イランで障がい者の社会参加を支援する! ミントリハビリテーションセンターにリハビリ用具と車椅子用スロープを贈る

For

NPO イランの障害者を支援するミントの会

ミント 代表パシャイ

Total Amount

¥355,123

/ ¥500,000

178%
100%
  • Total Amount

    ¥355,123

  • Total Donors

    25

  • Remains

    Finished

  • Starting on

    Feb. 19, 2022

  • Finished on

    Mar. 31, 2022

This campaign has finished.

ミントリハビリセンターは、祖国イランの障害者にとって「社会参加の第一歩となる場所、そして仲間つくりの場」そんな願いと覚悟を持って、ミントリハビリセンターを開所します。

Story

2月20日12時より開始しました、私たちミントの会の初めてのファンドプロジェクトにご賛同をいただいた皆様、本当にありがとうございます。

 皆様のご支援により当初の目標額である20万円をわずか3日で達成することができました。このことは大変な驚きでしたが、それ以上にイランの障害者の現状をご理解いただけたことが私たちに大きな自信を与えてくれました。

 「ミントリハビリテーションセンターに車椅子用スロープを贈る」ために設定した目標額20万円を達成した後も、ご支援と温かい応援のコメントが引き続き寄せられています。

 この貴重な支援金はリハビリテーションセンターに必要なリハビリ用具(トレーニング機器)の購入にも充てたいと考えています。イランの障がい者に適切な身体的リハビリテーションを提供するためにぜひとも備えたい用具は、①歩行訓練に必要な平行棒、②車椅子から乗り移ることのできるトレーニング用リハビリ台、③上肢の運動をサポートするレッドコードの3点です。

 残りの期間が数日間残っております。ミントリハビリテーションセンター設立の次の階段を上るために新たなストレッチゴールとして50万円を設定したいと思います。

プロジェクトの期限は3月31日23時までとなります。

引き続き変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

①平行棒は下肢に麻痺のある人が安全に歩行練習をするための用具です。安定感のある2本の手すりは自由に高さを変えることができます。

②トレーニング用リハビリ台は車椅子からのり移りやすい治療訓練台です。この上で寝返りや起き上がり動作の練習や座位での運動がしやすいように適度な固さと広く安定感のある構造になっています。

③レッドコードは吊り下げ式のトレーニング機器の一つです。自由に高さや支える部位を変更できる構造になっているため、さまざまな上肢や下肢の障害に対応して使用することができます。

2022年2月26日

理事長 パシャイ モハメッド

■ミントリハビリテーションセンターの活動を応援してください

みなさんこんにちは。私はパシャイ・モハメッドと申します。2004年、日本で仕事中の事故にあい車いすを使用しているイラン人で、現在NPOイランの障害者を支援するミントの会 理事長です。


事故の後医師から「もうずっと車いす生活になります。一命を取り留めただけでも幸運だと思ってください。これからあなたは、障害者としてのリハビリ訓練をしなくてはいけません」と言われ、目の前が真っ暗になりました。

 「こんな身体で生き続けたくない。死にたい」と、生きる希望さえも失いかけました。その後、神奈川リハビリテーション病院に転院した時でした。ここでさまざまな「身体的障害」を負い必死でリハビリに取り組んでいる多くの方々の「笑顔」を見ました。

それから私は「自分は車いすさえあれば動けるんだ。日常生活が送れるんだ」と自分に言い聞かせて、前向きに生きる気力を取り戻すことができました。

しかし、私の祖国イランでは障害者が自由に外に出られる環境が整っているとは言い難い状況です。バリアフリーの道路や施設も限られているため、リハビリを受けるために外出することすらもできません。

そこで私は、イランに障害者の外出支援のために「ミントリハビリテーションセンター」を立ち上げることを決意しました。

 今回、クラウドファンディングに挑戦し、センターを利用する障害者にとってまず初めの一歩となる安全な使いやすいスロープを設置し、リハビリ用具を購入したいと思います。

 イランの障害者が前向きに生きる気力を取り戻すために、ご支援をいただけないでしょうか。

 ■「イランの障害者を支援するミントの会」

障害者となりリハビリをする私のところに、イランの障害者からたくさん相談や連絡が来るようになりました。私は連絡のあったイランの障害者の人たちに車いすを提供し、リハビリの方法をおしえました。

