がん患者さんインタビューみづきさん
2022/5/17 10:16
オンラインカフェ会に参加するがん患者さんへ、スマイルハート大学生がインタビューを行いました!今回はみづきさんです!
▸自己紹介をお願いします。
10歳の時に急性骨髄性白血病に罹患し11歳の時に再発し移植治療後寛解。がん治療病院と再発予防治療をした病院と晩期合併症治療の病院と計3つの病院に通院しています。がん診療病院と再発予防治療をした病院の通院頻度は年1回と学期ごとです。現在20歳で関西の薬学部に通う大学3回生です。コロナも落ち着いてきて3回生にしてようやく大学に通学し始めたので、長期休みに晩期合併症の治療をしています。(今まではリモートだったので休みに関わらず晩期合併症の治療をしていました)
▸闘病中の悩みを教えてください。
院内学級があっただけありがたいのかもしれないけど、授業時間が少なすぎて勉強を網羅できているのか不安だった。とにかく抗がん剤が辛く、髪の毛が抜けるショックもあった。小児科以外の他科受診の時に他科のDrが白血病患者の知識がなく普通に処置をしたこと。体に手術の痕があること。
▸闘病を乗り越えるために必要なこと
心の支えになるもの。自分の好きなものとか好きなこと、趣味ができる環境だったり、自分の辛さとか嬉しさとかを共有できる友達だったりがいてくれると気持ち的に前向きになれそう。
▸オンラインカフェ会に参加してみて
オンライン開催だと移動時間不要なので参加しやすそうだから。
▸大学生に求めていること
お年寄りだけではなくて若い世代もがんになるリスクは0ではないという意識を持ってがんになった人に対する偏見や酷い言動を無くすことと、出席日数の関係で通院できなかったり留年してしまったりする可能性があるので大学に通いながら通院しやすい環境づくりなど。子宮頸がんなど予防できるがんに対して、予防できることをもっと多くの人に知ってもらい予防してもらうこと。
▸インタビューを通じて感じたこと
同じ大学生という年代でもがんという病気をかかえながら、通学している方がいるということは多くの方が想像できないと思いますが、現在2人に1人はがんにかかると言われている現代では決してありえない状況ではないということを改めて実感しました。コロナ渦で病院での面会ができなくなっている今、よりがん患者さんからは心の支えが求められてくると思うので、改めてオンラインカフェ会の価値も感じることができました。私たちは特にAYA世代のがん患者さん支援に力を入れており、このようなお話を今回みづきさんから聞けたことは必ず今後の活動に活かしていきたいです。
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・スマイルハートに関わるがん患者さん/がん患者さんの応援者/大学生に情報をお届けします。
・インタビュー取材をさせていただきます。
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・もしよろしければ内容もオリジナルのものにできればと考えております。
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