9/3 11:27
活動紹介2日目!
台風の進路が気になりますが、
昨日に引き続き、今日も学習支援からの紹介です。
今年ご縁のあった中学生で、学習支援に参加し始めて数回目の出来事をご紹介したいと思います。
その子は、控えめに一番後ろに座るのですが、集中してくると、 ホワイトボード近くに椅子と机を持って少しずつ移動してきました。
不思議に思ったボランティアの講師のMさんが、ホワイトボードが見えていないのでは?と異変に気付き尋ねると、そこで目が見えないことが発覚しました。
「この調子だと、学校の黒板も見えていないよね、これは一大事!」との話になり、 その日のうちに親御さんとも相談。
そして、ひとり親家庭で時間的にもゆとりのない親御さんに変わり、「子どもさんと一緒にメガネを購入しに行ってもいいですか?」と承諾を頂き、Mさんが同行してくださることになりました。
Mさんは、家計の負担も考慮し「自分も買うから2個目半額!の特典で考えている!」と付き添ってくれました。
私達も、こんな時だからこそ!と、らしくを支えてくださっている皆様からのご寄付の一部を利用し、額については親御さんとも話し合いをして決めました。
その後の報告では、Mさんとおそろいの眼鏡を購入したようで、ホッと一安心。次の週の学習支援には、心なしか嬉しそうな雰囲気で参加してくれました。
何か言いたそうだったので、「学校でも黒板が良く見える?」と尋ねると、嬉しそうにうなづいてくれました。
めがねを姿をみて、みんなでほっこり。
子どもをあたたかく見守り、行動に移してくれる同志がいて嬉しい限り。
これからも、 子どもが声に出せない、言葉にならない思いを丁寧にくみ取り、親と子の懸け橋、親と私達、学校と地域など、様々な懸け橋にもなりたいと思いました。
今回、行動に写してくださったMさんに感謝!
改めて、「人」に恵まれて活動出来ることの大切さが身に沁みました。
一緒に活動し、支えててくださる皆様に感謝です!
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