それまで家に閉じこもっていた、イラン人障害者は外出できるようになったことで、「人生観がよい方に変った」「前を向いて生きられるようになった」という声が届くようになりました。 

4年間こうした地道な活動を続けて行くうちに、イランでこの活動が次第に注目され始めて、介護福祉機器を希望するイランの障害者の数がますます増えていきました。 

継続的な活動を行うためにも組織をつくろうと、NPO「イランの障害者を支援するミントの会」を設立しました。 

今ではイランのバリアフリー全般の普及活動や改良に、更にはピアカウンセラーとして活動しています。 

■「障害者は外に出られない?」イラン障害者が抱える制約

日本では、何の制約もなく障害者の方が家の外にでることができますが、イランではそれができません。イランの障害者は、何か目的がないと外出ができないのです。

 ミントの会が活動を行っているキャラジ市では歩行困難な障害者が利用できるデイサービスは2か所だけです。人口230万人の都市で2か所しかないため利用したい人が利用できません。

 車いすを使用している障害者がリハビリを受けられるようにするためのリハビリ施設が必要です。また、リハビリセンターを利用するにはスロープを使って出入りしなければなりません。 

これまでおいていたスロープは15年以上使い古くなって鉄板は危険な状態で200KG以上ある重い電動車いすの人は使用できません。

また傾斜角度がきついためにいつも誰かに車いすを介助してもらわなければ自分でセンターの中に入ることはできません。センターを利用する障害者にとってまず初めの一歩となる安全な使いやすいスロープはバリアフリーの第一歩で、施設の環境はとても重要です。 

2022年5月、キャラジ市に「ミントリハビリテーションセンター」を開設する予定です。その、センターに入るためのスロープを設置したいと考えています。古い危険なスロープを撤去して、鉄骨でこれまでの2倍以上の13mの長さのスロープを設置します。

 

200Kg以上ある電動車いすを使用しているラヒミさんが使えるように頑丈なスロープ、車いすを自走してセンターに来るプーヤニさんやホセインさん、ゴルバニさん、子供たちが安全に何度も通ってこれるスロープは、新しく作るセンターにとってまず1番に作らなければならないセンターの入り口です。このスロープは「はじめの一歩」となります。

■障害者の自立のためのリハビリ用具

立つこともできない重度の障害者がリハビリを受けられるようにするためのリハビリ施設が必要です。

そして、活動を続けるには資金が必要。

障害者のリハビリに必要なリハビリ用具は障害者が自立した生活(自分の能力を生かし日常生活が自分でできる、外出ができる、社会参加できる)を送るため、障害者の訓練に無くてはならない用具です。

このような特殊な用具はリハビリを行う専門的なスタッフや補助者のもとで行うことでより安全に効果的に身体能力を高め、モチベーションを上げる効果があり、そのための資金と時間、場所などが必要です。

幸い私は障害当事者リーダーとしての知識があり、キャラジ市にリハビリテーションセンターを開設する予定となっています。環境の部分には問題ありません。しかしながら、イランという海外協力活動であり営利ではないため、すぐに利益を生み出すことは困難です。

■障害者の外出支援やリハビリテーションの拠点!ミントリハビリテーションセンター

障害者の外出支援のために「ミントリハビリテーションセンター」をイランに作り、そこを活動の拠点にしたいと考えています。

 障害を持つ方々に週に1~2回、そこに来ていただいてリハビリ訓練をしてもらうと共に障害者同士のコミュニケーションの場を提供する計画です。

健常者の方にはなかなか理解してもらえませんが、同じ障害を持っている者同士で自分の身体の悩み(こういう悩みは一般の方には恥ずかしくて話せないものもありますので)などを気軽に話せるようなコミュニケーションの場はとても大切です。

