コンピューターグラフィックスで作る3D花火の動画で花火演出を競う大会です。
デジタルで創る花火だから、
(1)花火師でなくても花火演出を創れるので個性豊かな斬新な花火演出が期待できる。
(2)普段なかなか会えない家族、友人ともオンラインで一緒に楽しめる。
など今までにないエンターテイメントの可能性があります。
その競技大会(2021年11月6日開催)に向けたご支援をお願いします。
前回大会(第1回シミュレーション花火競技大会)の動画:
https://www.youtube.com/watch?v=CA3Axb0qAfo
ウェブサイト:
Story
「シミュレーション花火」ってなに?
夏といえば花火。赤色と青色が二重になった花火、ハートマークの花火、予想外な動きの花火…、皆さんそれぞれ色々な花火を見た想い出があることでしょう。ところで、花火は毎年進化しているのをご存じですか?
歴史をさかのぼること約1400年前の西暦600年頃、中国で黒色火薬が発明され、花火文化が始まりました。当初は軍事目的で使われましたが、次第に爆竹文化が生まれ、その後18世紀以降の科学技術の発展で新しい火薬が発明されたことにより色彩が豊かになり、様々な種類の花火が登場しました。
そして現在、花火はデジタル技術によって進化しようとしています。コンピュータを使って音楽とシンクロで打ち上げる花火は、全国各地の花火大会で人気になっています。
このコンピュータで創った打ち上げ演出を動画にした作品を、私達はシミュレーション花火と呼んでいます。このシミュレーション花火が、近年、実物花火とは異なる新たな芸術として知られるようになってきています。花火演出のクリエイターは、英語圏ではPyrocreatorという職業として知られていて、シミュレーション花火の作品が動画共有サイトに多数アップロードされています。日本人による作品も増えてきています。
シミュレーション花火の作品ってどんなもの?
シミュレーション花火を少しご説明しましたが、初めて聞く方にとっては、シミュレーション花火がどんなものかイメージしにくいかも知れません。花火が開いたときに放出される光の点を「星」と言いますが、この星を、どのタイミングで、どの方向に、どんな色で放出させるかなどをプログラムし、花火演出を作っていきます。3次元のコンピュータグラフィックスなので、本物の花火によく似た演出を表現できます。
百聞は一見に如かずです。前回の第1回大会の作品をYoutubeに公開していますので、下のリンク先のシミュレーション花火作品をご覧ください。
第1回(2020年開催)シミュレーション花火競技大会 受賞作品
https://eh.almg.tech/ni/comp/prev/
シミュレーション花火の将来性
実物でない花火なんて花火じゃない、という声も頂いていますが、シミュレーション花火だからこその魅力があります。
1.皆さん一人一人が花火演出のプロリューサーになれる
実物の花火を作るには、花火工場に入社し、長く経験を積むことが必要とされます。しかしシミュレーション花火ならば、ソフトウェアの使い方さえ分かれば、花火師ではない一般の人も作品作りができます。絵を描いたり、動画作品を作るのと同じような感覚で、自分だけの花火を表現することができます。選曲が上手な人もいることでしょう。演出が上手な人もいることでしょう。皆さんの得意分野を表現する1つの形として、今後、シミュレーション花火が、デジタル芸術やエンターテイメントの1つとして、広く普及する可能性を秘めています。
2.遠く離れた人と一緒に楽しめる
今までにも、実物の花火大会の動画を一緒に見ることはできました。でも、できれば一緒に初めて見て「きれい!」とか「すごーい」などと言いながらワクワク感や感動も共有できたらもっといいですよね。シミュレーション花火ならばそれを実現できます。
遠く離れた所に住んでいる家族や友人、恋人、外出が難しい方々(特に長期入院している子供達)をオンラインで繋ぎ、一緒にリアルタイムに最高の花火芸術を楽しむこともできるかも知れません。その感動体験を、場所という壁を越えて、大切な人と一緒に作れるって最高ですよね。
「第2回シミュレーション花火競技大会」ってどんなプロジェクトなの?
国内外のシミュレーション花火作家の皆さまから作品を募集し、芸術性を競うオンラインの大会です。花火芸術の高みを目指す大会とするため、競技形式にしました。2021年11月6日19時からYoutubeでライブ配信する予定です。昨年開催した第1回大会では、日本、台湾、マルタなどからご応募いただきました。大会には、課題曲部門、単発部門、自由曲部門の3つの部門があり、選曲、打ち上げ演出、斬新性、作品名との合致性の観点から審査を行います。
シミュレーション花火師が、コンピューター上で試行錯誤して作った作品の数々は、とても見事です。大会主催者である私達も、昨年の大会でライブ配信しながら胸が熱くなりました。
昨年の第1回大会で、応募された方と視聴者からいただいたコメントをご紹介します。
めっちゃ最高な企画ありがとうございました!どれも素晴らしい作品ばかりでした!
素晴らしい企画ですね。自分も作成している作品があるので 是非参加してみたいです。
花火、本物の花火らしさはありつつ、デジタルの非現実的な美しさもあってどちらの良さもあるようで素敵でした。
デジタルでも、花火が散りゆくさまが、美しい作品もあったり、カラフルで素敵でした。
審査員審査のほかに視聴者審査もあり、一般の方々が、お気に入りの作品にオンラインで投票することができます。このような審査ができるのは、オンラインで開催するこの大会ならではの特徴です。
解決したい課題
ここまでご説明してきましたように、シミュレーション花火には、(1)皆さん1人1人が花火演出のプロリューサーになれる、(2)場所という壁を越えて大切な人と一緒に楽しめる、という特徴があります。私達は、シミュレーション花火を通して花火芸術の高みを目指しつつこれらを実現するため、競技形式で大会を継続してきたいと考えています。
一方で、この素晴らしい芸術を多くの方々に見て頂きたいので大会の観覧は無料としています。花火玉を購入する必要がなく、オンラインの開催で会場費も掛からないので、予算は花火イベントとしてはとても安いです。しかし、まだ知られていない分野のため協賛を得るのがとても難しい状況にあります。
この大会が資金面に独り立ちするまで、まずは今年の第2回大会の運営に必要なお金をご寄付いただけないでしょうか。あなたのお力を貸してください。
頂いたお金の使い道
頂いたお金は、下に挙げる目的で大切に使わせて頂きます。
ポスター制作費、チラシ制作費
ライブ配信に必要なパソコンのレンタル費用
WEBサイトを運用するサーバーのレンタル費用
郵送費などの実費
お礼
本大会のライブ配信動画および弊協会ホームページにて、ご寄付頂いた方としてお名前(お好きな名前でok)をご紹介させていただきます。
どうか、このシミュレーション花火競技大会をご支援ください。よろしくお願いします。