内部メンバーの想い やな
2022/9/14 19:38
今回は内部メンバーの想い、第5弾!
こんにちは、やなです。
ソウレッジでは、現在活動に必要な資金となる助成金の申請などを担当しています。普段は、東京で教育部の学生をしています。ソウレッジに入って3ヶ月になります。
団体紹介でソウレッジのことを知り、自分のために性について学びやすい場が欲しい、性に関する権利が守られるようにするための活動に携わりたい、と思ったため今年の6月にソウレッジに入りました。性について学ぶ場が欲しいと思ったのは、自身の経験を知人に性被害であると指摘されたことがきっかけです。性的同意について知ってさえいれば相手も「加害者」にならずに済んだかもしれない、少しの知識で防げたことだったと感じ、まずは自分が継続的に学べる場を持ちたいと考えました。また、学生相談室の人と性被害の再発防止策について話す中で性教育を受ける機会が保証されることの必要性を実感したため、性教育の普及などの性に関わる権利を守るための具体的な活動がしたいと思っていました。
ソウレッジについて、ミスや課題と誠実に向き合っていて「難しい問題だよね」で終わらせないところが好きです。また居場所として、「自分や相手に嘘をつかなければいけないかも」と身構える瞬間が全くないところが好きです。日常生活の中で発せられる「“交際相手”?彼氏じゃなくて?」などの無邪気な質問の前でリスクと嘘を天秤にかけることが多いのですが、ソウレッジ内では自然にニックネームや「パートナー」という言葉が使われていて、嘘もカミングアウトも強いないようになっているのがいいな、と思います。
目指す社会は、全体的に「当たり前に尊厳が守られる社会」です。子どもの頃、「食事があるのは当たり前じゃない」「世話をしてくれるおうちの人に感謝しよう」と家や学校でよく言われました。そういった「虐待しないでくれてありがとう」と思わせる規範が、性行為へのNoを無視されても「コンドームをつけてくれるなら、それだけありがたいな」と本気で逃げられなかった自分にも繋がっていると感じます。ミレーナを含めた通常避妊の普及によって、主体的な避妊が「協力してもらう」ものではなく、名実ともに当たり前の権利になってほしいと思っています。
ソウレッジには様々な想いとともにメンバーが活動しています。
メンバーの想いに共感してくださったかたは、ぜひマンスリーサポーターさんになっていただけるとうれしいです。
よろしくお願いします!!
← Back to all activity reports