日本でもそうですが、障害者のための福祉制度や法律を、障害者が知っているのといないのとでは大きな違いがあります。

私も障害者になった後障害者に関する法律や福祉制度について調べたり、人に教えてもらうことで、さまざまな知識を得ることができました。イランでも同じようにイランの法律や福祉制度を伝え、今まで日本で学んだ福祉制度の知識が応用できないかと考えています。

私が負った障害は脊髄損傷ですが、車の運転には車いすから運転席に乗り移る「乗り移り」ができなければいけませんが、この「乗り移り」が簡単ではありません。車の乗り移りを訓練する場所がイランにも必要と考えています。

私はこれができるようになって本当に今は自由にどこにでも自分の車で外出することができるようになりました。障害者が、不便を感じずに日常生活を送ることができるように、訓練できる場が必要不可欠です。

■障害者の「社会参加の第一歩の場」を届けたい!

私たちミントの会は、イランの障害者が、自分の可能性を感じ、活かし、大切にしたい生活を笑顔で送れる尊厳ある社会を目指して活動を行っています。

イランの障害者が住み慣れた地域で生き生きと生活ができるように、さまざまな立場からリハビリテーション支援を行います。

ミントリハビリテーションセンターは、祖国イランの障害者にとって「社会参加の第一歩となる場所、そして仲間つくりの場」そんな願いと覚悟を持って、ミントリハビリテーションセンターを開所します。

今回集まった資金の使い途はミントリハビリテーションセンターのリハビリに利用される用具でこの用具を使うことで歩行困難の障害者が歩行訓練をおこなえます。また車いすを自分で動かし、乗り移りをするときに大切な腕の力を鍛えることができます。

脊髄損傷のホセインさんは車いすの乗り移りの時、自分で乗り移りができないため息子さんに会社を休んでもらい車の乗り降りをしています。

自宅で寝たきりで過ごすハッサンさんはリハビリに行くことができず、この狭いベッドの上で鳩を眺めながら1日を過ごしています。

これらの障害者が「ミントリハビリテーションセンター」を利用できるようになることで、生活の質が向上し本人も家族も生きる希望を持つ事ができます。

リハビリ台の上で行う訓練は、運動療法という体の隅々の筋肉や関節の状態・バランスをみながらリハビリを行なう療法で、日本では一般的ですが、イランでは物理療法が多く体に直接触らず電気やマッサージをするリハビリが主流となっています。

平行棒で行う訓練は、足の力が弱い人やバランスがとりにくい人の歩行を訓練するもので、足の変形がある障害児がバランスよく歩けるようになるために必要です。

ミントリハビリテーションセンターでは一人一人の体の状態を理学療法士がみて、動き方を教えるきわめて専門的なリハビリを行うために、リハビリ用具を理学療法士が使いながら障害者の生活に役立つリハビリを行います。

レッドコードの訓練は、日本のリハビリデイサービスで利用されているリハビリ用具で、天井から吊り下げられたレッドコードを使って体のバランスを取りながら、体幹や腕を鍛える効果があります。

理学療法士と補助スタッフの人件費は、団体の活動資金の方からまかなわれます、そして事業を継続するために、より効果的なリハビリを行うことがキャラジ市内で広がることで、アルボルズ州の許可がえられ登録者が増えて、センターの運営がスムーズになります。

身体的な障害をすべてなくすことはできませんが、障害者が社会の中で活動できるようにすることはできます。

どうかご賛同頂きましたらご支援のほどご検討ください。

■最後に

普段私は、日本とイランを行ったり来たりして両国の障害者や家族、そして行政と話をし、相談しながら毎日を過ごしています。

自分も脊髄損傷という障害を持っているので大変なこともありますが、自動車を運転して買い物などにも出かけ、街の中で障害者がどのような生活をしているのか知りたいと思っています。

もし自分や家族が同じように状況になったら・・・。

障害を負って4年間もベッドの上から離れられない生活、小さな小部屋で食事だけ与えられる生活、障害を持った自分は「自分の行いが悪かったからではないか」とリストカットを繰り返す人生、そういう障害者の実態を知るにつけ、いてもたってもいられません。

