Story
10年くらい前までは、誕生日は自分の為に過ごす日でした。
お気に入りの服を着て、
好きなものを食べて、
自分へのご褒美に好きな事をして1日過ごす。
今もそういうのも好きだけど、生かされていることに感謝する気持ちは、年々大きくなりました。今ここにいることの全てが、奇跡。自分の環境も、周りの人々との出会いや繋がりも、自分の健康も。
そういう感謝の気持ちを、カタチにする日にしたいと思って、バースデードネーションをします。
ここ数日、支援先について相当悩みました。
悩んだ結果、今の自分に最も身近に感じられることにしようと思いました。誕生日は毎年来るので、その時の年齢にあった支援を、と。
今の私は子育て真っ最中なので、健康に当たり前のように日々を過ごせている我が子の環境に感謝すると共に、そのことについて家族で考える機会にしたいと思いました。
テストの点数がイマイチでも、
逆上がりができなくても、
サッカーが上手くなくても、
兄妹喧嘩が絶えなくても、
元気だから、いいじゃん。
毎日笑って学校行って、友達と遊んで、泣きながら宿題したりバレエやサッカーに取り組んだり。
この普通に思える毎日を、決して当然だと思わず感謝するために。
そして病気の為に私達のような日常を『体験』する機会をもつことができない子ども達に、少しでも何かできたら。笑顔に繋がる活動ができれば。そういう子ども達がいるのだという事をうちの子たちにも気づいて欲しい。今後の人生で、友人が突然病気になったり、重い病気を抱えて生活している新しい友と出会った時に、その方々との関わり方を自分の頭と心で考えて欲しいのです。もちろん、自分自信が患ったときにもぶれることなく自分の足で、目で、前を向ける人であって欲しい。
小さなきっかけ作りの日に、したいと思います。