3月25日（金）から開始した、「馬一頭一頭がストレスなく安心して快適に過ごせる環境をつくるためのクラウドファンディング」は、キャンペーン開始から35日間で、初回目標の200万円を達成することができました！ご支援・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。たくさんの温かい応援メッセージに何度も励まされながら、ファーストゴールを達成することができました。
みなさまからいただいた支援金で”1ヶ所の放牧地の完全整備”が可能となります！
しかし、所有馬・預かり馬あわせて13頭の馬たちのためにも、残り2ヶ所の土地整備に向けた動き（最終目標である566万円達成に向けた動き）は、残りのキャンペーン期間でできる限り継続して参りたいと思っております。
最終日である4月30日（土）23:59まで、多くの方に団体のことについて知っていただけるよう尽力して参りますので、ぜひ最後までご支援いただけると幸いです。
何卒、宜しくお願いいたします。
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特定非営利活動法人アブニールファームは現在、引退競争馬・養老馬が余生をしあわせに過ごせすための牧場運営を行なっています。過去に実施したクラウドファンディングでは、集まった寄付金を「放牧馬場の地質改善工事」のために充てさせていただきました！今回は、荒れた土地を整備し、馬一頭一頭がストレスなく安心して快適に過ごせる環境をつくるためのクラウドファンディングに挑戦します！馬たちが余生を堪能出来る牧場運営のために、ぜひキャンペーンの応援を宜しくお願いいたします。
【募集概要】
◆主催：NPO法人アヴニールファーム
◆期間：2022年3月25日（金）〜4月30日（土）
◆目標：200万円
◆寄付金使途：引退場のための放牧地3か所の整備
◆御礼・特典：寄付者限定ノベルティや寄付者銘板に加え、施設完成セレモニーや所有馬のバースデーパーティへのご招待権を提供予定です！
※御礼・特典の組み込みの兼ね合いで、寄付ボタン5000円以上から設置していますが、少額の寄付からでも受け付けております。
※寄付フォーム上では自由記述でも金額を設定いただけますので、ご検討いただけると幸いです。
Story
ほとんどの馬達が殺処分されている現実を変えたい
私たちは、競走馬が引退した後の処遇を、少しでも改善される為に、1頭でも多くの馬達を迎え入れ、またより多くの方々に馬の魅力を伝え、より良い環境で馬達が余生を堪能出来る牧場運営を目指しております。
現在の活動としては、所有馬5頭をはじめ合計13頭の馬達を養老牧場として飼養しております。所属する馬の中には、養老馬はもちろんの事、現役競走馬を引退して間もない馬達の休息の場所としての一時預かりや、怪我や病気をした馬達がケア目的の為に一時的に当牧場を訪れる馬達もいます。また、セカンドキャリアの為のスキル修得の場所としても活用しております。
また、当法人の所有馬を中心に、ふれあい体験や体験乗馬といった観光牧場、関連学校などからの研修生の受入れや、将来馬の仕事に従事したいと考えている若い世代の研修の場所としても活用しております。馬を活用した専門職（マッサージ、セラピー、テーピングなど）の方々の、スキルアップをする為に、馬の提供も行っております。
その他、職業体験や厩務員体験、ジュニアも含めた乗馬レッスン、馬に関連するセミナーや子供達を中心にした無料乗馬イベントの定期開催などの活動を行っております。
開業間もなくトラブルが発生！
多くの皆さまに支えていただいた馬場の地質改善工事
馬場の地質が悪く、雨が降ると2,3日馬場の水がひかない状況にみまわれました。やむを得ず運動などに使用するものの、馬場状態は更に悪化し、粘土質の土壌が表面にどんどんとあらわれ、とんでもない状況に…馬の足元は泥や粘土で覆われ、運動や放牧が終わると、毎回馬の蹄を洗浄せざるをえなくなり、馬の健康にも悪影響を及ぼす形となりました。開業間もないという事もあり、応援していただける皆様に協力をお願いし、馬場の地質改善工事を実施させていただきました。