現地での活動で感じた障害者のすがるような思い。動くことができずただ床ずれができ、見守るだけの家族の不安な表情。共にリハビリを行うのであれば日本の力を使ってもらいイランの障害者の生活を良い方向に向けていきたい。

日本のリハビリ方法を真似してもらうのではなくイランの伝統的なリハビリを生かしつつ、一人ひとりにあったリハビリをおこない生活がよくなることを大切にします。

自分自身も家族のために働く身、収入を削って活動することになります。障害者を支援するための時間や労力にかかる費用は大きな負担になります。

それでも私はイランの障害者のリハビリを進めたい。

“私たちミントの会が目指す障害者の未来は明るい。障害者と家族が社会の中で生き生きと暮らせる社会“

イランで暮らす在宅障害者と家族に力を貸してください、そして障害者を取り巻く人たちの笑顔、達成感を一緒に感じられるようになるために力をお貸しください。

 私はあまり言葉で気持ちを伝えることがうまくありませんが、思いが少しでも伝わり賛同頂ければ幸いです。

 最後までお付き合い頂き本当にありがとうございます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について

必要金額に達成しない場合の差額は自己資金で補い、予定を延長するなどして資金を計画します。

プロフィール

在日イラン人で車いすを使用する障害当事者

障害当事者リーダー

ピアカウンセラー

バリアフリー当事者リーダー

2010年から現在まで、イランでホームケア(リハビリ研修会・自宅訪問活動)とキャラジ市のバリアフリー活動を実施

■クラウドファンディングで実施する活動と費用

スロープ設置 20万円  リハビリ用具 30万円

■スケジュール

2022年

1月 スロープ設置場所の整備・工事見積

2月 設置工事開始

4月 リハビリ用具購入

5月 ミントリハビリテーションセンター開所式・利用開始

■ご支援者の皆様へお届けするもの

1,000円

【支援に感謝!応援コース】

・心を込めたお礼状(mint letter)をお送りします

パシャイ代表からの メッセージ

・ミントの会の会報をお送りします

3,100円

【ミント(310)リハビリセンター応援コース】

・パシャイからコメントメールをお送りします

・心を込めたお礼状(mint letter)をお送りします

・ミントの会の会報をお送りします

5,000円

【イランの障害児の子どもたちの絵かイスラムカレンダーをお届けするコース】

・イランの障害児の絵カード(3枚)またはイスラムカレンダーをお届けします。

この絵とカレンダーはイランの障害児デイサービス「アフターブ」の子供たちが手を使ったりひもでなぞって描いた植物や食べ物の絵です。障害児が社会活動や学校に参加するための身体的、精神的レベルの能力向上のため、理学療法士・作業療法士、特別支援の教師が中心となって様々な学習方法を行っている通所デイサービスセンターで、約100名の子供たちが通っています。小児クリニックに併設され、代表者は小児科女性医師バファル氏です。

 ・パシャイからコメントメールをお送りします

・心を込めたお礼状(mint letter)をお送りします

・ミントの会の会報をお送りします

※絵カード(3枚)とカレンダーのどちらをお選びいただくかは、後日メールにてご相談させてください。

 

10,000円

【イランの障害児の子どもたちの絵とイスラムカレンダーをお届けするコース】

・イランの障害児の絵カード(3枚)をお送りします

・イランの障害児の絵が描かれたイスラムカレンダーをお届けします

・パシャイからコメントメールをお送りします

・心を込めたお礼状(mint letter)をお送りします

・ミントの会の会報をお送りします

31,000円(ラッキーな数字)

【ミント(310)リハビリセンター全力応援コース】

・ミントセンターの銘板にお名前を掲載します。

※掲載するお名前は、後日メールにておうかがいいたします。

・イランの障害児の絵カード(3枚)をお送りします。

・イランの障害児の絵が描かれたイスラムカレンダーをお届けします。

・パシャイからコメントメールをお送りします

・心を込めたお礼状(mint letter)をお送りします

・ミントの会の会報をお送りします

どうぞよろしくお願いいたします。

NPO

イランの障害者を支援するミントの会

08034963423

https://www.mint-assist.com

Representative:パシャイモハメッド

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