情報ステーションの展開する民間図書館は、地域の皆さまの交流の場として活用いただくことをめざしています。ですから一般的な静かな図書館のイメージとは違い、人が集まるイベントを開催している図書館も多数あります。

今回は、船橋市にある「北口みらい図書館」でのイベントの様子をご紹介します。毎回、初めに用意したアルコール飲料の量よりも、終了時の方が増えている、というにぎやかな暑気払いイベントです。

船橋北口図書館12時間耐久暑気払い伝説（2014年7月）

～世界図書館史に残る偉業はマボロシか？～

 情報ステーションの北口みらい図書館では、度々飲み会が開催されている。「暑気払い」「忘年会」と称して参加人数は結構多い。だが、2014年7月の暑気払いは無謀にも正午から12時間実施と決定。出入り自由の前代未聞の飲み会となった。本棚の並ぶ図書館での「乾杯～！」はタブーを破る感覚が刺激的で妙に酒が旨かった。

どういう広報をしたのか知らないが、子供連れの家族から、学生、青年男女、得体のしれない老人（俺もか…）と次々にお酒か食べ物を片手に人が来る。新参者のルーティンは、まずホワイトボードに名前を書いて自己紹介、そして「乾杯！」の発声だ。乾杯は50回近かった気がするが、律義に12時間参加し続けたおかげで記憶は定かではない。一体何を飲んで何を話したやら。（ウーロン茶で対応する岡代表には脱帽する。）

翌年以降も毎年開催されたが、コロナ禍で2020年、2021年は開催されず、あれはマボロシだったのかと疑い始めたが、2022年の今年はめでたく再開。ねつ造された記憶では無かったことが証明されて、うれしい今日この頃である。（ひ）