工事に関しては、馬場を掘り返し、馬場から側溝に向けて数本のパイプを埋め込み、しみ込んだ地中の水をどんどん排出する仕組みと、粘土質の地表に改良剤を使用し、固い地質に改善。その上に土と水捌けの良い、川砂を敷き詰めました。結果、以前は雨が降ると2,3日ひかなかった水が、2時間もあれば水が引き使用出来る状態になるほどの、大改善の馬場となりました。馬は頻繁に砂浴びをしたり、嬉しそうに走り回ったりする姿などが、多く見受けられるようになりました。
馬一頭一頭の環境を大切にした牧場づくりの一歩を阻むもの
アヴニールファームでは、馬たちの目線に合わせた牧場運営を大事にしています。広い敷地に何頭もの馬を一緒くたに解放することは、一見ポジティブな環境とも思われますが、実は馬社会では上下関係がはっきりと出ることも多く、場合によっては馬に大きなストレスがかかってしまうリスクもあります。馬が心身ともに健やかでいるための環境づくりは、開業から2年が経過し、非常に需要を感じる中で、養老牧場として放牧地の整備が追いついていない現状があります。
今後も、怪我をした馬や、リトレーニングが必要な馬、行き場の無い馬達を受け入れていく中で、まずは放牧地の増設が必須と考えております。現在、タイムスケジュールを組む中で、放牧を実施しておりますが、決して1頭1頭が放牧時間を満喫出来ておらず、当法人が考える養老牧場としてのコンセプトとかけ離れていく事は避けたいと考えており、まずは牧場そばの空き地を賃借いたしました。そして、放牧地として活用できる様に整備を進めていきたいと考えておりますが、資金的にもまだまだ力がついておらず、皆様方に御協力をお願いする次第であります。
今後実現したい3つの展望
大自然の中で、風にあたりながら、のんびりと安全に暮らせる事が出来る牧場作りを目指しております。その為に、今春から新たに賃借した荒れた土地を、放牧地として整備し、少しでも開放された場所で日々の生活を堪能できるように以下3点を実現したいと考えております。
より良い環境の中で、馬達が余生を堪能出来るようにする
地域の子供達を中心とした、社会体験の場としてさらに充実させる
馬業界の未来の担い手となる学生や馬関連の技術を修得しようとする方々が、スキルアップの実践が出来る場所として提供する
代表メッセージ
特定非営利活動法人アヴニールファーム理事長の小田上都美と申します。この度は、当法人へのページをご覧いただき誠にありがとうございます。
約2年前、個人事業主として開業いたしましたアヴニールファームは、馬に関する様々な活動に対し、よりスピード感をもって対応できる様にする為、昨年10月に法人化いたしました。
私が開業いたしました経緯につきましては、ふと訪れた乗馬クラブで見た馬達の表情や力強い動きに、勇気と生きる力をいただきました。以降、馬に携わる仕事を自分でしたいと思いながらも、子供を育てる事に必死になり、気が付けば何年も経過。ようやく少し余裕が出来た今、馬に恩返しが出来ないかと思い開業に踏み切りました。
皆様にも、馬の魅力や馬のもつ癒しの力を、体感していただける機会が出来ればと思います。また、馬達が自然の中で、安全にのんびりと暮らすことが出来る牧場運営をめざしてまいりますので、今後とも御協力の程、宜しくお願いいたします。
寄付金の使途
今回の最終目標金額であります、566万円につきましては、荒れた土地の整地費用（重機を使用し、凹凸のある土地を平らに整地する/軟弱な地質を凝固材で固める/購入した放牧柵を重機を使用し埋め込む/購入した川砂を敷き詰める）、放牧柵の購入費用、馬が砂浴び等が出来るようにする為の川砂購入費用、電気・水道の整備費用に使用させていただきます。
今回、目標金額が達成した場合、3ヶ所の放牧地の完成を予定しております。
